「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

イカナゴのお値段《1639》

2013-03-02 16:15:06 | お店にて(お買い物編)
淡路島の西側海域の播磨灘や、大阪湾でのイカナゴのシンコ(幼魚)漁が解禁され、スーパー、鮮魚店には午前中に行列ができるところも。

やっぱ、神戸方面では春の訪れって感じですかねぇ。

イカナゴの「釘煮」を待っていた人は多いでしょうから。

10キロ以上も炊く主婦だってザラっす。友人、知人、親戚へ配るわけだがね。お中元の前贈りみたいなもんすかねぇ。

イカナゴって、水面を長い群(玉)になって泳ぐのから、 「玉筋魚」って字を書くそうでおまふ。

名前の由来は「いかなる魚の子なりや」。つまり、何の魚の子か最初は分からなかったもんでぇ、イカナゴと呼ばれるようになったんだとか。ふ~ん?

さて、水揚げされた生のイカナゴのお値段は、小売りで激安店なら1000円。神戸のコープでは1600円近くしていることもあったわ。

ほんで、これが「釜揚げ新子」や「釘煮」に加工されると3~6倍にも高く売られるんすよ。

3月1日、コープの「釘煮」は100グラム598円だったし、「釜揚げ新子」も498円していたぞ。

釣り魚料理といっしょでさ、そうした加工の技術を自分がもっていたら、安く上がるのに、世の中にはまだまだ、完成品を買うお客さんが多いね。

あたしゃ、あまりに高いから、買いませんね。閉店間際の半額以下セールでも、やはり、身がへたってますんで、加工がうまくできない経験あるわ。安物買いのゼニ失いって結末、見えてんだわな。

まぁ、釜揚げは難しいけど。オイラもかつて挑戦したら、気をつけていても、団子になっちゃったり、失敗こいてますもん。

居酒屋のマスターでも、ヤワヤワにしちゃってることがあるしぃ。あの3センチあるかどうかのシンコを、しゃっきりと瞬時に塩茹でして、干すのはホンマ、わてら素人には困難みたい。

釜揚げシンコはね、酒場で、大根おろし付きで小鉢1皿300円になったら注文しよぉっと。

釘煮はね、買わない。毎年さ、誰かがくれるのをジッと待ってるんでおまふぅ。あひゃひゃ。


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