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一日一句(1216)







耳垢はほろと取れたり秋の風






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一日一句(1215)







竜電の中を蜻蛉の自在かな






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一日一句(1215)







闇一枚色なき風の色見たり






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一日一句(1214)







秋風は胸の辺りで鳴つてゐる






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poetic fragment, "Fridge"







Fridge






Dis-moi ce que tu manges, je te dirai qui tu es.
It was just after the French revolution
That an ancient French person said so.
Ce que je mange
Is now in a fridge:
Cocombres by Mr Sakamaki
Tomates by Mr Gotoh
Citrouilles from Adachino.
Every social relation
Starts from eating with.
Liverty
With cocombres.
Love
With tomates.
Hatred
With citrouilles.
In the fridge
Tiny tiny
Pieces of
The Earth.






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一日一句(1213)







うつかりと渋谷で迷ふ盆の明け






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詩的断章「冷蔵庫」







冷蔵庫






ふだん食べているもので
そのひとがわかる
いにしへのフランス人が
そう言ったのは
フランス革命の直後だった
ふだん食べているものは
さしづめ
冷蔵庫にある
坂巻さんのところの
きゅうりと
後藤さんの
トマト
あだち野のかぼちゃ
食べるところから
すべては
はじまる
自由は
きゅうりとともに
愛は
トマトとともに
憎しみは
かぼちゃとともに
冷蔵庫
ちいさな ちいさな
ちきゅうのかけら






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一日一句(1212)







焼香を済ますたちまち秋の風






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一日一句(1211)







敗戦忌欅一本墓地の空






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一日一句(1210)







秋蝉の聲は日に日に遠きかな






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