「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《351》嗚呼!青春のフォーク

2009-01-02 22:00:33 | その他もろもろ
 BS2でやっていた、永遠の音楽、大集合!青春のフォークソングを、最後の夜10時まで見ますたぁ~。

 岡林信康さんの「♪チューリップのアップリケ」に涙しました。

 昔は、そんな泣けるって感じじゃあなかったのに、このトシになって、改めて詩をかみしめると、自然に涙がにじんでしまいまふね。

 南こうせつさんの「神田川」の、あの三畳一間!にも、懐かしさが…。

 オイラも20歳のころ、東京大学の近く、東京都台東区本郷追分の、2階に大家さんがいるスタイルの1階の貸し部屋に、少しの間、住んでいたことがありんす。

 ほんとに三畳。荷物もあるんで、オイラは押入れの下にフトンを敷いてさ、寝起きしていたんす。

 夜中に酔っ払って帰ると、玄関のカギ締められていたんで、窓から入りました。

 イルカさんの「なごり雪」は、阪神淡路大震災の3~4週間後だったでせうか、東京で思い出があります。

 地震で壊れて、立り入り禁止になった三宮駅前の会社から、ちょっと山の方へ行った伊川谷の制作センターの社屋に、ほとんどの仲間が集結。新聞取材の基地にしていたんすけれど、オイラは臨時社会部みたいなところから、急きょ、本来の整理部員として、新聞を作るために東京へ。

 約1カ月、門前仲町とゆ~か、深川のそばの木場という地下鉄東西線の駅がある近くの日本経済新聞社の分室みたいなとこで、デイリーの紙面をレイアウトしてました。

 再び、神戸へ戻る日の朝、オイラは日本中央競馬会の友人から、いただいた9万9990円まで使える、白紙のタクシーチケットを持って、タクシーに。

 ちょうど、雪が降り始めていました。

 この雪が降って、しばらくすれば、春になるんだ…って思いを胸に、そして、さらば東京という感傷もあって、タクシーで東京一周を考えたんです。

 と、言ってもね、そんなに、タダのチケットだからって、お金使っちゃあ悪いからね、東京環状線?っていうんですかね、ま、とにかく、一周。

 そのとき、運転手さんに、神戸での経緯やら、東京での臨時の仕事なんかを話したら、すっかり意気投合。で、タクシーん中で歌ったんが「なごり雪」だったんす。

 最後は、銀座通りを、ほとんど、なめるように徐行しながら、東京駅へ。

 あれから、数ヵ月後には、転勤命令で、またまた、東京へ行くことになっちゃったけれど、忘れられない情景っすよ。

 青春のフォーク!いいっすねぇ~。ううう。

 って、魚釣りとは関係ないオハナシになっちまって…。許してタモレ。

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