verse, prose, and translation
Delfini Workshop
動物の苗字
2020-01-03 / 日記

■未明に緊急地震速報で起こされる。朝方まで眠れず、アファナシエフの『ピアニストは語る』を読む。この中で紹介されているソ連出身で米国へ亡命したノーベル賞詩人、Joseph Brodsky(1940-1996)について調べる。詩集がプリントアウトできた。アファナシエフによれば、ブロツスキーは、劣等生で学校を放校になり、それ以来、ロシアでは芸術家は劣等生であることが一種の伝統のようになったという。
ロミーと動物についてメールで話したところ、彼女から、ドイツ語圏の動物のファミリーネームのリストが送られてきた。ずいぶんあるので驚く。biber(ビーバー)、vogel(鳥)、wolf(狼)、bär(熊)、amsel(クロウタドリ)、stier(牡牛)、ochs(牝牛)、storch(コウノトリ)、hahn(雄鶏)など。日本にも、鳩山や虎頭(ことう)、犬井など、動物つく苗字は、調べてみるとかなりある。哺乳類だけでなく蛇や虻、さらには、想像上の動物である龍まで出てくる。ただ、そのものズバリの単独の苗字はドイツ語に比べると少ない。たいてい、そこには動物を含む文脈が存在しているところが興味深い。いずれにしても、洋の東西を問わず、人間社会と動物社会との関わりの深さと古さを物語るものだろう。
午後、大宮に用事ででかける。往き帰りは、Batesonを熟読する。きょうは、地震警報で起こされ、熟睡していないので、通路や場所をよく間違えた。夕方、届いた年賀状に返信を書く。夜は、ロミーに返事を書き、SNS等でイラン情勢の情報を収集する。非常に危ない情勢になっている。
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