verse, prose, and translation
Delfini Workshop
株式会社コールサック社
2006-10-22 / 詩
今日は、PRをしようと思います。今、ぼくも一関係者として、実に誇らしい気分です。本が売れないと言われて久しいですが、売れない本の中でもとくに売れないのが詩の本でしょう。
そんな中、詩人の鈴木比佐雄さんが、後世に優れた詩集・詩論を形として残すという理念のもとに、詩・詩論の専門出版社を立ち上げました。それが株式会社コールサック社です。
鈴木さんは20年間、個人詩誌『COAL SACK』を継続してきましたが、この8月に版元コールサック社を株式会社化し、同時に、コヒョンヒルの記念碑的な作品『長詩 リトルボーイ』を始めとする複数の詩集・詩論の刊行を行いました。
10月になり、株式会社コールサック社としてのホームページを立ち上げました。
このホームページは、通常の出版社の販促活動の一環という位置づけだけではなく、詩誌『CAOL SACK』が詩の運動体として実践してきた諸活動のアーカイブという性格も持ち、コールサックの詩人たちの作品や、韓国・アジア・世界の詩人の紹介、さらには、編集コラムといった多彩なコンテンツを備えています。
現在、工事中のコンテンツもありますが、今後、日追うごとに充実していくでしょう。
今後、株式会社コールサック社は、理念と経済論理との葛藤の場になるでしょう。ただ、理念と経済論理は対立する局面だけではないということは言えるように思います。売れれば、何でも商品にするモラルもなにもない欲望剥き出しの現代において、この難しい命題を引き受ける詩人鈴木比佐雄さんに、ぼくは深い感動を覚えずにはいられないのです。
そんな中、詩人の鈴木比佐雄さんが、後世に優れた詩集・詩論を形として残すという理念のもとに、詩・詩論の専門出版社を立ち上げました。それが株式会社コールサック社です。
鈴木さんは20年間、個人詩誌『COAL SACK』を継続してきましたが、この8月に版元コールサック社を株式会社化し、同時に、コヒョンヒルの記念碑的な作品『長詩 リトルボーイ』を始めとする複数の詩集・詩論の刊行を行いました。
10月になり、株式会社コールサック社としてのホームページを立ち上げました。
このホームページは、通常の出版社の販促活動の一環という位置づけだけではなく、詩誌『CAOL SACK』が詩の運動体として実践してきた諸活動のアーカイブという性格も持ち、コールサックの詩人たちの作品や、韓国・アジア・世界の詩人の紹介、さらには、編集コラムといった多彩なコンテンツを備えています。
現在、工事中のコンテンツもありますが、今後、日追うごとに充実していくでしょう。
今後、株式会社コールサック社は、理念と経済論理との葛藤の場になるでしょう。ただ、理念と経済論理は対立する局面だけではないということは言えるように思います。売れれば、何でも商品にするモラルもなにもない欲望剥き出しの現代において、この難しい命題を引き受ける詩人鈴木比佐雄さんに、ぼくは深い感動を覚えずにはいられないのです。
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