「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《540》青ベラ塩焼き…スダチと爽やかに

2009-06-11 07:22:30 | 魚料理
 25センチもある青ベラは、ウロコを引いて、頭を落とし、内臓を除いてから塩焼きにしますたぁ。

 これほどデカいと、ウロコは引いたほうがいいですわ。

 日本酒をヌリヌリして、竹串2本を刺し、まずは、背ビレ、腹ビレ、尾ビレだけに塩。

 手に付着した、残りの塩も使いますよ。

 塩気たっぷりの指で腹の中を1回なぞって、さら~に、皮の部分に、パッパッと2回ほど、5本指すべてを弾くみたいにして、指にちょっとだけ付いてた塩を飛ばす感じ…。皮には、この程度の塩気で十分れす。

 これで、ムダなく、全体に塩の強弱がつけられた、と思います。

 例によって、魚焼き網の隅っこに、竹串を突っ込み(長さを調整してね)網から、ほんの少し魚が浮き上がるようにして、じっくり弱~中火で焼き上げまする。

 完成。皿に盛ったら、スダチを絞りませう。

 指でむしりながら、食べたいですね。

 クセのない純白な身、弾力のある皮に、スダチの酸味と焼かれた塩が、ほどよくない交ぜになって、ほんまに爽やか!鮮烈!そのもの。

 本当なら、これほど立派な青ベラは、洗いが最高っす。20年近く前に、初めて神戸に転勤してきて、水槽から網ですくった青ベラの洗いを食べました。あのころでも1匹1200円はしたと記憶してまふ。

 洗いは、やっぱ、シメたてが一番。

 まぁ、今回のだってね、釣ってから、きちんとシメて血抜きもして、潮氷でギンギンに冷やして持ち帰った魚っすから、薄造り、刺身にはできたと思いますけど、疲れてて、塩焼きにしかできなかった…てのが正解すかね。


 ※さて、木曜から1泊2日で淡路島へ。船のキス釣り取材…てか、ボクシングのWBA世界スーパーフライ級チャンピオン名城信男さん、オール阪神さん、今井浩次さんとサンテレビ「ビッグフィッシング」のロケに同伴でふ。

 放送は7月2日予定ですが、デイリー本紙は6月18日木曜の釣り特集カラー面でド~ン!と扱うつもりっす。ご期待くだされぇ。ほんじゃね。

 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 《539》キス薄造り肝・卵... | トップ | 《541》名城信男ボクシン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿