夕食を伴った74歳の男性とあることを一緒にやる気持ちになった。私が2ヶ月後の日程を提示したら、彼はあまりも遠い日程だという。私も日本人が慎重に計画する時「それなら22世紀にやりなさい」と皮肉し、せっかちだと言われるが私より早く実行する人に会って驚きながら聞いた。彼曰く、70歳を過ぎてからは命が短く感じ、焦るようになったという。しかし彼は祖先と子孫を大事にし、そのために余生を過ごそうとしている。年齢を意識しながらも血統意識によって永遠に存続する人生観が見えてきた。韓国人のような儒教的な死生観なんだなと思っていたところ、実は彼は韓国生まれだという。祖父が朝鮮半島の慶尚北道甘浦に渡り漁港を開発したという。そこで彼は1932年に生れた。
最新の画像[もっと見る]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます