いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

セキュリティ更新プログラムが無効となる件について(追記あり)

2010年11月19日 12時34分27秒 | 俺のそれ
自動更新が何故か効かないのですが、解決方法も分かりません。

他の更新プログラムは全て成功しているのですが、何故かこのプログラムだけは失敗に終わっているのです。説明などを引用しますと、次のようなもののようです。

コレです>
.NET Framework4用セキュリティ更新プログラム(KB2160841)
Microsoft.NET Frameworkを実行しているWindowsベースのシステムのセキュリティを悪意のあるユーザーが侵害して、そのコンピュータを完全に制御できるというセキュリティ問題が発見されました。この更新プログラムをインストールすると、お使いのコンピュータを保護できます。


更新履歴を見ると、23回のダウンロード→インストールが試みられましたが、全て失敗。手動でも2回試してみましたが、やはり失敗。

この理由が全く分かりません。

悪意のあるユーザーが、このコンピュータにはプログラムをインストールさせないような特殊なプログラムを送り込んだとか、そういう恐れはあるのでしょうか?
怖いよ~怖いよ~

もしこの更新プログラムをインストールできないと、このコンピュータは悪意のあるユーザーに完全制御されてしまうのでしょうか?


解決方法をご存じの方がおられましたら、是非ご教示下さいますよう、お願い申し上げます。

参考までに、これまで他の更新プログラムはきちんと成功しています。



ちょっと追加ですが:

エラーについては、エラーコード「66A」だそうですが、これが何なのか、全く不明。
ヘルプも役に立たないす。
マイクロソフトの人とか、誰か判る人はいませんか?



更に追加。
「Microsoft.NET Framework 4 Client Profile」の削除をいくら選んでも、削除されません。
一度は、「削除されました」と表示が出ますが、再びプログラムを見ると、元通りに表示されています。そこで「削除」を選んでも、やっぱり同じ結果です。
再起動しても、消えてません。
上の更新プログラムもやっぱりインストールされません。

このような現象は何故起こるのでしょうか?
プログラムの削除を選んでも、これが実行されない、ということはあるのかな?

動かなくなるアプリケーションがあるから、というのが表示されるのですが、それは、一体何かな?
それでも「削除」を続行しているのに、何故か削除されない。
うーん、困った。




「柳田大臣叩き」は報復か何かですか?

2010年11月17日 21時16分16秒 | 政治って?
ただの偶然だろうけれども、よりによって「法務大臣」を徹底的に攻撃というのは、何かの裏があるのでしょうか、と勘ぐってしまいますよね。

法務、検察とくれば、かなりの大臣権限ということになるわけで、そこがどういったアレなのかな、とか。


もう世の中が本当に怖いです。

いつ自分に降りかかるのか、と想像すると、それは怖いですもん。


『シャッターアイランド』を見たけど、ああ、自分もこういうのって分かるなあ、って思いましたですよ。



「sengoku」ビデオ漏洩の闇

2010年11月16日 17時16分45秒 | 俺のそれ
1)尖閣沖衝突事件のこと

これは以前から書いている通り、外交上の対応に問題があった、という立場である。まず、中国側の真意を測りかねるという外務省の怠慢及び失態、というのがあった。刑事手続きに手間取ったのも、政府の外交方針が定まっていない中で、時間が浪費されていった。
民主党代表選にかかり切りとなっていたことも影響していたであろうが、外交安全保障に日曜日や休暇などないのであるから、言い訳にはならない。民主党政権のお粗末さがよく分かるというだけである。ある一線を引いて、方針を決めたのであれば、その当否は別として(事後的に判断するよりないし、時間が更に経てば評価が変わることもあるし)、何でも菅でも、もとい、かんでも、ぐらついたり撤回したり、というのをすべきではない。
前原国交大臣の自爆トラップという説もあり得るくらい、日本の対外的評価は落ち込んだ。当の前原大臣は、今度は外務大臣として事件を引き継ぐことになり、二重、三重の罠に嵌ったわけである。驚異の「ひとり二役」をやってくれちゃったわけだ。政権破壊工作の最大功労者は、この前原大臣である、と言っても過言ではない。

当方の主張としては、
・船長拘束に関して、外務省の怠慢と失態があった
・あのような形で釈放すべきではなかった
・釈放を選んだのであれば、ビデオは公開しておくべきだった
・政権が声明を出すべきだった
と思う。

9月24日>処分保留で釈放なんて~尖閣沖事件

9月25日>尖閣沖衝突事件での対応を考える

10月2日>今更ビデオ



こうした失敗というのがあったと思うが、政権としては、中国との関係改善を望んだことと、ビデオは公開しないと決めたのであれば、それを貫けばよかったのではないのか。ここでもやはり、腰砕けになっているわけである。中国との関係を批判されれば、国内勢力に弱腰(笑)となり、ビデオを見せろ、公開しろ、と要求されたからといって、譲歩を繰り返して結局国会で上演会をする、といった具合に、どれも貫徹できるものがなかった、というのが、菅政権の最大の問題なのだ。

・起訴するつもりで逮捕→簡単に突然釈放
・官邸が釈放を決断した→那覇地検が決めた
・ビデオは非公開とした→やっぱり一部公開に変更

一事が万事、こういう有様なんだ、ってこと。アホじゃないかと思う。
これで、国を安心して任せられる、とか、国民を守ってもらえる、なんて思えるわけがなかろうて。ただ単に「ビデオを公開しちゃったから」「釈放しちゃったから」とかいう問題なんかじゃないだろう。こんなにコロコロコロコロ物事を変えたり決意が揺らいだり、という政権ではオチオチ夜も眠れませんぜ、ということですよ。かなり不安だ、ってことですよ。

じゃ、お前、ここのガードマンな、この門を守っとけ、って立たせておいたら、この役立たずのガードマンが見ず知らずのヤツラを勝手に通したり、入っていいかと問われて、ダメだと一度は断っておきながら、相手がちょっと文句を言っただけで、へいへい通っていいことにしますと訳の分からん変更をしたり、お前きちんと見張ってるのかと確認すると、見張ってるようないないような、そこにいない時もあったかも、みたいな返事をしてくるとか、そういうヤツだったら、どうするの?
こんなガードマンをどう思う?
これでも「安心です」とか言うと思うか?
逆だろ。今後も何をどうされるのか、分かったもんじゃない。
曲げちゃならん所は、曲げちゃならんのだよ。


2)「sengokuビデオ」流出

この問題がここまでこじれたのには、何らかの理由があったはずであろう。
公開は4日夜中で、5日の午前中にはかなり騒ぎが大きくなっていた。犯人は不明であり、捜査をどうするかということについても未定だったろう。

この時点で、大きな二つの勢力があったものと思われる。
便宜的に名付けるものとして、とりあえず「政権中枢派」と「情報操作派」と呼ぶことにする。
政権中枢派は、積極捜査タイプであり、ビデオをネットに流したことを「絶対に許さない」という立場である。主に官邸からの指令を受けて、犯人逮捕及び処罰ということに全力を挙げろ、ということになったのであろう。彼らは、情報操作の一環としてビデオが流されたという裏事情やカラクリを知らない。だから、犯人逮捕に躍起となるわけである。それは政権にあからさまに背いたから、ということだからだ。その張本人を全力で挙げようとするだろう。


もう一方の情報操作派であるが、こちらは、意図的に情報を流すわけであるから、捜査には懐疑的となるだろう。犯人を本気で探索されると、彼らの方に火の粉が及ぶかもしれないから、である。なので、犯人側には同情的という立場を当初からとるはずなのだ。
様々な理由を付けて、処罰すべきでない、というふうに言うはずだ。

公開後の暫くの間は、本気で犯人探しに乗り出してくるとは考えていなかったのではないかと思う。「情報を作り出す」ことさえ、そう難しいことではなかったろう。「出来レース」(疑いの目を逸らせる為の演出)を見せるのも、そんなに困難というものでもなかったはずである。
しかし、ここで困ったことが起こった。

捜査を本気でやり始めたのが、先の「政権中枢派」からの命を受けた警察などだったからだ。裏のカラクリや、情報操作の事情を全く知らないわけだから、それまでの組み上げた「出鱈目」がバレてしまう恐れがある。そこで、緊急事態となったのであろう。捜査を「俺たちが引き受ける、こっちで引き取る」という風に、外部の人間を重要情報からシャットアウトしてしまうだろう、ということ。

その転機が訪れた時期が、恐らく7日前後だったのではないか。この辺りで、官邸周辺と霞が関の偉い人たちの方で、「このままでは済まさん、絶対に犯人割り出しをしてやるぜ」という方向に傾いた、ということだ。

そこで慌てた情報操作派の一派は、一計を案じたはずだ。
それは、告発、という手法であろう。単なる対抗意識みたいなもので、自分たちの組織の潔白を信じて出したのかな、と思ったのだけれども、タイミング的に微妙だったのと、やけに慌てた感触があったのが気になったわけだ。恐らく、出した当の本人は、それが策略だったとは思ってもみなかったのではないかと思う。まさか自分たちの身内が、と。身内を信じていたはず。本人は策だということを知らなかったはず。なのに、情報操作派の策に乗ってしまって、告発した先(笑)はどこだったのか、ということだな。

地元県警からの捜査権限を引き剥がし、神戸地検も出る幕なし、ということにされたのではないかな。

つまり、検察とか警察、というひと固まりで呼ぶけれども、そこには、内部分裂というか内部闘争のような面があって、外見的には一つにして評価したり批判をぶつけたりするわけだが、実際には「操作派の系列」とそうじゃない勢力というものが存在しているのではないか、ということである。
だが、部分的には操作派に関係なくても、同じ意見となってしまう場合、というのもあるわけであり、そういう人たちに紛れ込んでいると主導している人間が誰なのかは、分かり難いのかもしれない。

sengoku38と彼の流したとされるビデオの一件は、異様な事件である、ということは言えるだろう。

あの記者が「さる筋」と言ったのは、そういう顕れではないかな。
そうか、特殊チームの連中が現れて以降、「sengoku38」は名乗り出た、ってことなのだね?



参考>尖閣映像流出:捜査は東京地検 福岡高検から移す方針 - 毎日jp(毎日新聞)



関係あるのか、ないのか判らんけど。

これ、マジ怖い。

【海保職員「流出」】同僚「うらなみ」乗員、ひき逃げされ負傷 - MSN産経ニュース

16日午前8時45分ごろ、神戸市兵庫区兵庫町の国道2号で、オートバイで通勤中の神戸海上保安部職員、東尚平さん(20)=同市兵庫区=がトラックと接触して転倒した。東さんは左足を打つなどして軽傷。トラックはそのまま逃走し、兵庫署はひき逃げ事件として捜査している。
 同署によると、東さんのオートバイに、後方から走ってきたトラックが追い抜きざまに接触したという。
 東さんは、沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突をめぐる映像流出事件で、映像の投稿を告白した主任航海士が乗船していた巡視艇「うらなみ」の乗組員。



本当に単なる偶然ですかね?
口封じとか、脅しとか、そういう類のものではないと言えますかね?




結論は持ち越し、と

2010年11月15日 16時50分18秒 | 俺のそれ
ド阿呆は、何人集めてもド阿呆。

よくあるのが、「分からない者」同士を何人集めて議論させても、「分からないまま」という、ごく当たり前の結論に行き着く。

喩えて言うと、割り算を全く知らない子たち(幼児とか?)を10人か20人くらい集めて、「じゃあ、10000を5で割るといくつになるでしょうか?」みたいに問題を与えたとしても、延々と答えが見つかりませんw~というようなことになるのと一緒だわ。

そんなの最初っから予想できそうなもんなのに、アフォだな。


使えないのを頭数だけ寄せ集めても、やっぱり「使えないwww」。たった一人でもいいので、できる人間がいれば、即、答えが見つかる。
上記の割り算なら、10000÷5=2000が計算できる人が、わずか一人存在しているだけで、時間も労力も無駄にはならずに済むってことだよ。しかも、「計算が出来そうにないのであれば、やめておいた方がいい」と親切心で忠告しているのに、それでも言うことを聞かずに、勝手に突き進んで自爆ですもんね。ハマるのが予想通り、ですわな。


といいますか、初期段階で「この計算はきっと難しいだろうから、やめておこう」という風に、おのれの力量を把握しておくのが当然だろう。できもしないのに、「きっとできるんだ」という自信満々で挑んだ挙句に、「やっぱり難しかったです~、できそうにないです~」じゃ、結果は見えてるわな。そりゃあ、やっぱり「できない」んだよ。


もう一度再掲しておきますか?
7日>尖閣ビデオ流出に思うこと

検察への忠告としては、尖閣ビデオ流出事件の「出所」を深追いすると、本格的に深みにハマることになるから、一層の傷を負うことを覚悟することになると思うよ。墓穴を掘るだろう、ってことだな。
それでも逮捕、起訴までもっていきたい、ということなら、やればいいんじゃないか(笑)。
何かの傷を持つ人間はいるだろうから、取引を持ちかければ「自ら名乗り出る」という役目を担ってくれるかもしれんし。
 


頭のいい連中ってのは、きっと自分に自信があるんだろう。
羨ましいね。
ほんと、マジで。


それにしても、やめておいた方がいいよ、って言ってあげたのにね。


で、困ったので、逮捕決定は「先延ばし」と。
ふーん、そうですか。
収拾がつけられないと、とりあえず「籠城作戦」で時間引き延ばし、ってことですな。東京からは遠く離れた神戸ですから、報道陣なんかの人員を長期間割くというのは難しくなってゆくので、そうやって「振るい落とす」と。そして、いつの間にかフェードアウト狙い、ということかな?
ほとぼりが冷めるまで、待ってますよ、と。それまでは、必死で5管に籠城、と。

航海士が建物から出てくるのが先か、マスコミが周辺から消えていなくなるのが先か、ということでしょうか。人数が少なくなれば、脱出させられるからね。人目に触れさせずに。どこかに行かせてしまえば、「ああ、処分保留で釈放しました」とか(不起訴処分?)言って、終了させられるもんね。

なので、「マスコミの過熱報道」を攻撃対象にさせるよう仕向けるし、わざと週刊誌にも書かせた、という可能性もあるわな。マスコミは酷いぞ、手を引けよ、と。そうすると、自然と5管の周囲からは、「潮が引けてゆく」よ、と。
なるほど、なるほど。
そんなに、財務省官僚集団強姦事件の時のヘマが痛かった、と?(笑)


それと、少しこちらのヒントをあげましょうか。
真似碁って、知ってますか?(笑)
そりゃあ、知ってるよね。こっちの真似の範囲に留まっている限り、「攻められない」ということですわな。なるほど、考えましたな。

じゃあ、らぶましーんは?(笑)

これはちょっと難しいかもね。


まあいい。

自宅から削除した11月5日のアクセス記録から、IPアドレスが判明していたにも関わらず、その特定に動かなかったことの不自然さは、未だに残ってるよ?


籠城作戦には参ったが、まあ、しょうがないわ。
今回は、こっちもヘタ踏んでしまったからな。
ヌカ喜びで、安目にロンと言ってしまったよ(笑)。



ちょっと追加。


逮捕見送りだそうで、さすが、こっちの「手札」を見てるだけのことはあるわ。
早かったじゃないですか(笑)。

虚をつかれたわ。
先送りと、逮捕見送りでは、違いますもんね。
産経記事に引っ掛かったよ(笑)。



司法側にとっての「秘密」(笑)

2010年11月14日 14時26分23秒 | 法関係
出鱈目の捏造調書作成に勤しみ、無実の人間を服役させ、容疑者の供述を即座に漏洩するという、まさに世界に誇れる司法制度を支える、検察官・裁判官の皆様、日々お仕事御苦労さまです。

石川議員の供述内容が漏れ漏れだったのに、東京第5検察審査会の事務局長は極秘扱いという、素晴らしい司法機関の皆様にとっての「秘密」というのは、一体何なのか、ということについて、今日は考えてみたいと思います。


マスコミなんかでは、海保の航海士がネットに公開したとされる所謂「尖閣ビデオ」が、秘密に該当するのかというような論調があるわけです。
何としても逮捕、起訴は避けたい、といった思惑が絡んでいる可能性がありますから、個人的にはそういうのに同調したくはないと思っております。


何となくですけれども、尖閣ビデオは「秘密ではない」といったような貴重なご意見があるようです。その立論をザックリと書きますと、次のようなことです。

①当該航海士(sengoku38)以外の人間も見ていた
②他の職員等が見れないような厳重な管理体制になってなかった
③保護に値しないのではないか


出鱈目調書が通用する素晴らしき司法制度によりますと、何度も取り上げるけれども、鑑定医による秘密漏示罪での有罪判決というのがあります。奈良地裁及び大阪高裁の裁判官がそのような判決を下している、ということです。それに沿って、考えてみましょう。

①’鑑定医以外の人間も見ていたか?→Yes
少年事件で非公開とはいえ、審判に関与した人たちは複数いたでありましょう。医師と少年以外の人間が、鑑定医の持つ資料(鑑定書、供述調書等)を見ていたことは確実です。複数の人間が、それぞれについて見たりコピーしたりする機会を有していた。

②’資料等は、当事者以外の人間が見れないような厳重管理になっていなかったのではないか?→Yes
少年事件の資料が、他の人間が入室不可能な厳重な管理下にあるのですか?ファイルの棚は、全て施錠されていますか?どのような検事・事務官・法務省職員等であっても簡単には入室や閲覧ができない構造になっていますか?
鑑定医に提供した資料全てに番号を付与し、鑑定書作成後に回収して番号一覧と照らし合わせたりしましたか?
どれも、違うんじゃありませんか?
例えば検察官ならば、容易に見ることが可能なのではありませんか?
管理体制なんて、秘密を漏洩してよい、ということにはならない。

③’保護すべき内容かどうか?
これは一概には言えないだろう。当事者や関係者等は多いので、確かにプライバシーという問題はある。が、公益性がない、とまでは言えないだろう。現に、取材によって、その出版物が発行されているのだから。


要するに、尖閣ビデオでのロジックというのは、鑑定医の秘密漏示罪においてもほぼ似たようなものであり、これを起訴したわけであるから、海保職員を起訴しないという理由はないだろう。
そもそも、マスコミをはじめ、法曹関係者たちは「小沢事件」に関連して、「裁判で決着をつければよい」と主張していたのであるから、本件海保職員についても同様に「裁判で無罪を立証すればよい」という理屈になるであろう?
そこで無罪となるなら、「司法制度は機能しているのだな」と誰しも納得できるのであろう?
ならば、起訴して裁判でカタをつければいいではないか。
それが、何故できないのか?



尖閣ビデオでの「他の人間も見ることができた」という理屈は、あくまで職務(ないし身分)に基づいた権限ということであって、不特定多数を意味するものではない。
見たであろう人間というのは、例えば、
・海保職員
・検察職員
・国会職員
・官邸等にいる公務員
・国会議員(閣僚含む)
などであり、いずれも、それら特定の職務の人間だけである。
同時に、全員が業務上の「守秘義務」が法的に課せられた人間だけである。

鑑定医には、手続法上の「守秘義務」を規定する条文はない。刑法134条の秘密漏示罪の職務の人間というのは、特定人物とある職務の人間とのある種「契約関係」にあるものであって、平たく言えば依頼人と被依頼人という関係性があるものについて、刑法上の守秘義務が本来課せられているものである。
しかし、鑑定医というのは、容疑者等の少年との間で「契約関係」、「依頼人と被依頼人」といった関係性にはなく、ただ単に「裁判所の命令(決定?)」によって行われるものであるにも関わらず、「鑑定する立場」として法に規定されていない「守秘義務」違反で有罪とされたわけである。


尖閣ビデオは、複数の人間が見た、という事実をもって、「秘密には該当しない」と主張するのは、根本的に誤りであるように思われる。法的に守秘義務を課せられた職務上の権限を持つ人間が見る(知る)ことをもって、公知とするのは妥当ではない。


保護に値するかどうか、という点であるが、個人のプライバシーの問題というのは、確かに存在しているであろう。現に、奈良地裁や大阪高裁の判決では、少年のプライバシーとか保護者の許諾といった点について言及されていたようであるから(判決文が公開されてないので、報道からの推測です)、その点については意見の分かれるところはあるだろう。そうすると、本件「尖閣ビデオ」においても、個人のプライバシー問題という点について、考慮する必要があるだろう。海保職員の具体的な名前等がビデオ中に存在したり、個人の識別が可能な水準で職員の顔が映っていたりしたことはなかったのだろうか?

テレビ放映されていた映像部分だけ見ても、職員の顔がはっきりと映し出されていたはずである。つまり、この映像には「個人のプライバシー問題」というものが論点としてあり得る、ということになるであろう。安易に「保護に値しない」と結論付けることが果たして出来るのであろうか?
その見解について、「意見が分かれる」ということならば、基本的な部分に立ち返り、「法廷で結論を出せ」というのが本筋ではないか。警察や検察が判決を考える必要はなく、ましてやマスコミなどが「起訴すべきでない」などという人民法廷が如き意見を述べる必要性など、全くない。


数日前に書いた記事で指摘した通り、刑法258条の公用文書等毀棄罪での起訴は可能であるので、仮に国家公務員法違反を問うのが困難であったとしても、起訴そのものができなくなるわけではない。


もう一度言おう。
「法廷で決着をつけよ」

きっと大阪高裁ならば、有罪判決を書いてくれること間違いなし、ではないかと予想しますが、どうでしょうか(笑)。




まあ、悪党どもの巣窟においては、「秘密」とは、「彼らにとって、おおやけになると都合の悪いもの、彼らの権勢に影響を与えるもの」というもので、そういうのはバラすと大変な目に遭わされるが、彼らが都合よく利用して自己利益を図るためのものは秘密とは言わないんだろうね。


理由なんかないのだよ。
単純に、悪党どものルールがそうなっているから、だ。




尖閣ビデオ流出事件~「正義の仮面」が剥がれるとき

2010年11月13日 15時59分44秒 | 社会全般
警告したばかりでしょう?(笑)
一つ出ると、次々とボロが出るよって。

どうにか証言の信憑性を高めねば、と思って、それが墓穴を掘る、と。
手の内を見ているにも関わらずこれじゃ、話にならんだろうよ。かなりのヘボじゃなけりゃ、トランプなんかでも滅多に負けないんじゃないのか?(笑)
まあいい。


入手経路を「あり得る」形にせねばならないということで、一生懸命考えたんですね。で、それが、海保大学校ルート、ということですな。
すなわち、海保大学校にフォルダがあり、それを巡視艇から閲覧&共用パソコンにダウンロードして保存、これをUSBメモリで持ち出し、自分のPCにデータを持って行った、と。

だが、ここにも落とし穴がある。
まず、海保大学校にデータが保存されていたとされる期間は、9月中旬~下旬にかけて、だ。この期間には、全国どこの海保からでも閲覧、ダウンロードが可能な期間であった、ということらしい。
その時に、sengoku38と名乗る航海士がデータを引き出していた、と。巡視艇のパソコンからも、この時期にUSBメモリ接続履歴があり、何らかのデータが引き出された痕跡がバッチリ残っているよ、と。

ふーむ、説明としては、特に問題はなさそうだ、と思うでしょ?
オレはそうは思わんね。

さて、正義感の強い男らしい、sengoku38がどういう気持ちを語っていたか?
「国民は知るべきだ、一人ひとりが判断するべきだ」とか「隠蔽したままでいいのか」ってことだったな。

これがオカシイんですよ。
何故なら、彼には「未来を見通す力」はないはずだからだ(笑)。
巡視艇のパソコンからデータを引き出したであろう人物は、可能性として一人らしい。他の乗組員は「閲覧はしたが、データ持ち出しはしなかった」んだろう?
そりゃ、そうだ。それが普通の人間なんだよ。

ところが、航海士だけは違った。 
データをメモリにコピーしたんだ。
それの何が問題かって?

この男が、どうして未来の予知ができたのか、って言ったでしょう?
それは、「9月中旬~下旬」だったから、なんだよ。
普通、この表現は、9月10日~30日のどこか、ってことだろ? 
で、「中旬から下旬」って言う時は、大体9月20日前後ってことさ。そして、海保大学校にデータが保存されていた期間は、4~5日ってことだった。そうすると、例えば16日~21日みたいな期間ってことになるよね?20日を中心として、前後5日くらい、ってことだ。
そうするとだな、sengoku38がデータをコピーしたのが、最も遅い場合を仮定したとしても19日~24日くらいだった、ってことだろ?
(これより遅いと、中旬なんて言わないで、下旬って言うだけだからだ)

そうすると、sengoku38の航海士は「中国人船長釈放」時点頃には、将来時点の「ビデオ公開はない」ということを知っていたか予期できた、ってことを意味するんだよ。今後に公開がない、って確信がない限りは、ビデオ公開を企図する必然性などないから、だ。
国民に真実を知らせなければならない、と固く信じて、ビデオ映像をコピーしたはずなのに、どうして「公開するかどうか」が一切決まっても判ってもいなかった時期に、データを持ち出したのかな?

おかしいですよねえ?
本当に正義感から、そんなことを考えたんですか?

少なくとも9月下旬時点で、今後に政府はビデオ映像を公開しない、ってことを知らない限り、データを確保しておくなんてことはない、ってことだよ。おいおい、それは、どんだけ予知能力が凄いんだよ、って話だな。

けど、結果を知ってる現時点から振り返って、証言を捏造したりするなら、特別な予知能力なんて備わってなくても、言えるよね。



いいか、そっちがアレだな、ってことの意味が判りましたか?(笑)
すでに、ハマりなんだっての。


巡視艇同僚“数人で映像を閲覧” NHKニュース

asahi.com(朝日新聞社):「映像は同僚が取り込んだもの」 保安官、聴取に説明 - 社会




ちょっと追加:

そっちのシナリオは完全破綻しましたか。


まさか、中国人船長の釈放前なのに、航海士がデータをコピーしたとか言い出すかな?(爆)
もしも、船長釈放後であったのであれば、下旬としか言わんだろうよ、普通の人間は。
なのに、「中旬」ってのは、釈放前からデータを持ち出した可能性が高い時に言うんじゃないのか、おい。

どれほど記憶が曖昧だったとしても、船長釈放後かどうかは確実に憶えているだろう。
日付が正確ではないことはあり得ても、船長釈放前か、後かなんてのは、ほぼ間違いなく憶えてるに決まってるだろ。

何で、こんな簡単なことが気付かないのかねえ。

釈放後じゃなけりゃ、「お咎めなしで釈放」という事実さえ知ることができなかったでしょうが。
それも予知したってか?
sengoku38は、遂にエスパーの仲間入りですか?(笑)

証言の出鱈目と矛盾がいよいよ明らかになったな、ということですな。


何人で対策だか、情報だかを考えているのか知りませんが、使えないおバカが何人いても、無駄なものは無駄、ってことが判ったんじゃないですかね。
こっちの「手札」を見ていてでさえ、これなんでしょう?
こっちは、そっちの手の内が全く見えないんだぞ?


笑うわ。
そっちの陣容を見せてほしいわ、ホンマに。
頭数だけ並べたって、このザマですか?



マジで必死感が漂ってますな(笑)

2010年11月13日 14時16分35秒 | 俺のそれ
だから言ったろう?
ウソをつき通すってのは、かなり難しいんだって。

しかも、ストーリーを考える人間にバカが一人でも入ると、全てがオジャンになってしまうんだって。
「リンゴをコロコロ」なみに、アホだな、ってことなんじゃないですか?(笑、判る人には判る)

弁護士は解任になったそうで。
あれですか、余計なことを喋られてしまって、不都合が生じたので「口の一つ」を封じました、ってな感じですかな?

逮捕してるわけでもないのに、一歩も外に出せないのは、マスコミが群がって質問攻めなんかに遭えば、ボロが出るからですか?(笑)
本人をマスコミの前に登場させたら、そりゃあ大変なことになるもんね。
台無しにされては困るもんね。

けど、逮捕して、身柄を隠さないと、マスコミの追跡を逃れられないもんなあ。
どうする?
逮捕したら、勾留期限を迎えるまで、どうにかせねばならなくなるんだぞ?
起訴なんてしたら、本当に裁判をやることになるんだよ?(笑)



あの任意同行場面以降の行動は、一切出てないですよね?
当人を見た報道関係者だって、誰もいないんじゃないですか?
連れてゆく場面を見ていた「特定テレビ局」の人間だけだったでしょう?
未だに、防犯カメラ映像さえも出回らないし(笑)。ああ、PCで映像を作ってる最中でしたか。



それにしても、そっちサイドには優秀な学歴をお持ちの方々が大勢揃っておいでで、みんなで必死に考えて、ここまで慎重に事を運んできたのに、まんまと引っ掛かってボロを出してしまった、と。

こっちは、たった一人だよ?
しかも、これといって能力もなければ、情報を集める組織力も権限もない、ただのおっさんだぞ?

「自宅から削除した」なんて情報を流したバカは、一体誰なんだ、とか、ひょっとして揉めたんですか?(笑)
そんな情報を出していい、なんて誰が言ったんだ、このド阿呆が!、とか、収拾がつかなくなってきましたか?
で、その漏れた口は、解任された人とかですかね?

テレビ局の記者が(「さる筋」と)発言した内容くらいであれば、動画を削除して、辻褄を合せるくらいできたかもしれませんけど、新聞記事の形で残ってるのは消せないもんね。


だから言ったろう?
墓穴を掘ることになるよ、って、言ったでしょうが(笑)。
あそこで、やめておけばよかったんですよ。
だけど、悔しくて、或いは、優秀さを証明しようとして、ハマったということなんではないですかね。
そりゃ、そうだわな。
こんな、何も持ってないただのオヤジに、絶対に負けるわけがない、と普通は考えるだろう。
その通りさ。優秀さでは、敵わない。
そっちにあらゆる能力が備わっているから、到底太刀打ちできるものではないわな。

だけど、優秀であるが故に、ダメってこともあるかもね。
匂いに気付かないから、だよ。
何の匂いかって?
ネットワークのどこから匂いがするのかって?

ん、まあ、匂いなんかあるわけないじゃん。
そんな鬼のような鼻を持ってるわけないじゃん。
それなら、テレパスとかの方が、まだ使えるじゃん。そっちがマシ。

だよね。
そう、その通り。
直感とか、ヤマ勘というか、雰囲気か空気を感じるというか、そういうことを喩えで言えば「匂い」ってことさ。


頭が良すぎる人たちって、そういう大雑把な直感みたいなのを重視してないか、否定的なんだろうと思うんですよね。
そこに盲点がある、ってことなのでは。


ああ、因みに、個人的経験則からすると、一つボロが出ると、大抵の場合、次々と出ることが多いと思いますけど(笑)。




ついに尻尾を出してくれましたか(笑)

2010年11月12日 18時12分26秒 | おかしいぞ
流出させたという航海士は、「海上保安官なら誰でも見ることができた」って、言ったんだよね?

で、巡視艇の共用パソコンからデータを抜き出したんだ、と。
へえー、そうなんだ。

けど、どうして例の44分画像を選択したのだろうか?
教材用ビデオがいくつも作られた、ということだったんだよね?

何故「検察に提出」したであろう、画像だけをネット上に公開したのだろう?
本当に真実を知らせたい、という人間の場合、恐らくオリジナルと同様の映像をコピーするのが普通なのではないか?


なのに、どういうわけか、「検察に提出」した44分編集画像だけをネットで公開したのだな。
もしオレが犯人で、本当に正義感から公開すべきだと、自らの人生をなげうってまで実行に踏み切ったとしますか。

画像を何時間も見ることなんかできないだろうから、とりあえず、コピーできるデータをちゃちゃっと移すんじゃないですかね?
他のフォルダとか、全部画像を再生して確認できたわけではないはずなのに、どうして「特定のファイル」だけをピンポイントで選び出したのか?

そんなことはないはずなんですよ、普通の人間であれば。
もしも、コピーしたデータを開いてみて、思ったような映像になっていなかったとしたら?
タイトルとかから判断できた、ということなのかもしれませんが、そうであっても、一通りの画像データをコピーするんじゃないのかな。


そうするとだな、公開したい、と本気で思っていたのであれば、完全版をアップするんじゃないのか?
「44分ビデオ」だって、データを分割しないとアップできなかったわけでしょう?
あれって、いくつものカメラで撮った画像データを編集したもの、ということなんですよね?
だとすると、元のオリジナルを分割でアップしたっていいんじゃないの?
手間暇がかかるから大変だ、ということがあったかもしれない。
そうだな。確かにそうだ。

だけど、投稿の練習をしました、っていうぐらい、用意周到に準備をしていた、ってことなんですよね?


解せんな。
どうもオカシイ。

完全版を分割で公開するのがそんなに難しかったとは思わない。
完全版までいかないにしても、もっと見たい部分を含むビデオは何故流さなかったんだろうか?
(例えば身柄拘束のシーンとか)

ヘンだよね?
「検察に提出」したものと全く同じもの「だけ」を、ネット上で公表する意味って何だと思う?
いや、まあ、編集が素晴らしくて、44分版が必要十分な内容になっている、ということはあり得るわな。

だが、そこだけ同じというのが、疑問なんですよ。
ネットで国民に真実を知ってもらおう、って人が、検察提出用に編集されたダイジェスト版だけをアップした、なんて。
そこだけ一致という、妙な偶然ってあるもんなんだろうか?(笑)



供述というのを考える人間が、本当に完璧かどうかは判らんぞ?

asahi.com(朝日新聞社):巡視艇PCから映像、自宅で投稿練習 流出告白の保安官 - 社会


遂にボロが出たな。ここまで、手の内を見せずに頑張ってきたが、アウトだな。

ユーチューブに投稿された映像は、投稿翌日の5日朝までに削除された。保安官は聴取に対し、「ネットで騒ぎになっているのを確かめ、自宅のパソコンで削除した」と説明。「投稿に使用した記憶媒体は、ネットカフェから自宅に帰る途中に壊して捨てた」と話しているという。

へえー、そうですか。
5日の勤務体制はどうなっていましたか?
4日は公休ということでした。5日は勤務ですかね?
そうだよね、朝出勤前に削除しておかないとね、って、笑うな。

引っ掛かったんじゃないですかね、釣り針に。
さて、グーグルさんだか、ユーチューブさんだかに令状を取って、IPアドレスを確認しましたね?
sengoku38が投稿したアドレスは、神戸の漫画喫茶、ということまで判明した、っていうことでしたね?

バカだな。
5日に削除した時、本人が自宅パソコンから接続したのなら、そこでアドレスが一発で判明するんじゃないですか?

そうするとだな、個人がいきなり特定できる、ってことだわな。
漫画喫茶のパソコン履歴からどうの、って、あんまり関係ないんじゃないですか?
削除した時のアドレスに関して、報道が一切なかったのを疑問に思っていたんですよ。同一だったのかどうか、というのを知りたかったが、ずっと堪えて黙っていた。

一方は不特定多数の利用、別な方が特定個人、ということなら、まず、特定個人の方の利用者を割り出すんじゃないのか?
なのに、漫画喫茶に殺到するのって、どう考えてもおかしいわけさ。削除した時のアドレスには一切触れないなんて、ヘンだと思わなかったのか?

で、遂に、ボロを出した、と。
残念でしたな。



どうせ処分保留で終わりですか

2010年11月12日 17時16分43秒 | 俺のそれ
公開で裁判が行われた場合、大変困る人々というのがいるわけですよ。
例えば、ありもしない事件や犯人を捏造したりといった情報操作側なんかがそれに該当するでしょう。
まあ、ぼくは妄想癖の人間ですから(笑)。本気にしないように。


話は変わるけど。

今回も処分保留で誤魔化そうって魂胆でしょうな(笑)。
昨日も例示した財務省官僚集団強姦事件ですが、あの事件はかなりオカシイんですよ。

あとは起訴待ちですか

重大な検察への不信感(追加したよ)

 『で』


今回の一件も、防犯カメラの映像なし、その他情報も一切なし、ってことで、処分保留で終わらせるつもりですかねえ。
ああ、ひょっとして、今大急ぎで撮影中とかですか?(笑)
ビデオ画像も「ビデオテープで遊んでたら、画像データが自然に書き換えられていた」とかかな?
よくある笑い話みたいですな。

裁判は勿論絶対にまずいから。傍聴しにやって来る物好きさんとかが大勢出るからね。証拠捏造くらいならできるかもしれんが、法廷や裁判そのものの捏造なんかになると、それはもう大変なんてもんじゃないですからね(笑)。


事件の具体的な証拠とか、裏付けとか、根拠とか、そういうのが、悉く崩れているのって、どうもヘンなんだよね。

ま、予定通り、マスコミには航海士擁護の機運を高めてもらって、不起訴とか処分保留で終わらせる、と。
そーゆーことですか。



最も違和感を覚えたのは、あの任意同行の映像だった。

それにしても、あんなに弛んでだらしない海保職員なんて、いるもんなんだろうか?

体からは、仕事してる人っていうか、現場にいる緊張感みたいなものが、まるで感じられなかったんだよね。
あんなにダラダラした人間が、整列とか敬礼とか、ピシっとできるもんなんですかね?

体に緊張感が全く感じられないのな。
足の先とか、手の先とか、そういう部分に緊張が行き渡ってないんだよ。
それに、歩く姿とかが、過酷な訓練や厳しい行進なんかを叩き込まれた人間とは、到底思われないのだな。

カッコイイとか悪いとか、そういうレベルでなく、船の上で毎日のように厳しい業務をこなす人間の「体つき」「体の動き」とは思えなかったんだよ。本当にあんな現場の海上保安官なんているんだろうか、ってね。
年齢とか、少し太ったとか、そういうレベルではないのな。
まさしく「体の動き」ってやつだ。
漁師さんだって、もっとキビキビしているんじゃないかと思うけど。締まりのなさとか、船上で仕事をしている男とは思えない。


ま、あれが航海士なんだ、って言われりゃ、そうですか、としか言いようがないんですがね。




尖閣ビデオ流出事件の違法性についての検討

2010年11月12日 15時45分15秒 | 法関係
これまでのところ、家宅捜索の容疑としては「国家公務員法違反」と報じられている。論点としては、国家公務員の守秘義務違反、当該ビデオが秘密に該当するか否か、ということらしい。

参考までに、鑑定書を作成した医師は秘密漏示罪(調書漏出事件についての考察 )で起訴、有罪判決が下ったわけだが、広義のマスコミ(書籍)に資料を見せることが犯罪行為である、と認定された。非訴事件の資料というのが「これは”秘密”なんだ」と検察及び裁判所は言うわけである。そうですか、だったら、マスコミに何でも情報を垂れ流す検察は、どうして罪に問われないのか?
容疑者の供述なんて、誰が知ることができるのかな?
検察官か事務官以外にはいないんじゃないですか?
それとも検察の屁理屈では、遠く離れた人間が聞き取れるとか、テレパシー使いみたいな超人が供述場面を知ることができるとか、言いますかね?
なのに、供述内容が即報道されるのって、どうしてなんですか?検察内部に「タレこみ屋」でも飼っているんですかね?(笑)肥え溜めの悪党どもの理屈では、これらは正当化されるが、検察に許可を得ずに情報をマスコミに流せば、それは有罪と。

何故彼らが訴訟関係の書類を情報公開しないかというと、後から誰かが検証したり矛盾を探し出したりするのを封じたいから、ということではないかと考えるようになった。そりゃそうだわ。何たって、証拠捏造、調書捏造、何だってアリ、というアリアリ・ルール(笑)なら、それは検証されるのを防ぐに決まっている。彼らの愚鈍や不正が暴かれてしまうかもしれないからだ。悪党どもの巣窟では、そういう決まりになっているということなんだろう。さすが、悪党らしいな。


本題に戻ろう。
これまでの報道からすると、国家公務員法違反だけが取り上げられているが、全く別な視点から考えたので書いておきたい。常々言っておりますが、当方は法律関係は全くの素人であり、ただの一般人ですのでご承知おき下さい。


①「訴訟に関する書類」に該当するか

今回流出した映像は、とりあえず「尖閣ビデオ」と呼ぶことにする。これのオリジナルとコピーは、厳密に言うと差があるわけだが、基本的には同等物であると看做せるであろう。例えば、上記鑑定医の秘密の該当性というのは、オリジナルの「調書、資料」等ではなく、あくまでコピーであったはずだからだ。恐らくは、全部コピーされたものであるはずだ。違うのは、医師本人の書いた鑑定書のオリジナルとか下書き書なんかがあれば、これくらいなのではないだろうか。
よって、厳密なオリジナルではなく複製されたものであっても、訴訟に関する書類と看做すことになるわけで、電磁的記録においても、そのような考え方に従うものと思う。

そこで、刑事訴訟法の規定を取り上げる。

▼刑訴法47条
訴訟に関する書類は、公判の開廷前には、これを公にしてはならない。但し、公益上の必要その他の事由があつて、相当と認められる場合は、この限りでない。

ここにあるように、公判前の書類開示は原則認められない、ということである。但し、公益性などの正当事由がある場合にはこの限りではない、という除外規定が存在している。これの違反についての罰則というのはない。

不起訴事件における証拠、調書やその他資料等は、基本的見解として「訴訟に関する書類」という扱いを受ける。なので、情報公開法の適用除外とされている。本件の中国人船長釈放については処分保留(それとも不起訴処分でしたか?)であったけれども、当該ビデオが検察に提出されたという取扱となっており、「尖閣ビデオ」は刑訴法47条でいう「訴訟に関する書類」の要件を満たすものとして考えられるだろう。

 ア)「尖閣ビデオ」は原則として非公開の書類(刑訴法47条の適用)
 イ)47条但書の正当事由は分かれる可能性(公益性ありを主張可能)


②「公用文書等毀棄罪」適用となるか

国家公務員法違反ではなく、刑法258条の適用を検討する。

▼刑法 第二百五十八条  
公務所の用に供する文書又は電磁的記録を毀棄した者は、三月以上七年以下の懲役に処する。

ここでいう公務所とは、
『官公庁その他公務員が職務を行う所をいう』(刑法7条第2項)
である。また、電磁的記録とは、
『電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式で作られる記録であって、電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう』(刑法7条の二)
となっている。本件「尖閣ビデオ」はいずれの要件も満たす。
問題は、「毀棄」の該当性である。
毀棄とは、『文書の効用を害するいっさいの行為』(大谷)とされており、本件のビデオ公開が「効用を害する行為」であったかどうかが争点となろう。

効用を害する、というのは、例えば今後
・法廷での証拠採用がなされなくなる
・検察審査会における議決に予断を与える
等の「訴訟に関する書類」の本来持つ効用を変質せしめる、といった可能性が考えられる。
よって、検察側主張としては、刑法258条適用と言うべきである。

 ウ)公用文書等毀棄罪は成立しうる


③「電磁的記録不正作出罪」適用となるか

恐らく刑法258条よりもハードルが高いだろうと思われたのが、これである。

▼刑法 第百六十一条の二  
人の事務処理を誤らせる目的で、その事務処理の用に供する権利、義務又は事実証明に関する電磁的記録を不正に作った者は、五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
2  前項の罪が公務所又は公務員により作られるべき電磁的記録に係るときは、十年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
3  不正に作られた権利、義務又は事実証明に関する電磁的記録を、第一項の目的で、人の事務処理の用に供した者は、その電磁的記録を不正に作った者と同一の刑に処する。
4  前項の罪の未遂は、罰する。


細かく分けてみてゆくことにする。
a)電磁的記録を不正に作ったか
不正に、というのは、該当するだろう。職務上の必要性があってアクセスしたものではないこと、ビデオ映像について情報管理を厳しくするよう業務上の命令があったこと、等、違反が存在する。USBメモリにコピーした行為は「電磁的記録を不正に作った」と看做すことができる。

b)権利、義務、事実証明のいずれかに該当するか
「尖閣ビデオ」は、衝突事実を証明する映像情報であったことから、事実証明の該当を考えればよい。前述したように、刑訴法47条の書類でもあるから、「事項を証するに足りる文書」と看做すことは可能。

c)事務処理を誤らせるか
これを目的とするので、動機が必要となる。ここで、
『「事務処理」とは、財産上、身分上その他の人の生活関係に影響を及ぼし得ると認められる事柄の処理をいい、業務として行われる事務か否か、法律的な事務か否か、財産上の事務か否かを問わない』
(『刑法等一部改正法の解説』米澤慶治編,p85)
ということであるから、事務処理を行う人を考えてみると、例えば検察官や検察審査会等の起訴するか否かの判断(事務処理)を、尖閣ビデオ公開によって誤らせる可能性はある。
ただ動機としての目的が存在していなけばならず、立証は難しい部分はあるだろう。

 エ)電磁的不正記録作出罪の可能性はあり得る
 オ)「事務処理を誤らせる」目的の存在を立証する必要がある(ので、困難)



以上、①、②、③のまとめ部分ア)~オ)を再掲すると、

ア)「尖閣ビデオ」は原則として非公開の書類(刑訴法47条の適用)
イ)47条但書の正当事由は分かれる可能性(公益性ありを主張可能)
ウ)公用文書等毀棄罪は成立しうる
エ)電磁的不正記録作出罪の可能性はある
オ)「事務処理を誤らせる」目的の存在を立証する必要がある(ので、困難)

となる。


以上から、国家公務員法違反ではなく、刑法258条での立件を目指すべきではないか、ということになろうかと思う。



こちらのサイトは大変勉強になり、参考にさせていただきました。

Unauthorized Access and Penal Law by Hisashi Sonoda & Hiroaki Kitaoka



読売テレビの「山川友基記者に聞く」という動画が削除されてた(笑)

2010年11月11日 13時21分36秒 | 社会全般
昨日の続きなんですけれど、どうも引っ掛かるんですよ。
えっ?何がって?

航海士が自ら名乗り出た、ってことをですよ。
普通の人間の感覚からすると、何となく納得がいかないかな、と。


で、今朝の読売新聞には、こんな見出しの記事が躍っていました。
(ネット上には見つけられなかったので、リンク先なしです)

「sengoku38です」自ら連絡

…記者の説明によると、先週末にビデオ映像流出が発覚した後、「sengoku38」と名乗って連絡があり、指定された神戸市内で面会し、約2時間取材したという。



これを見た人は、どう感じるかな、ってことなんですよ。
犯人とされる航海士は、記者に「自分がsengoku38だ」みたいに、電話をかけたかのように受け取りますよね?
タイトルだって、『自ら連絡』とついてるわけですから、まるで自分の方から「オレだよ、オレ」とオレオレ詐欺よろしく電話して記者に接触を図ってきたかのようでしょう?


これこそが、疑問なんですよね。
だって、自分がビデオを持っているとすると、記者に犯行を名乗り出るくらいなら、最初から「尖閣ビデオ」を記者に渡せばよかったんじゃないですかね、と思いませんか?
自己顕示欲が強力で、自分が英雄的行為を実行したということを自慢したい、というような傾向を持つ可能性はあるのかもしれませんが、だとすると、マスコミに「取材源の秘匿」を依頼ないし厳命して自分の行為であることを公表しないようにさせることになっていたのが疑問に思えるわけだ。だったら、もっと手っ取り早く、ネット上で「オレがsengoku38だ」とか言って、掲示板なんかに降臨すると良かったんじゃないですかね。目的や気持ちや意見なんかを自由に発言できるわけだし、漫画喫茶水準の匿名性でいいと考えていたのであれば、sengoku38を名乗って掲示板に書き込んだ方が、犯人の立場からすると妥当なような気がするわけだ。もしもやっていれば、ネット上では、相当の賞賛を浴びることになったでしょうな。


だが、そこまで自分をアピールしたいとは考えていなかった、ということでしょう?
マスコミにも秘密を守ってくれ、ということで、きつくお願いしていたはずでしょう?

なのに、自分から名乗り出る、という、その行動は矛盾しませんかね?




それと、山川友基記者は大スクープをゲットした、ということかもしれませんが、彼の説明は、このようなものではなかったはずです。
動画が消えているので確認はできませんが、昨日テレビニュースで流れているのを偶然聞いていたのですよ、私も。
山川記者は「sengoku38」と名乗る人物が直接連絡を取ってきた、とは言わなかったんですよ。どう説明したかというと、「さる筋」からの情報提供、ということでした。

これはどういうことか判りますか?
犯人である「sengoku38」の航海士以外に、彼の犯行であるかそのネームを持つ人物が誰なのかを「知っている人間」が、別に存在していた、ということなんですよ。それが「さる筋」ということだ。なので、「さる筋」から情報を聞いた山川記者が、「sengoku38」の航海士に接触を図った、というのが元々の説明だったはずなのです。従って、航海士が何のきっかけもなしに、自分からテレビ局に電話してきて、「オレだよ、おれ」とか言い出したのとは違う、ということです。

なので、航海士は事前に自分が「sengoku38」と同一人物である、ということを、誰かに教えたとか口外したとか掲示板に書いたとか、何らかの痕跡があるはず、ということです。そのことを聞いたか知った人物が、山川記者に直接「sengoku38という男を知っている」というふうに情報を提供した、ということでしょう。

仲介者がどこかにいるはずですよね、という話なんですよ。


ところが、問題の動画は削除され、今朝の読売新聞記事では、まるで航海士本人が自発的に連絡してきたかのような記事になっている、というのは、どうも解せないんですよ。


それから、防犯カメラ映像ですけれども、読売記事では、こうなっていた。

防犯カメラに航海士、投稿の日に受付に姿 (読売新聞) - Yahoo!ニュース

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、動画サイトに映像が流出した今月4日、映像が投稿された神戸市中央区の漫画喫茶の防犯カメラに、神戸海上保安部(神戸市)所属の巡視艇「うらなみ」主任航海士の男性海上保安官(43)が映っていたことがわかった。
 (中略)
 警視庁が漫画喫茶から押収した防犯カメラのビデオを解析した結果、映像が投稿された4日の午後8時頃に、主任航海士が店の受付にいる場面が映っていたことが確認された。この日、主任航海士は公休日だったという。



これを読む限り、ああ、犯人はばっちり映っていたんだな、という印象を受けるでしょう?
犯人確定かな、と。

だけど、警察ではそうは断定してないんですよ。
海保職員、核心部分あいまいな供述 裏付け難航  (産経新聞) - Yahoo!ニュース

映像が不鮮明の為に、犯人特定にまでは至らない、ということなんですね。
なのに、何故か読売新聞記事では、あたかも確定したかのような記事になっているわけですよ。

どこかおかしいですよね?



「さる筋」とは、一体、どの筋なのか?
どうして、犯人から直接連絡、ということに変更せざるを得なくなったのか?(笑)
で、矛盾する動画(山川記者の説明シーン)は消される、と。

防犯カメラ映像では、航海士を特定できてないのに、何故か「カメラに航海士」という断定。
果たして、航海士の持つメモリが一致しているかな?

それとも、海に捨てた、とか、供述を作るつもりなのかな?(笑)



ま、庶民の知らぬところで暗闘が続いているのかもしれませんね。
私には、どことどこが情報源を巡る争いを演じているのか、全く判りませんから。



※※追記ですが(18時すぎ):


これまでのテレビ報道なんかだと、まず、「参考人の顔出し」でしょうよ。
財務省官僚集団強姦事件ね、あれは、逮捕前映像だったし、バッチリ顔出しでしたよ?
参考人として同行、ってことで、その後警察での逮捕となったわけですよ。

なのに、今回はぼかしてあるんですよね。
それから、よくあるコンビニ強盗とかで、防犯カメラの映像なんかが起訴前に報道されますよね?
エレベーターとか、コンビニとか、そういうカメラ映像は、テレビで何度となく報じられてきましたよね?

だか、何故か「今回に限って」は、一切映像が出されていないのだな。
ただ口で(或いは文で)、「航海士が映っていた」って言うだけ。

カメラ映像があるなら、取材でいつものように報道すればいいんじゃないの?(笑)
だけど、そういうことをやると、ヘタを踏むヤツラが登場してくるから、怖くて報道できないんでしたか。


まあ、そっちにはそっちの事情というものがあるんだろうけど、ナンだな、と。
ああ、マスコミは改心して、犯罪報道について心を入れ替えてみたのかな?
報道被害に配慮しましょう、ってか?(笑)
今回限り、かもしれんけど。
ああ、検察の証拠捏造事件でもそうでしたか。

使い分けって、いいよね。



続・尖閣ビデオ流出に思うこと

2010年11月10日 22時41分38秒 | 社会全般
まさに急転直下の驚くべき展開、と言っていいよね。
IPアドレスの特定から神戸の漫画喫茶という場所を特定。

だけど、読売グループだけは、事前に情報をかなり掴んでいたようなのだよね。
何故かというと、次の報道が参考になる。

ytv 読売テレビ ニュース&ウェザー

「尖閣ビデオ」の流出事件で神戸海上保安部の43歳の海上保安官が映像の流出を認め、警視庁などが国家公務員法違反の疑いで事情聴取をしているが、読売テレビ記者が、この人物に数日前から接触、話を聞いていた。直接接触した記者に、本人が海上保安官の身分証明証を提示。「なぜ公開したのか」と尋ねると「この映像は国民の誰もが見るべきものだ」と話した。今回の映像の流出は自分ひとりでやった。誰にも相談もしていないし協力した人間もいないと、はっきり語った。また「この映像は海上保安官であれば誰もが見ることができる状態だった。特に機密的な扱いになっていなかったことは間違いのない事実だ」と強調した。(11/10 19:20)

ここの記事通りということであれば、「数日前から接触」っていうことですから、この人物が犯人に関わる何らかの情報を持っているとか、犯人の可能性というのを睨んでいた、ということなのでしょうからね。

だけど、そんな情報をどうやって「IPアドレス特定」以前から、こんな遠く離れた神戸に存在する、ってことを掴んだんだろうか?

少なくとも、事前報道からは、検察ルートとか、海保ルートとかの流れの中では、どこにも神戸なんてのは出てこなかった。
あれか、テレビ局の人間に「神の目」を持つ人物でもいたか?(笑)

もしも犯行を自白したという人物が、誰かに口外しているとか、ネット上で自慢したりとか、何らかの情報示唆のようなものがあったのであれば、そういう情報を辿って行き着いたということは有り得るかもしれないが、検察や警察捜査以前に「神戸の小規模巡視艇の航海士」を割り出すなんてのは、至難の業であろう。

先日、こう書いたよね?
尖閣ビデオ流出に思うこと

何かの傷を持つ人間はいるだろうから、取引を持ちかければ「自ら名乗り出る」という役目を担ってくれるかもしれんし。

まさかの、予想的中なんてことはないだろうけど(笑)、本当にその航海士がやったという客観的証拠が必要であること、更には、この男性に数日前から接触を図っていたという読売テレビの記者氏はどうやってその男性を割り出したのか、ということが明かされないと、信じることはできないね。

誰もが疑問に思うであろう一番のポイントは、どうやって入手できたか、ということでしょう?
そして、どうしてもっと早い時期に公開しなかったのか?
問題の投稿時間に男性がその漫画喫茶に存在したという証拠も必要だ。


もっと重要なのは、読売テレビの記者という人物は、一体全体どうやって神戸の航海士が尖閣ビデオ流出に関与していると知ることができたのか?、という点だ。


事後的に犯人を見繕って収拾を図る為に名乗り出させるということであれば、うまく説明がつくんですよねえ(笑)。


4日投稿、5日削除、以降報道を賑わせたわけだが、何と読売テレビの記者氏だけはどういうわけか分からないけれども、僅か1日か2日くらいで男性の存在を割り出した、ってことなんだよ。で、接触を試みて、その後に直接会って話した、ってことでしょう?
少なくとも9日は会った後、ってことだろうね。

7日か8日くらいには直接面会してなくちゃならない。
おいおい、千里眼はオレだけでいいと思ったんだけれども(笑)、読売テレビの記者氏もそういう目の持ち主だったというのか。凄いね。

世間が大騒ぎになった5日から、たったの2日くらいで犯人に辿り着けたとは。

そりゃ、出来すぎだろう?
普通では有り得ない、ってことですよ。


本当に、この航海士がやったんですかねえ?


海保では、誰でも映像を見ることができた環境だった、って航海士は言ったそうだが、これまでの報道とは違うな。
映像は誰でも見れた、ということなら、あんな海保の特定の場所だけ調べても意味ないじゃないの。



第9地区(District 9)観たよ

2010年11月10日 11時37分23秒 | 俺のそれ
強烈なインパクトを与える映画。
(MGMの破綻が伝えられている折、オープニングにはもの悲しさもあるな)


南アフリカの現実という、ぼくの知らなかった部分が多くあった。
隔離政策なんて奇異ではあるかもしれないが、現実に存在しないというわけでもない。実際、塀で隔てて閉じ込められた世界はあるからね。
民間軍事会社や傭兵部隊というのも、ああ、そうなんだな、と。


人間のやってることって、狂気というか、異常な部分というのがあるんだな、と再認識するかもしれない。こうした物語の中にあれば、誰もが簡単に分かるようなことなのに、自分の眼前の現実になれば、「変えられない」「現実に妥協」「現状を受け入れ」というふうになってゆくのだよね。


虫に変身、というのも、発想としては面白いよね。変身だから。

あと、ニュース風とか、ドキュメンタリータッチなのが現実感を増して、自分の身に降りかかる出来事という印象を強めていると思う。有り得なさ全開なんだけど、それが真実性を帯びる、というか。

そして、ニュースやテレビ解説には現れてこない、真実の物語が横たわっている、ということを描いたのも良かったと思う。


ああ、きっと社会ってこうなのかもな、と、思わせる映画だ。



ノーベル平和賞授与式には

2010年11月09日 21時43分06秒 | 外交問題
必ず出席に決まってるでしょ(笑)。

手短に書くけど、こんなの有無を言わせず出席だよ。

「どこかの国の政治的圧力」とか、そういう力に対抗する為に存在してきたんだよ。

世界中には、軍事力とか政治力なんかの強い国はあるだろうけど、それを超えて「名声、評判」みたいな、まるで実効的な力とはならないもので対抗しようということなんですよね?

暴力に打ち克つには、そういう力が必要なんだ、ということなんですよね?


多くの人々の支持する「名声、評判」というものがあるんだ、ということを世界中に示す為にも、当然日本が先頭に立って出席を表明するべき。


大勢がカメを虐めている時、自分がその虐める側に加わるとか、見て見ぬふりをするなんてのが良いわけないだろう?
竜宮城の話と一緒さ。浦島太郎だったか。
カメを助けるのが当然なんだよ。
カメを虐めるなって、声を出すべきなんだ。



おい、どうした最高裁~小沢の特別抗告は棚上げか?(笑)

2010年11月08日 22時02分07秒 | おかしいぞ
ここに来て、どうしたんだ?
最高裁よ、お前らが日本の裁判所の総元締めなのだろう?


あれあれ、おかしいなあ、日本の司法は。
どうしちゃったんだ?


裁判官たちは、こういうのをどのように考えるのだろうね。
ああ、最高裁を筆頭として、恥知らずの巣窟だか、出鱈目司法制度だか、そういうのを運営しているヤツラばかりだそうだから、何だっていいのか。


裁判官たちよ、あなた方が掲げてきた司法とは何だ?
法とはなんだ?


信用するに値しない日本の裁判所には、細かく書いてやらんと判らんらしいな(笑)。



小沢が提訴したのは、10月15日だったんだろう?
で、秒殺だか、瞬殺だったんでしたか?(笑)

東京地裁は、18日に決定したんでしたよね。訴えは認められない、って言ったんだよね?


そして、不服とした小沢サイドが即時抗告をしたら、またも瞬殺で答えを出したんじゃないのか。
記憶力を失ったか?
22日には、東京高裁が再び東京地裁と同様の結論ということで、退けたわけでしょう?
お前ら、日数の勘定ができんのか?
間は、それぞれ何日でしたか?
そんなに答えを出すのが難しいのか、おい?

で、最高裁は、やっぱり特別なんだそうですよ。
司法の複雑な手続きについてのお約束ごとなんかは、素人には全く判らんけど、最高裁は特別な存在ということらしくて、「特別抗告」ってのを出すんだそうですぜ。
それも、一般庶民には「お前ら手続は5日以内な、それを少しでも過ぎれば無効だかんな、認めないからな」ってなわけでして(いやまあ制度がそう決まってるからしょうがないんだろうけどさ)、期日をきっちり守らせるのに、最高裁は何やってんだろうね。

だから、27日には最高裁に特別抗告を出したんですよね?


それから、何日経ったわけ?
弁護士の選任も終わってるんでしょう?

なのに、どういうわけか、最高裁は無言なんだそうです。
ああ、大忙しで、答えられないってことか。たったの15人だかしかいないから、だよね。
ふーん、そんなにできるか、ってことだね?


へえー、地裁も高裁も瞬殺だったのに、答えを出さないのは何故かね?


そればかりか、小沢の秘書の公判はどうした?
なんでやらないんだよ。


大久保の裁判はどうしたんだ?
石川議員、他、1名の秘書の公判はどうした?


おいおい、起訴したのは一体いつだと思ってんの?
東京地検特捜部は、公判もできないのに、起訴だけはするってか?

大久保逮捕なんて、09年の3月だったよね?
自民党政権下で、法務省まわりとか、官邸とか、そこらへんもどんな動きをしてたか、謎だもんなあ。
今更、自民党議員たちには、退けない理由、みたいなのがあるのかもしれんし(笑)。


で、小沢の特別抗告に、そんなに時間がかかる理由というのを言ってみな。


まさか、最高裁は、ここで考え込んでいるのかな?
それとも、国会の方で小沢を引っ張りだしてくれるのを待っているとでも言うのかな?


さっさと、法廷でカタをつけたらいいんじゃないのかよ、おい。

裁判官どもは、刑事裁判でやれよ、と言ったんだろう?
強制起訴で、刑事裁判をやればいいんじゃないの?

それがまずい結果を生む、という恐怖があるから、怖気づいてるのかな?


それとも、出鱈目司法のからくりがバレることを恐れているのかなあ?
検察審査会のウソ八百を暴きだされるかもしれない、ってビビりまくってんの?


お前らが、「出るとこに出て決着をつけろ」ってことにしたんだろうよ。
だったら、さっさとやれよ。

どうして、これほどまでに小沢の秘書の公判ができないんだ?
検察の出す証拠が捏造だからか?
司法制度が決壊していることが、白日の下に晒されるからか?


二階議員の秘書は、ソッコウで終了してましたよね?
略式起訴でしたか。
身柄も取らず。
大した報道もされないままで。


なのに、大久保秘書の公判が「停止したまま」って、おかしいんじゃないのか?おい。

裁判官は誰なんだよ。
公判指揮だか、法廷指揮だか、そういう裁判官の偉い権限は何のためにあるんだよ。

ああ、検察権力に靡くためにあるんでしたか。偉い人たちには逆らえないもんなあ。裁判官人生が終わる覚悟が必要だもんなあ。

検察サイドが、「ちょっと待ってくれ」って言ったら、永久に待って、新聞報道なんかで小沢叩きを大炎上に向かわせるまで、延々と待ち続けるんでしたか?
で、最高裁も、答えを出さずに「生殺し」を黙認し、自らもそれに加担するという、出鱈目司法の親玉本領発揮ですか。


へえー、これが、日本の司法制度なんだそうですぜ。

よく見てみろ。
このありさまを見てみろって言ってんだよ。


恥知らずな裁判官どもが、こぞってこれを支持するわけだ。

何でも隠蔽工作に加担。
見てみぬふり。

検察審査会は、どうなったの?
答えられないのか?おい。

事務局長すら出せないんだもんな。
ましてや、検察審査員を選んだ立会いの検事や裁判官なんて、名乗り出られるわけもないわな。
裁判官の前で、宣誓だって?

笑わせるね。
お前ら、それを本気で言ってるのか?



悪党って、見たことがあるかね?
それは、裁判官の姿をしてるんですか?(笑)

裁判官ってのは、善人面した、最高の偽善者ってことかな?
法廷の真ん中に座って、一番偉そうな奴が、最も悪党ってことが証明される、ってことですかね?


ああ、悪魔と取引でもしたのかもしれないね。