崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

偽り(?)の政治

2018年03月20日 05時35分29秒 | エッセイ

 友人の文化人類学者の末成道男氏から「おくればせながら」と頌春メッセージが届いた。貧血で入院したが今はお元気であるというお便りが嬉しい。葉書の余白に本欄FBの愛読者であること、「あれだけ広く深い内容は発信するのも大変なのでしょうね」と書いてあった。なんと励まされる言葉であろう。
 ロシアではプーチン氏が4回目の大統領当選、習近平国家主席100%当選などのニュースをみて、冷戦時代の構図に戻った気がする。韓国が38度線から休戦線・軍事境界線が赤と白の境界線として大事にすべきだと思った。しかし最近の状況では韓国や日本も不安である。韓国の「親北」が境界線を壊すのではないか、日本の偽り、誤魔化し(?)の政治が独裁化するのではないか、不安が湧いてくる。王朝時代の奴隷臣民史が長かったので市民の「臣民」へはそれほど抵抗がないだろう。民主主義のマジノ線を引くべき時である。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿