崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

祝賀公演

2010年06月07日 05時56分18秒 | エッセイ
 私の古希記念の祝賀公演が二人に決まった。一人は東京から来られるるヴァイオリニスト野村栄氏、もう一人は韓国・総合芸術大学教授の許栄一氏である。野村氏の演曲名はアメージンググレース(Amaging Grace)とチャルダッシュであり、伴奏は秋山ひとみ氏である。野村氏はウィーン国立音楽大学器楽学科演奏家コースを卒業及び同大学院の修了者であり、ヨーロッパにてリサイタルでデビューしてからアメリカでも演奏活動をして、プラハ弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者である。東京から夫妻が参加してくださるという。彼女に関しては以前演奏会を見て本欄にも紹介し、拙著『下関を生きる』にも写真と共に載せたことがある。
 また韓国からの許氏は宮中舞踊の研究者でもあり、韓国の李朝の宮中儀礼で行った舞踊の「春鶯舞」を披露してくださる。彼女はこの春に東亜大学で韓国の宮中舞踊の研究で博士号を取得した方である。彼女は数多く韓国の宮中舞踊を復元した。その中でもこれが代表的なものの「宮中呈才」である。私の祝賀会が参加者にも暖かく伝わるように期待している。
 目下二つの出版社はその日に間に合わせるために急いでいる。記念論文を楽しみにしている。また著作集1は自分でも最善を尽くしたものである。何冊目まで出せるかは与えられた命によるが、これからも一生懸命する心構えである。 

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