崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

日本映像民俗学会の大会を終えて

2006年02月13日 18時46分36秒 | エッセイ
 第28回日本映像民俗学会が11日12日、下関の東亜大学で大盛況かつ無事に終った。東京、関西、沖縄、韓国のソウル、釜山、馬山、済州島などから映像研究者、マスコミ、TV映像製作者など初日150余名、第二日80名ほど、地域住民がおそらく100人あまり参加したと思われる。11本の映像を製作者などの説明をまじえながら上映された。植民地時代に作られた映像を見るときの問題点として客観性が浮き彫りになった。私は「作る側」と「見る側」の客観性の難しさを指摘した。地域的に関心が高く、朝日新聞と山口新聞にも大きく報道された。