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Cioranを読む(89)


■旧暦12月25日、水曜日、、蕪村忌、土用入り、初観音

(写真)無題

東電から特定規模電気事業者PPs、とくエネットへの切り替えの提案書を集合住宅の管理組合に提出。6000ボルトの高圧電流に対応している建物なら、どこでも変更できる。現在、中央官庁、城南信用金庫、学校、工場などで変更が進んでいる。



Tout ce qui ne s'oublie pas use notre substance; le remords est l'antipode de l'oubli...
Plus vous montrez d'indifférence au mal, plus vous approchez du remords essentiel. Celui-ci est parfois troube, équivoque: c'est alors que vous portez le poids de l'absence du Bien.
Cioran Le Crépuscule des pensées p. 8 Le Livre de Poche 1991

忘れがたいことはみな、われわれの本質を損なう。後悔が忘却の対極にある。...悪に無関心になるほど、本当の後悔に近づいて行く。後悔は、ときに、あいまいで、ときに名状しがたい。善の不在の重荷を担うのはこのときである。

■後悔は、過去を思い出すことであり、忘却は、過去を忘れて、あるいは、未来も忘れて、現在だけに生きることだろう。古代ヘブライのように、歴史のない社会を想像してみたくなる。そこには、悪はなく善だけがあるのだろうか。




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