崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

自粛

2020年05月07日 06時21分11秒 | エッセイ

 情報が溢れる時代、情報キャッチにも気を遣うべきであろう。金正恩死亡説99%フェークニュースで人気を集め韓国の国会議員となった北朝鮮からの脱北者の本人が「自殺説99%」だという。本当か否か、まだ他の媒体では扱っていない。金氏死亡の期待か、ニュースとしての面白さか、信用し難い。朝からヤーフ、ネバー、ニューヨークタイムズ、中央日刊、地域新聞、SNSなどで世界から見えてくる情報は信頼して良いのか、いわばフェークニュースに追われているような状況である。トランプ、ポンペイ氏らのウーハンコロナ人工発源説で米中が対立している。
 コロナから解放されて明るい韓国からの映像を見ながら冒険とも感じる。世界はまだ自粛の期間、昨夜のテレビで櫻井よしこ氏がご自分では自粛期間中、忙しさから解放され、自分自身に戻れたことなど、身の回りの家事や、書類整理、そして内面的なことまで充実した時間を過ごしているという話をされておられた。読書期間のような時、私の旧著『韓国のシャーマン』が香村氏によってSNSで紹介されていて嬉しい。シャーマニズムに関する拙稿が生かされていることに励まされた。