遠隔授業でまた鵜澤先生にお世話になった。食品を買いに寄ったショッピングセンターには「母の日」のカネ―ションが一杯並んでいた。私はその前で家内が買い物が終るまで、母との思い出に時間を費やした。5月は子供の日、母の日、先生のなど韓国では家庭の月という。実年齢80才を過ぎている私が母の話をするのは相応しくないだろうか。有名なピアニストや水泳選手などは母の作品だと言われているが、悪くても良くても母の影響は大きい。私の母は文盲でありながらも私の教育には熱心であった。その時代にはそのような偉大な母が多かった。そんな実例として母親が糸売りに村々を歩き、古い文献を買い求め息子を偉大な国語学者にした話は感動的だった。私もやはり母の作品だった。母は部屋の掃除や片づけなどは母の仕事、私には雑用など一切させず勉強することだけを求め、両班になることを願った。田舎から小学4年生にソウルへ転校させられた。村からソウルの大都会へ移り、ひたすら前進。親孝行は一度もすることなく、親不幸な息子であった。
遠隔授業の確認のために大学へ出勤。鵜澤先生からいろいろ方法を教えていただき、帰宅して担当の講義を録画して送ったが、やはり学生が視聴できるかは確認できない。不安である。夜遅くまで再度トライして疲れた。本日、再度することにする。今朝の毎日新聞に全国大学の苦悩が紹介された。昨日は韓国で先生の日であったことを後に張教授の投稿で知った。コロナ発生源が中国だというアメリカ説。昨日のプライムニュースでは森本氏も中国の言動に怒りを見せた。平静に戻ることを願う。