安田にプロ初アーチが飛び出しました。
やや詰まったようにも思えた打球はしかし右中間にぐんぐん伸びての115メートル、失速をしないところが長距離ヒッターの所以なのでしょう。
いつの間にやら面子が入れ替わった高校三羽烏、その清宮と村上に先を越されていましたので今季中に一本は打っておきたいとの焦りのようなものもあったはずで、身長にも満たない打率ではありますがしっかりとボールを見ての四球もあり、追いかけることなく振り抜いている結果がここにきて実を結んだのだと思います。
これで47打席と新人王の権利を残すまであと13打席に留めるのか、同じく種市がとっくに30回を超えていますので井口監督はそういったちまちましたことは考えないだろうと期待をしてのあと9試合を有意義に過ごしてもらいたい、そして井口監督には守備、走塁の経験も積ませるための起用、我慢をお願いしたいです。
打の新星が安田なら投の新星は種市、プロ初完投に初二桁奪三振は8回4失点とプロ初勝利とはなりませんでしたが、角桂馬落ちの打線が相手ながらも見事なピッチングでした。
あるいは田村とは毛色が違った吉田のリードが合っていたのか柳田にぶつけることを厭わずに内を突き、伸びやかなストレートに落差のあるフォーク、ゾーンでの勝負は衝撃的だったプロ初登板初先発のときに近い内容だったのではないかと、降格後の二軍戦でピリッとしていなかっただけに本人もホッとしたことでしょう。
それだけ目をかけてもらっているのですからこのチャンスを活かしたい、来季は開幕ローテーションを狙うぐらいに貪欲に、このオフの過ごし方が大事になります。
その他で気になったのは連日のスタメン落ちとなった平沢は途中出場ですので怪我などが理由とも思えず、菅野にチャンスを与えるためなのかもしれませんがまだそういった立場でもないでしょう、それであれば鈴木を外すという選択肢もありますし角中もここまでの数字からすれば安泰でないと感じさせるのもありです。
藤岡、田村をそれだけのために最後に使っての全試合出場、もそうですが、センターラインや安田、種市のような「こいつ」はありだと考えますので全否定はしないもののその聖域が大きすぎるような、競い合いの無いところに成長も無し、春先に自らが口にしたフラットな競争という言葉を井口監督には噛みしめてもらいたいです。
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◆10月2日(火) ソフトバンク−千葉ロッテ22回戦(ソフトバンク12勝9敗1分、18時、ヤフオクドーム、30,814人)
▽勝 東浜 16試合6勝5敗
▽S 森 62試合2勝4敗36S
▽敗 種市 7試合4敗
▽本塁打 福田7号(種市)、安田1号(東浜)、松田宣31号(種市)、柳田35号(種市)
▽バッテリー
千葉ロッテ 種市—吉田、田村
ソフトバンク 東浜、加治屋、森—甲斐
ここへ来て、なんで一発が出るように?
勝ち負けはいいから振ってこいという指示でも出ましたかね。
種市は長い回を投げる経験値という意味では良かったです。
大器の片鱗はあると思います。
ただ、やっぱり勝ちがつかないと。
3発運ばれていますしね。
2失点程度で勝利投手になるまでは、
ローテ入りも何もない段階。
江村も吉田もリードで目先を変える効果はあるんでしょうけど、
いかんせん「自衛隊」。
攻撃できません。
吉田の打撃は重症かもしれません。
ミットに入ってからバットが出る、いわゆる「着払い」が先日もあったような。
こうやって試合に出た時に、
やはり通用しないなという選手が目立つんですよね。
たとえば高濱にしても得点圏チャンスなら一本出して打点を挙げてこそアピールできるのに。
準レギュラーという立場がなかなか育たないです。
種市も完投二桁奪三振で自信をつけたでしょう。
収穫ある消化試合で良かったです。
以前二軍でマリンのバックスクリーンに叩き込み鋭い打球を見せてましたから一軍でもと思ってましたので嬉しく思います
種市も三振を奪える活躍してますしこれからが本当に楽しみです
もともと3連戦の日程で予定組んでいたので、本日昼に帰りますが、このあとは5、6日仙台、7、8日マリンと転戦して、10、11日札幌で今季打ち止め。13日マリンは行けません。(笑)
種市は8回のピンチを防いだ時を見ると来年楽しみです。安田もナイスホームランでした。
残り試合で、5本ぐらい打てると思うけどね。
来季、新人王より、3冠タイトル目指してやって欲しい。
種市はもう1試合ありますかね。
内容も良かったし、勝ちを付けたいねぇ。
ホームランテラス反対派なんで素直に喜べませんが自信になれば良いかな。
安田の初ホームラン、負けはしましたが、それなりに喜べる試合かと、残りの試合も、なにがし期待します。