子供たちが、果たして釣りが好きになれるかどうか。
オイラは、これまで、釣り場まできていた、チビッコたちの様子を見てて、2つの壁を感じていまふ。
先日、お母さんに連れられて、焼き鳥屋さんへやって来た、アッシの隣の席の、釣り大好きな龍くん(中3)も、驚いたことに、同じ経験を話していますた。
皮もタレ焼きでさ、ウーロン茶のみのみ、もしゃもしゃと20本以上、ペロリと食べながら、「ボクも小さいとき、そう思いました」って、うんうんうなずいてたわ。彼は75歳のオジイチャンに釣れられて、淡路島の一文字へ渡船でわたって、グレとかウキ釣りするんだって。その彼も、「昔」に感じて、克服できた2つの壁とは...。
それは...1つは、エサのムシに触れるかどうか。特に、青ムシ(アオイソメ)ね。
こいつは、小さな口で指を噛むんだ。ニョロニョロ、ヌルヌルしているだけでも気持ちわるいのにさ、指を噛まれたとき、「うぁぁぁぁぁ~!」って、1度、ムシを放り投げて...それっきりになるか?もう1度、拾ってさ、気色悪いのをガマンして、針に刺せるかどうか!
これが、分かれ目でおまふぅ。
2つめ。
運良く、小さな魚が釣れますた。
「かわいい~」とは、誰でも、最初、感じるかも。ガシラやアイナメの、クルンとしたオメメは愛くるしいもんねぇ。
まぁ、そこまではいいけど、次に、針が口に刺さった魚を、ちょっぴり「かわいそう」と感じつつ、手につかんだ瞬間だ!
魚は、子供の、勝手な同情なんて関係なしに、必死に逃げようとして、小さいなりにも、こん身の力で暴れるよ。背ビレなんかで、指や手のひらを刺す!魚からは、もちろん血が出てる。刺された子供の指からも血が...。
「ぎゃぁぁぁぁぁ~」。チクって刺されて、どう反応するか?やっぱり、放り投げて、怖がって泣くか?もう一度、手にとることにチャレンジするか。
ここも、釣りが好きになれるか、トラウマみたいになって、遠ざかるか?分かれ目でおまふなぁ。
人間はね、オサカナはもちろん、鳥に豚に牛なんかの動物や、野菜とかの植物の命をいただいて、昔から大きく育ってきたんだよ...ってことが、頭では理解できても、実際に、命を奪う局面に自分が直面したときに、どう動けるか?ここを克服しないと...ねぇ。幼稚園の子や小学生低学年の子だと、まだ、しんどいだろうか?
まぁ、60歳近い大人の人にだって、生理的に、魚の血とか、針にかかった様子に抵抗感を抱いている方もいらっしゃいますけどぉ。オサカナは、切り身になっていたら、「おいし!」って食べるくせにさ。ひゃはは。
で、この2つの壁...。
君は、時間がかかる子なのか?それとも、たくましく、釣り好きへと一歩前へ進める子なのか?
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