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Richard Wrightの俳句(69)

■旧暦10月1日、水曜日、のち

(写真)芒

山の芒は、さすがに、セイタカアワダチソウと共演していないので、気分が良かった。なかなか平地ではソロで芒のなびく姿が見られない。

今日は夜風が冷たかった。湯豆腐で一息。




A wounded sparrow
Sinks in clear cold lake water,
Its eyes still open.


傷ついた雀が
冷たく澄んだ湖に沈んでいく
眼を開いたまま



(放哉)
雀が来る木が切られてしまつた


■ライトの句、Its eyes still open(目を開いたまま)に惹かれた。情景が目に浮かぶようである。自然界の非情さと、自然のものは自然へ還る掟の清々しさを感じた。放哉の句、残念がっている放歳の姿がどこかおかしい。人間は自然なのだろうか、不自然なのだろうか。その両方なのだろうか。二人の句を読んで、そんなことを思った。




Sound and Vision


Nirvana - Rape Me live


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