「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《298》居酒屋放浪癖…あぁ大阪・都島慕情

2008-11-23 15:47:40 | お店にて(飲食店など編)
 三重県へ移動する前に、大阪に泊まったって書きましたよね。

 地下鉄谷町線の都島ってところで下りて、徒歩3分くらいのホテルユーナスという小ぎれいなビジネスホテル。1泊6300円す。

 都島本通り3丁目かいわいを、当然、散策して、よさげな居酒屋、飯屋、鮮魚店を探すわけっすね。この、知らない初めての町の風情を、ブラリと歩きながら、孤独にのぞき見る…これが、意外に新鮮で刺激的で、なんともイイわけっすわ。はい。

 「美味しい魚あります」という張り紙の店は、野菜やお総菜も売っている、まぁミニスーパーみたいな感じのところでしたけど、入り口くぐると、いきなり鮮魚コーナー。

 しかも、丸モノが多い。ここの主人は、魚にこだわりをもってるのが分かりますな。好きなんでしょうね。魚、食べるのがさ。目利きする自分に、つまり仕入れにも自信がおありのようです。

 トラフグ、太刀魚、マハタ…そんな中で、ど真ん中に置かれて目立ったのは、チヌっす。30センチほどでしょうか、1500円でした。ウロコをひいてあるんで、鮮度は、ちょっとね、って感じですが、並べてあることが、なんか釣り人としてはエライ店やわ、と思わせる説得力がありんしたわ。ナハハ。

 ついで、入ったのが、晩飯をかねての大衆居酒屋「大丸」というお店。ホテルの若い女性フロントの子が2番目にオススメの店です。あ、1番目は、遠かったんすが、定休日でした(調べてから勧めてよね)。

 ぐぁ、この大衆居酒屋が良かったのなんの。

 晩の5時過ぎに入って、ざっと見、調理場をコの字に、囲んで30人は座れるカウンター、小あがり座席。半分は埋まっています。奥には、団体、ファミリー用のお部屋もいくつかある様子っす。

 座って30分もしないうちに、混んできやした。イスを詰めます。

 とにかく、活気がある。メニューは壁に黄色の短冊で貼り付けられておりやすけど、パッと数えたら50種ほど。

 関東煮(おでん)は100円と150円。品書き短冊には、「本日のサービス品」ていう赤文字があって、なんと15種くらいもあった。

 生中をまず頼み、オイラが選んだのは、たら白子ポン酢500円、てっさ800円でしたかね。

 ポン酢もみじ、薬味の青ネギもよろしかったけんど、ビックラは、ふぐ。

 そりゃあ養殖もんすが、一応トラフグっす。皮湯引き、アラ身湯引きも少々、肝心の身が分厚い。神戸方面の居酒屋で3~4店、アッシが980~1200円で食べる店はありんすが、そのどこよりも量が多く、身がイカってました。

 「美味いね!」って、目の前の店長が我が意を得たりの笑み。

 「今朝、いいのがあったんで、多めに仕入れたんです。そうっすか、美味いすか。アハアハ」
 
 アッシは、初めての店でも、空いていれば、だいたい店長とおぼしき板さんの前の席をキープしますね。あるいは板場が、なるたけ広く、あっちゃらこちゃら見渡せる席すかね。

 んで、ニラミをきかす(爆)。ただものではナイ、お客かも…って思わす。決して威張ったり、物知りっぽく、嫌みなマネはしませんけどね、オサカナの種類やら、どこそこ産とかの話に、向こうが触れ出したら、ま、やはり、突っ込みますけど。ムフフ(ヤッパ、いやらし)。

 さて、今回のオハナシの本題は、後からきて、右横にひょいと腰掛けた、オジイチャンっす。

 長!

 なので、次回に。

 
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