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自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

迷いの窓、悟りの窓@源光庵

2016年05月17日 | ディープ京都2016
肌寒い雨は、一向に止まない(;'∀') カステラ・ド・パウロのオーナー智子さん、「この雨の中、これからどこへ行かはるん?」
特に決めてなかった我々に、源光庵をすすめて下さった。 素直な?横着な?我々は、では、そこへ行ってみますかね、、、とタクシーに乗り込む。

北野天満宮からは、北東に向かったのだと思うが・・1200円くらいだったので、そんなに遠くはなかった。

静かな源光庵


この石畳、好きだな〜


★源光庵の解説★
源光庵(げんこうあん)は、1346(貞和2)年大徳寺2世徹翁義亨(てつとうぎこう)国師の隠居地として創建されたのが始まりで臨済宗に属した。後に衰退したが、卍山道白(まんざんどうはく)禅師によって再興され、1694(元禄7)年曹洞宗に改められた。境内にある稚児井戸には、徹翁義亨国師の枕元に現れた童子が、湧き水の場所を教え、飢饉を救った伝説がある。この井戸の水は、いかなる旱ばつでもかれたことがない。

仏教の真理を表した丸い窓「悟りの窓」(円型に「禅の円通」の心を表し、円は大宇宙を表現)と四角い窓「迷いの窓」(角窓に「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦八苦を表現)が見られます。

本堂天井には、1600(慶長5)年徳川家の鳥居元忠が石田三成勢と戦い、自刀してはてた時の伏見城の床板が供養され、血天井として天井に張られています。血天井は源光庵の他に、宝泉院、興聖寺、正伝寺、養源院で見ることができます。源光庵から常照寺まで内八文字で練り歩く(太夫道中)吉野太夫花供養は4月に行われます。

本堂に上がると、


右に迷いの窓、左に悟りの窓

秋には、もみじの赤が、美しいことだろう。

椅子に座って、ぼーっとする。 新緑が雨でピカピカ輝いている。 美しい。 雨の音しかしない本堂。 悟りの境地に・・・は、なれない悲しい自分(笑)


心穏やかになり、下界に?でると、小学生の下校時間に重なった。小さいながらも、にぎやかに関西弁を話すかわいい小学生たち。
バス停は、どこにあるの?と聞くと、「こっち〜」と、我々をバス停まで案内してくれた。 きゃわいい〜\(^o^)/ありがとね。
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ディープな京都 上七軒、北野天満宮、カステラ・ド・パウロ

2016年05月13日 | ディープ京都2016
コッコロのカウンターで盛り上がり、京都行きが決定\(^o^)/ のん兵衛3人、、、どんな旅になることやら・・・(^▽^;)

5月9日&10日、
京都は、ゴールデンウイーク明けで、観光客少なめ。 桜でも紅葉でも、祭りでもないこの季節は、ねらい目なのかもしれない。
今回も、JR東海ツアーズの新幹線と宿のパック、しかも、50歳以上が(;'∀')使えるプラン。 往復のぞみで、宿はホテル近鉄京都駅、今までの最安値\(^o^)/ ホテル近鉄京都駅は、比較的新しく、新幹線八条口出たらすぐ。 雨にぬれず買い物できるし、JR、地下鉄、バスに乗れる。

さてさて、前日から前乗りしていたKさんと日帰りで名古屋から参戦したKさんの学生時代の友人とホテルのロビーで待ち合わせて、いざ出発♪

タクシーに乗り込み、まず向かったのは、北野天満宮。 お参りの前に、腹ごしらえ。
北野天満宮の右手には、花街である上七軒がある。今でも茶屋が10件ほどあるそう。 歩いていても、三味線の音が聞こえてきたり、着物姿のそそとしたご婦人とすれ違う。

その中心に、歌舞練場があり、春には、「北のをどり」が上演される。 昨年は、たまたま最終日にあたり、異空間の世界を楽しむことができた。 その歌舞練場、中に、素敵なカフェがあるのをネットで発見。


中に入ると、

なんともゆったりできるカフェが。ここでは、オムライスやハンバーグ、エビフライなど、洋食がいただける。

オムライス♪ サラダ、味噌汁、コーヒーがついて、¥1100

チキンライスがたっぷり、デミグラスソースのかかった懐かしいかんじのオムライス

お手洗いに行くついでに、ちらりと見学。

静かな空間、気持ちいい緑、ここでランチは、かなり満足。

お腹も満たされ、北野天満宮

ここは、菅原道真をまつった学問の神様

来てますよ〜、中学生だか高校生が・・・(^▽^)/ 修学旅行も始まっているらしく、小さなグループに分かれて観光。今の中高生は、観光タクシーでまわるらしく、なんとも贅沢なかぎり。

で、この辺りに来た主たる目的は、ココ↓

カステラ・ド・パウロ

昨年4月、上七軒の町屋でシェアハウスをしている方を訪問する際、偶然見つけたポルトガルのカステラ屋さん。しかも、開店日に遭遇するという奇跡。 このお店、以前リスボンにあった。そこをクローズし、京都に開店したのだ。 ここで最も美味しいもの、「アソーレス諸島のフルーツケーキ」を買うために来たのだ。
当日、売り切れていたら悲しすぎるので、電話で事前に予約した。(本来は、電話での予約は受け付けていないのだけど・・・なぜか受けてくれた)

店は、元造り酒屋だった建物を改装し、雰囲気のある建物だ。

ショーケースの後ろには、パウロさんが作業をしている。

二階には、広いカフェスペース。

エッグタルトやポルトガルの甘〜いカステラ、食べ比べセット、コーヒーもポルトガル式だ。 エスプレッソタイプのコーヒー。

お茶だけでなく、ランチは、ポルトガル・ランチ♪
この店は、やっぱり唯一無二、東京にも無い。

電話で10個も予約した私たちを、店主である智子さんは、「どんな人が来るんだ?」と気になっていたのだろう。 これは、本当に美味しさのわかる人に食べてもらいたいんです、と、彼らの自信作であることがわかる。 お酒の効いたしっ〜とりの生地、このフルーツケーキも、また、唯一無二なのだ。









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