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Richard Wrightの俳句(53)

■旧暦2月14日、金曜日、

(写真)春夕日

寝る前に荘子を読んでいるのだが、芭蕉の「軽み」が荘子の影響をだいぶ受けていることがわかってきた。仏教も老荘の思想や用語を用いて中国に翻訳受容されたので、非常に影響されているようである。とくに禅宗にこの傾向が強い。老荘のアクチャリティはなにか、を問題意識にじっくり読んでみたいと考えている。




A sparrow's feather
On a barb of rusty wire
In the sizzling heat.


錆びた針金がめくれあがって
雀の羽が引っかかっている

炎天


(放哉)
雀等いちどきにいんでしまった


■放哉の雀が飛び立った後、ライトの針金に羽が残されたような感じを受けた。
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