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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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岩下がプロ初勝利

2018-10-06 00:27:55 | 千葉ロッテ

プロ初先発の岩下が6回85球の熱投で4安打零封、見事なプロ初勝利です。
お立ち台では先輩を慮った大人のコメントでした本心ではヒヤヒヤだったはず、絶体絶命のピンチに平沢が超絶スーパーダイビングキャッチで白星をもぎ取りました。
残り3イニングを2点のリードで逃げ切れるのか、そう不安に思ったロッテファンは自分だけではないはず、唐川がさくっと抑えたのでいけると思いきや益田がいきなりツーベースを浴びて、それでも二死までもってきたところで左対左で松永にスイッチもダメダメで1点差に迫られて、しかしここで意外性の東條がピシャリ、そしてお約束どおりに内が一打同点、サヨナラのピンチを招くもミル・マスカラスばりの平沢に救われてぎりぎりセーフ、もう生きた心地のしないアップダウンに見ているだけで疲労困憊です。
とにかく勝ててよかった、ご両親が石川から観戦に来ていたとのことで最高の親孝行でしょう、来季は先発での起用と井口監督が明言をしたようで先発推しの自分としても大歓迎、種市とともに開幕ローテーションを競ってくれれば先発陣の層が厚くなりますし、野手中心のドラフトでいける担保をもらったような気にもなれます。
それにしても来季モードの楽天打線が相手だったにしても二軍戦で見た圧巻の岩下を一軍でも見られるとは、140キロ台半ばから後半の重さを感じさせるストレートに落差のあるフォーク、抜け気味だったスライダーが結果的に打者の目線を動かすことになったのも岩下には追い風になりました。
とにもかくにも腕をしっかり振った威力のあるストレートがあってこそ、これを忘れずにフェニックスリーグ、秋季キャンプでさらに磨きをかけてください。

一方で打線はもう慣れっこですのでため息も出ませんが、そこそこチャンスがありながらも内野ゴロと相手の暴投による得点だけでタイムリーはゼロ、楽天打線がそうだったように古川のストレートに押し込まれてしまい、開幕前に井口監督が掲げていた「強い打球を打つ」は達成できないままに来季以降に持ち越しです。
盗塁王にチャレンジをするためなのでしょう核弾頭に起用された中村は二度の出塁のいずれも試みましたが失敗、四球で西川に迫れず、札幌での直接対決までに追いつければ小坂vs松井の再来になるかもしれないと思ったりもしますがそこまで至るのは厳しそうで、井上も打点を稼げずに危うく岩下を見殺しにするところでした。
やはりもう一門、舶来砲を備えなければしんどさは続きそうで、どうやら重光ジュニアに執行猶予が付いて釈放されたようなので塀の中から出てくるのであれば補強に動きが、いや本業の立て直しが優先か、143を目指した盗塁は近いところまではいきそうですが本塁打も143を目指すと、それでも低い目標ですがそんなことを言える、そういうものに私はなりたい。



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千葉ロッテ

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楽天

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◆10月5日(金) 楽天−千葉ロッテ23回戦(ロッテ12勝11敗、18時、楽天生命パーク、21,842人)
▽勝 岩下 17試合1勝2敗
▽S 内 57試合3勝5敗26S
▽敗 古川 17試合4勝9敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、唐川、益田、松永、東條、内—吉田、田村
楽天 古川、高梨、森原、宋家豪—石原、堀内

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金澤、お疲れ様でした

2018-10-05 01:43:36 | 千葉ロッテ

 

金澤が16年間の現役生活を終えました。
その16年間に一軍でプレーをしたのは10年間でしかありませんし、最多出場が56試合、通算でも177試合でしかありませんので一流と呼べるような選手ではありません。
それでも長くいただけではやってもらえない引退試合、これだけのファンと、そして選手が門出を祝ってくれるのですから名選手ではなくても好人物だったのでしょう。
昨年でユニフォームを脱ぐことになってもおかしくはないところでの現役続行は球団が金澤に期待をする何かがあったからこそなのでしょうし、今後の進路がどうなるかはこれからですが、地味であっても、縁の下の力持ちであっても何らかの形でチームに携わってもらいたい、そう心から願います。

里崎と橋本が正捕手を競い合っていたときに、次世代のホープとして期待をしていたのが金澤でした。
田中雅がセカンドを守ったりしている中で若手ではただ一人だけ捕手のみでのプレーをしていたのが金澤で、捕手らしい捕手、そういった評価によるものです。
その金澤が里崎、橋本が故障をして得たチャンスに打撃のアピールはできたものの肝心の守りでミスを重ねてしまったのが躓きの始めで、オープン戦では1試合で4つの盗塁を刺したこともあり強肩だったはずがいつの間にやらフリーパス、そして打撃を活かした一塁手へのチャレンジで出番が増えたのが皮肉ではあります。
しかし野手に専念をしてみれば今度は打撃がピリッとせず、捕手に戻ってみても田村、吉田の後塵を拝して二軍暮らしが続く遠回りに苛立ちもあったでしょう。
それでも諦めずにやってきたからこその16年間は後進に伝えられる大きな財産ですので、金澤にはまたグラウンドで会いたいです。

そんな金澤の引退試合を飾れないのがロッテテイスト、これで地元11連敗と泥沼が続きます。
ここぞで長打の出る西武とチャンスはありながらもあと一本が出ないロッテ、それが如実に表れた試合でもあり、何とも情けなくなります。
またしても地元出身の伊藤に抑えられる不甲斐なさ、昨日の高橋礼、あるいは榊原と逃した魚、どころか釣るつもりすらなかった編成にもやもやしたものがあり、もちろん二木のソフトバンク、岩下の中日、種市の楽天など逆もあるのですが、マリーンズジュニアの出身者が一人もいないなどロッテはそれが顕著である気がしてなりません。
そうなれば阪神、オリックスを悔しがらせたいのは安田、一打席目のツーベースは名手の秋山が目測を誤るぐらいの打球の伸びにビックリさせられましたし、二打席目の打球の速さも高卒ルーキーとしては出色もの、150三振をしようが我慢をしてレギュラーで使い続けるだけの素材だと確信をしました。
固定が好きな井口監督であればさほどに難しいことでもないでしょう、そしてそれが井口監督の助け、ためにもなるはずです。
最後に岡に一つだけ、常に全力で真剣にプレーをしてくれるのは当然ですし嬉しいのですが、金澤の最終打席での盗塁はどうなんだろう、あまり感心はできません。
また根元、岡田の引退試合で同じようなケースがあれば動かないで欲しい、現役生活の最後をじっくりと集中して終えられるよう協力をお願いします。



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西武

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千葉ロッテ

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◆10月4日(木) 千葉ロッテ−西武25回戦(西武17勝8敗、18時16分、ZOZOマリン、17,125人)
▽勝 伊藤 16試合3勝
▽S 増田 41試合2勝4敗14S
▽敗 有吉 28試合6勝4敗
▽本塁打 浅村32号(有吉)

▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、永野、西野、唐川、益田—田村、金澤、江村
西武 伊藤、平井、野田、マーティン、増田—岡田、炭谷

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大隣がロッテに残したもの

2018-10-04 03:44:28 | 千葉ロッテ

大隣の引退試合は敵地ながらも古巣でのものですのでZOZOマリンでやるよりはらしいかなと、ありがちな八百長三振ではなく真剣勝負の結果は痛烈なヒットをライト前に運ばれて僅か2球で終わってしまったのは両チームのファンからしても短く感じたでしょうが、いろいろなものがこもった密度のある2球だったのではないかと思います。
ロッテでは2戦2敗と黒星しか残せませんでした難病から復帰をしたその経験、意欲、不屈の精神、そういったものが選手たちの心に響いてくれていればと願わずにはいられません。
そんな試合は二番手の酒居がピリッとせずに大敗、ストレート、変化球ともさして悪くはなかったのですが粘りきれなかった、昨年はカウントを悪くしても歩かせることがなかったものが今季はあっさりとしていると言いますか、外中心のリードの影響があるにせよ投げ切れていない印象があります。
安田の悪送球があったにせよそもそも3四球では「攻めていない」と井口監督に繰り返されるのも仕方なし、ただその評価はバッテリーとしてでなければ可哀想ではあります。
伸びのあるストレートを投げていた東條も一つぐらい内に投げれば組み立てが楽になるのではと思ってしまいますが、そんなことは田村も分かっていてのリードでしょうからかえって根が深そうな気がしてならず、また橋本将を失った晩年の里崎に似てきたような気がしますので吉田、江村らの頑張りが必要なのでしょう。
あるいは思い切って2巡目ぐらいでマリーンズジュニアの石橋を獲るのもありかなと、中位から下位ではなく上位でスケールの大きい捕手が欲しかったりもします。
一方で打線は球数を決めていたらしい工藤監督の非情で高橋礼にプロ初勝利を献上するのは免れましたが、アンダースローの術中にはまって凡打の山を築きました。
珍しくもストレートにスピードがありますので慣れないタイプということもあってか芯で捉えられず、またしても地元出身のキラーが誕生をしそうで気が滅入ります。
そして走者が出なければ打点を稼げない井上は今日の1打点でのM8はかなり厳しく、また走りまくった西川に3差をつけられた中村も出塁ができなければ盗塁はできません。
明日はまた地元に戻ってきて連敗記録を更新してしまうのか、金澤から始まり根元、岡田と続く引退セレモニーは勝って見たいので残りあと数試合、もう一踏ん張りです。



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ソフトバンク

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◆10月3日(水) ソフトバンク−千葉ロッテ23回戦(ソフトバンク13勝9敗1分、18時、ヤフオクドーム、33,565人)
▽勝 二保 34試合1勝1S
▽敗 大隣 2試合2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 大隣、酒居、東條、陳冠宇、西野、高野—田村、吉田
ソフトバンク 高橋礼、二保、寺原、大竹—甲斐、栗原

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安田がプロ初アーチ

2018-10-03 00:58:45 | 千葉ロッテ

安田にプロ初アーチが飛び出しました。
やや詰まったようにも思えた打球はしかし右中間にぐんぐん伸びての115メートル、失速をしないところが長距離ヒッターの所以なのでしょう。
いつの間にやら面子が入れ替わった高校三羽烏、その清宮と村上に先を越されていましたので今季中に一本は打っておきたいとの焦りのようなものもあったはずで、身長にも満たない打率ではありますがしっかりとボールを見ての四球もあり、追いかけることなく振り抜いている結果がここにきて実を結んだのだと思います。
これで47打席と新人王の権利を残すまであと13打席に留めるのか、同じく種市がとっくに30回を超えていますので井口監督はそういったちまちましたことは考えないだろうと期待をしてのあと9試合を有意義に過ごしてもらいたい、そして井口監督には守備、走塁の経験も積ませるための起用、我慢をお願いしたいです。
打の新星が安田なら投の新星は種市、プロ初完投に初二桁奪三振は8回4失点とプロ初勝利とはなりませんでしたが、角桂馬落ちの打線が相手ながらも見事なピッチングでした。
あるいは田村とは毛色が違った吉田のリードが合っていたのか柳田にぶつけることを厭わずに内を突き、伸びやかなストレートに落差のあるフォーク、ゾーンでの勝負は衝撃的だったプロ初登板初先発のときに近い内容だったのではないかと、降格後の二軍戦でピリッとしていなかっただけに本人もホッとしたことでしょう。
それだけ目をかけてもらっているのですからこのチャンスを活かしたい、来季は開幕ローテーションを狙うぐらいに貪欲に、このオフの過ごし方が大事になります。
その他で気になったのは連日のスタメン落ちとなった平沢は途中出場ですので怪我などが理由とも思えず、菅野にチャンスを与えるためなのかもしれませんがまだそういった立場でもないでしょう、それであれば鈴木を外すという選択肢もありますし角中もここまでの数字からすれば安泰でないと感じさせるのもありです。
藤岡、田村をそれだけのために最後に使っての全試合出場、もそうですが、センターラインや安田、種市のような「こいつ」はありだと考えますので全否定はしないもののその聖域が大きすぎるような、競い合いの無いところに成長も無し、春先に自らが口にしたフラットな競争という言葉を井口監督には噛みしめてもらいたいです。



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ソフトバンク

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◆10月2日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ22回戦(ソフトバンク12勝9敗1分、18時、ヤフオクドーム、30,814人)
▽勝 東浜 16試合6勝5敗
▽S 森 62試合2勝4敗36S
▽敗 種市 7試合4敗
▽本塁打 福田7号(種市)、安田1号(東浜)、松田宣31号(種市)、柳田35号(種市)

▽バッテリー
千葉ロッテ 種市—吉田、田村
ソフトバンク 東浜、加治屋、森—甲斐

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弁慶は外を向く

2018-10-02 04:51:44 | 千葉ロッテ

地元で10連敗をしながらも外に出れば活き活きとプレーをしているようにも見えるのは気のせいか、偶然なのか、消化試合ではありますが連日の好ゲームが羨ましいです。
序盤は先頭打者を出すなど苦しいピッチングだった涌井は尻上がりに調子を上げて8回1失点、ただ以前ほどの球威が感じられない中での高めのボールには怖さがあり、今ひとつ元気の無い柳田、いつも痛い目に遭わされる内川、今宮を欠くソフトバンク打線ということを考えれば前日の二木と同じく少しは差し引く必要はあるでしょう。
それでも通算130勝、借金状態ですが7勝9敗とそれなりの形になったことがプラスになるのかマイナスになるのか、今日ぐらいにゾーンで勝負をするためにはストレートを速く見せるための緩急を付けるなどピッチングスタイルへの手入れが必要に思いますので、次は150勝とは生涯ロッテ宣言、そう受け止めてニュー涌井を待っています。
平沢をスタメンから外して途中出場もサードから、と面白くもない打線は連打にアーチと理想的な点の取り方で、鈴木の二発目などはホームランラグーンを意識したかのような軌道でホームランテラスへ、来季以降はそういったホームランが増えて、それで得点力も上がるのでしょうが、嘉弥真と同じ表情の投手が増えるのも避けられそうにはありません。
タイトル争いでは中村が走れずに西川に1差に迫られ、また井上はマルチヒットに1打点で3割は厳しいですが100打点は石にかじりついてもクリアをしたく、鋭い打球はありながらもなかなかヒットが出ない安田は60打席に近づいてきたこともあっての途中交代なのかもしれず、これぐらいしか楽しみのない残り試合に一喜一憂です。



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ソフトバンク

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◆10月1日(月) ソフトバンク−千葉ロッテ21回戦(ソフトバンク11勝9敗1分、18時、ヤフオクドーム、31,265人)
▽勝 涌井 22試合7勝9敗
▽敗 松本裕 6試合1勝2敗
▽本塁打 鈴木7号(松本裕)、8号(嘉弥真)、岡3号(寺原)、福田6号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、内—田村、江村
ソフトバンク 松本裕、武田、嘉弥真、寺原—甲斐、高谷、栗原

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それ、違わない?

2018-10-02 04:38:13 | 千葉ロッテ

マリーンズストアのみで販売していた福浦の2000本安打グッズの一部が、オンラインストアの受注販売にラインアップされました。
ただその謳い文句である「マリーンズストアミュージアム店で9月26日(水)から発売した2000本安打記念アイテムで早期に完売となり」はかなり眉唾です。
Tシャツやタオルなどはむしろワゴンに余りまくっていたような、全てではなく一部のみということからして「売れ残り」を受注販売と銘打っているような気がしてなりません。
現地に足を運べないファンからすればそれでも嬉しい対応でしょうが、そもそも受注販売とそうでないものの線引きがよく分からず、また要望があれば受注販売に切り替えるのであれば50thグッズもやってくれよとは繰り返しの愚痴になりますが、当然に送料不要の現地販売も必要でしょうが並びたくもないので、今後は受注販売を恒常化してくれればと願います。



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肘井が戦力外

2018-10-01 17:50:46 | 千葉ロッテ

戦力外通告の第一弾、宮崎と安江、そして肘井がロッテのユニフォームを脱ぐこととなりました。
これといったボールがないのに一軍で何となく抑えていた不思議ちゃん宮崎はその神通力が消え失せてしまい、フォーム改造をした今季は二軍で30試合に投げての防御率9点台ですから先が見えたとの判断だったのでしょう、ただその30試合で僅かに15回とワンポイントが大半の起用がよかったのかどうかに疑問は残ります。
一方で先発をすることもあった安江は24試合で防御率7点台ですのでやはり限界か、育成枠選手ながらも昨季からそこそこチャンスをもらってのこれですから仕方がありません。
もっとも宮崎、安江ともにまだ26歳ですので下位指名の悲哀も手伝ってのものではないかと、それはやはり育成枠出身の肘井も同じように思えます。
今季の肘井は一軍に呼ばれることなく二軍でも2割5分に届かない打率ではありますが6発はチームで6番目、ファーストを守ることもありましたがやはり本職から離れた宗接との争いとなったのか、同じ左打者の平沢が外野に転向をしたことも肘井にとっては逆風だったような、左偏重のチーム構成も関係をしていそうです。
それにしてもロッテでは稀有な長打の資質を秘めた肘井を5年、23歳で見切るほどに層の厚いチーム状況ではなく、これが大量補強による大幅な選手入れ替えの一環であればまだしも、シーズン中のペゲーロ、大嶺翔の引退を含めれば現有戦力は外国人選手込みで59人、きっと第二弾の戦力外通告はないのでしょう。
逆に言えば選手には申し訳ないながらも第二弾があるかないかで球団のやる気を判断できるのではないかと思ったりもして、とにかく憂鬱な秋は続きます。



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秋のロッテの風物詩

2018-10-01 01:34:38 | 千葉ロッテ

ただでさえ台風列島縦断や沖縄県知事選など大きなニュースに挟まれて優勝となっても扱いが小さくなりがちな一日、さらには負けての他力本願胴上げともなれば「持っていない」としか言いようがなく、杉浦に抑え込まれていた西武ナインはあるいはソフトバンクに勝ってもらいたかったのかもしれませんが、そこは秋のロッテ、KYぶりは徹底をしています。
地元10連敗の醜態が嘘のようにビジターでは王者の勝ちっぷりでまだ試合が終わっていないビハインドの西武に優勝のプレゼント、福岡から札幌に愛の宅急便です。
二木は完封こそ逃しましたが僅か108球の完投勝利は危なげのないピッチングで、唯一のピンチとも言える六回も最少失点に抑えて一ヶ月半ぶりの白星を手にしました。
今日はとにかくコントロールが抜群で低め、あるいは内の際どいところにびしばしと決まり、伸びのあるストレートにスライダー、たまにフォークという江村のリードもはまったのでしょう、どん詰まりを連発した柳田が象徴的でしたが打者が思っているよりも手元で押し込まれていたのだと思います。
これでようやく4勝ですが打線の援護さえあればその倍の8勝でキャリアハイだったはず、と胸を張っていいですし、球団には査定もそれでお願いします。
その二木を珍しくも援護した打線は序盤に抑えられていた大竹に対して中村の一発を狼煙に終わってみれば3アーチ、二木とは違って低めのボールをとってもらえなかった大竹には気の毒なところもありましたが、ロッテからすれば安田の2四球などしっかりとボールを見ることができたのがよかったのでしょう。
大事なところでのバント失敗は罰金ものですがバックスクリーンにグランドスラムの岡は金森打法のエキスだけを抜き取ったかのようなスイングが板に付いてくれば面白そうな、長打などは望むべくもなかった引き込むスタイルから前で捌くとまではいかずとも引き付けすぎずに強く叩けたからこその殊勲打です。
また2盗塁の中村は西川に2個、源田に4個の差を付けてトップに立ち、残り試合が一番に多いロッテですから消化試合ということもあり、初タイトルが濃厚となってきました。
チームとしての戦いはもちろん必要ですが充実した個があってこそのチームですので、ここは貪欲に狙ってもらいたいです。
本人よりもあるいはベンチが盛り上がっていた江村の今季初ヒットもあり、こういった試合を地元で見たい、4日の金澤、7日の根元、8日の岡田を笑顔で送り出せるようお願いします。



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千葉ロッテ

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ソフトバンク

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◆9月30日(日) ソフトバンク−千葉ロッテ20回戦(ソフトバンク11勝8敗1分、18時、ヤフオクドーム、33,047人)
▽勝 二木 15試合4勝6敗
▽敗 大竹 8試合3勝2敗
▽本塁打 中村7号(大竹)、岡2号(石川)、菅野2号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木—江村、田村
ソフトバンク 大竹、高橋礼、寺原、五十嵐、嘉弥真、石川—甲斐、栗原

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