オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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金澤、お疲れ様でした

2018-10-05 01:43:36 | 千葉ロッテ

 

金澤が16年間の現役生活を終えました。
その16年間に一軍でプレーをしたのは10年間でしかありませんし、最多出場が56試合、通算でも177試合でしかありませんので一流と呼べるような選手ではありません。
それでも長くいただけではやってもらえない引退試合、これだけのファンと、そして選手が門出を祝ってくれるのですから名選手ではなくても好人物だったのでしょう。
昨年でユニフォームを脱ぐことになってもおかしくはないところでの現役続行は球団が金澤に期待をする何かがあったからこそなのでしょうし、今後の進路がどうなるかはこれからですが、地味であっても、縁の下の力持ちであっても何らかの形でチームに携わってもらいたい、そう心から願います。

里崎と橋本が正捕手を競い合っていたときに、次世代のホープとして期待をしていたのが金澤でした。
田中雅がセカンドを守ったりしている中で若手ではただ一人だけ捕手のみでのプレーをしていたのが金澤で、捕手らしい捕手、そういった評価によるものです。
その金澤が里崎、橋本が故障をして得たチャンスに打撃のアピールはできたものの肝心の守りでミスを重ねてしまったのが躓きの始めで、オープン戦では1試合で4つの盗塁を刺したこともあり強肩だったはずがいつの間にやらフリーパス、そして打撃を活かした一塁手へのチャレンジで出番が増えたのが皮肉ではあります。
しかし野手に専念をしてみれば今度は打撃がピリッとせず、捕手に戻ってみても田村、吉田の後塵を拝して二軍暮らしが続く遠回りに苛立ちもあったでしょう。
それでも諦めずにやってきたからこその16年間は後進に伝えられる大きな財産ですので、金澤にはまたグラウンドで会いたいです。

そんな金澤の引退試合を飾れないのがロッテテイスト、これで地元11連敗と泥沼が続きます。
ここぞで長打の出る西武とチャンスはありながらもあと一本が出ないロッテ、それが如実に表れた試合でもあり、何とも情けなくなります。
またしても地元出身の伊藤に抑えられる不甲斐なさ、昨日の高橋礼、あるいは榊原と逃した魚、どころか釣るつもりすらなかった編成にもやもやしたものがあり、もちろん二木のソフトバンク、岩下の中日、種市の楽天など逆もあるのですが、マリーンズジュニアの出身者が一人もいないなどロッテはそれが顕著である気がしてなりません。
そうなれば阪神、オリックスを悔しがらせたいのは安田、一打席目のツーベースは名手の秋山が目測を誤るぐらいの打球の伸びにビックリさせられましたし、二打席目の打球の速さも高卒ルーキーとしては出色もの、150三振をしようが我慢をしてレギュラーで使い続けるだけの素材だと確信をしました。
固定が好きな井口監督であればさほどに難しいことでもないでしょう、そしてそれが井口監督の助け、ためにもなるはずです。
最後に岡に一つだけ、常に全力で真剣にプレーをしてくれるのは当然ですし嬉しいのですが、金澤の最終打席での盗塁はどうなんだろう、あまり感心はできません。
また根元、岡田の引退試合で同じようなケースがあれば動かないで欲しい、現役生活の最後をじっくりと集中して終えられるよう協力をお願いします。



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◆10月4日(木) 千葉ロッテ−西武25回戦(西武17勝8敗、18時16分、ZOZOマリン、17,125人)
▽勝 伊藤 16試合3勝
▽S 増田 41試合2勝4敗14S
▽敗 有吉 28試合6勝4敗
▽本塁打 浅村32号(有吉)

▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、永野、西野、唐川、益田—田村、金澤、江村
西武 伊藤、平井、野田、マーティン、増田—岡田、炭谷

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