崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

「靴と花」「乗口」「降口」

2007年03月30日 06時40分19秒 | エッセイ
 バスの窓からいつも気になるのが「靴と花」という店の看板である。縁の遠い二つをくっ付けたように感じてしょうがない。私の靴のイメージは美しいとかおしゃれとはほど遠いもの、なのになぜ花と一緒に商売をするようになったのだろうか。もしかしたらイタリアの形をしたしゃれた靴を花で飾って展示しているかもしれない。しかし店は歴史古く、しゃれたイメージでもなさそうである。
 昨日クリスチャンホームに午餐会に招待されて主人の堀氏がその「靴と花」の店の方を知っているということでその旨聞いたが謎は解けなかった。また彼女はわがマンション前のバスストップに建っている「乗口」という表札の家の方とも知り合いだという。彼女は「降口」という苗字の方も知っているという。私の謎はどんどん増えていく。日本の街を歩くと楽しい。そんなことがが話題になった。

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5 コメント

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不思議な日本… (朴仙容)
2007-03-30 09:57:23
 崔先生が日々感じる日本、それに触れることができ、ちょっと愉しいですね。日本にどっぷり浸かって生きる私には見えないものを、先生が感知する様子に、ふと考えさせられます。

 私は日本の『美』や『不思議』に、鈍感になっているようです。これからは目を見開いて「美しい日本、美しい韓国」をたくさん知ろうと思っています。
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昨日は有難うございました。 (堀 登美恵)
2007-03-30 10:11:47
毎日 楽しみに読ませて頂いています。
先生ご夫妻の暖かいお心、真理(神)を基とする
深い人生観、私達が求めてやまない、人の姿、
沢山のご苦労の有られた事だと思いますのに、
いつも穏やかでおられる美しさ、に感動さえ覚えす。また、美しい物、古い物を愛し、いとおしまれながら
されるお話の楽しさに、いつも時さえ忘れてしまいます。昨日は楽しい時をありがとうございました。
これからも、沢山の楽しい、主にあるお交わり、
よろしくお願いたします。ミミちゃんによろし(?)
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Unknown (崔吉城)
2007-03-31 07:06:05
お二人のコメントありがとうございます。これからも関心をよせてくださり、ご意見をお聞かせください。共に時間を共有し、いろいろ人生や感じていることなどを話し合うのはすばらしいし、元気になります。その会話の中からいろいろなことを学べることもすばらしい。人間大好き。
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ソウルに (上田崇仁)
2007-04-01 15:35:56
ソウルに、「貴金属とカルグクス」という店があって、入ったことがあります。僕と妻がカルグクスを食べている横で、ローレックスを買っている人たちがいて、不思議な思いをしました。
靴と花、という取り合わせも面白いですね。
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カルグクス (崔吉城)
2007-04-02 08:18:48
 貴金属とカルグクスとの組み合わせ、カルグクスは何かしゃれた外来語と思ったが韓国語であることに気がついた。日本のウドンに似ているメニュ칼국수である。
 韓国では食堂や喫茶店に汚い店名をつけていることが多い。「糞」「豚の糞」などが目立つ。それは人の目を引くためのものである。しかし「靴と花」は歴史古い。店を作った時の事情があるようである。
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