オリオン村(跡地)

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藤原への入札表明で駆け引きが始まる

2018-10-24 01:26:42 | 千葉ロッテ

ロッテの入札は藤原、と井口監督が公表をしました。
外野手が補強ポイントの第一であることは明らかでしたので当然と言えば当然ですが、林球団本部長の発言があっただけにホッとしたのが正直なところです。
平沢、安田、あるいは香月や和田など左打者が多い若手の構成を考えれば引っ掛かるところがないわけではありませんが、そこは2巡目以降での調整を期待したいです。
気になるのは一本釣りができるかどうか、これまで人気一番の根尾への入札を公表しているのは中日とヤクルト、入札が濃厚とされているのが巨人、阪神、ソフトバンク、日本ハム、楽天で最大7球団の重複とも報じられていますが、関西圏であることからして阪神、工藤監督の物言いが怪しいソフトバンク、野手中心と打ち出した楽天が藤原にくる可能性もありそうで、ロッテの公表は「藤原でも重複なら根尾で」との考えを誘う駆け引きの側面もあるのでしょう。
藤原であればヤクルトと西武があるかと思っていたのですが吉田ではなく根尾にいったヤクルトにはちょっと意外、また西武はCSでの投壊もあり松本あたりになるのだと思われ、そうなれば昨年に外しまくったソフトバンクが重複を嫌うこと、田中の台頭と茂木の足踏みで楽天が内野に目を向けること、を願わずにはいられません。
それでも2~3球団ぐらいの被りは覚悟をして、そうなると外しそうな気がしてしまうのですがそのときの戦略、二の手、三の手をどうするかがポイントになります。
一転して甲斐野らの大学生の投手にいくのか、外野手に徹して辰巳や野村佑をチョイスするのか、個人的には後者であるべきですし辰巳は加藤が増えるだけだと見ているので野村佑で、藤原を獲れたとしても2巡目で獲って欲しい、またマリーンズジュニアの石橋(関東一)か田宮(成田)も確保をしたいところです。
どうしても高校生ばかりになってしまいますが米倉(埼玉栄)、横川(大阪桐蔭)、万波(横浜)、土居(松山聖陵)、小幡(延岡学園)、古谷(習志野)、相川(館山総合)も気になっていますし、大学生であれば4年前に推していた小郷(立正大)が今のロッテに必要かどうかは微妙ながらも井口監督が好きそうなので指名があるかもしれません。
気になるのは投手と野手の比率はもちろんですがその人数、報じられるところでは育成枠を含めて最大で8人とのことで、外国人選手の頭数をそのままとすれば現有戦力は59人、最大8人の指名の全員が支配下であっても67人、和田や森の昇格枠を残すにしてもまたゆるゆるの体制で臨むのか、筑後に走って補充に勤しむのか、どちらにしても気が滅入ります。
三拍子にこだわればその人数が精一杯なのでしょうが中位以降にそんな選手が転がっているわけもなく、下位こそ一芸に秀でた選手にチャレンジで10人、の心変わりを願います。



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