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芭蕉の俳諧:猿蓑(29)

■旧暦8月4日、火曜日、

(写真)教育的配慮は経済の物象化に勝てるか?

雑用、午後から仕事に入る。夕方、買い物。今日は蒸し暑かった。

秋風に小顔かしぐるをんなかな

偏人と呼ばれて久しき団扇かな

   
禁酒
瓢箪の功徳を絶つて二三日
   冬月





デイヴィッド・G・ラヌーによる一茶の英訳

first spring morning
my 49th year
of blossoms

kesa no haru shi ju^ ku ja mono kore mo hana

今朝の春四九じゃもの是も花

by Issa, 1811

In the traditional Japanese way of counting age, Issa turned 49 on New Year's Day of 1811. New Year's Day marked the beginning of spring in the old calendar.



鳶の羽も刷(かいつくろひ)ぬはつしぐれ   去来
一ふき風の木の葉しづまる   芭蕉
股引の朝からぬるヽ川こえて   凡兆

■猿蓑 巻之五。芭蕉は、発句がクローズアップされることが多いが、歌仙の7・7も素晴らしい。去来の発句に附けた、脇の呼吸は、鳶の周囲の自然の息吹に触れている。この二句だけで、相当な世界が開けていると思う。凡兆は、ここで一気に、旅の男を登場させる。ここには、前二句の世界と違って、「切れ」があるように感じられる。




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