オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

ロードムービー

2015-09-19 00:01:07 | 読書録

ロードムービー

講談社

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辻村深月の短編集です。
数ページのものもあれば短編にしては長めのものもありますが、どれも辻村深月のエッセンスがぎっしりの連作短編集に仕上がっています。
表題作であるロードムービーがらしさ爆発で、辻村深月だからと身構えていたはずなのですが暗闇でいきなり殴られたかのような、そんな衝撃はさすがとしか言いようがありません。
しかもそれが小手先のテクニックではなく周到に織り込まれたものですからひれ伏すしかなく、なるほど、あの感情の動きはこれが理由だったのかと、とにかく感心をされられました。
どうしても短編はページが限られることからもう一つ入り込めないことが多いのですが、こと辻村深月に関してはそれはあたらないようです。

辻村深月にとっては思い入れのある作品だったのでしょう、その作品の同窓会のような作りとなっています。
各作品の登場人物があちらこちらに顔を出すのが特徴ではあるのですが、これは読者への近況報告、あるいは壮大なプロローグと言ってよいでしょう。
それだけに留まらず、どこか切ない、しかし記憶にはもう残っていないはずなのに懐かしいような、そんな数十年前の自分を思い起こさせてくれます。
どの作品かは読んでからのお楽しみ、ただし順序を間違えれば何のことやらちんぷんかんぷんですので、デビュー作から順番に読んでいくことを強くお奨めします。


2015年9月18日 読破 ★★★★★(5点)


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他力本願

2015-09-18 00:33:21 | 千葉ロッテ

昨日に勝っていれば0.5差に迫れたのにとか、ロッテが二度も苦杯をなめた高橋光をあっさりとソフトバンクが攻略をしたとか、武田が涌井と並ぶ12勝目で最多勝争いに絡んできたとか、いろいろと面白くないことはありますが、それでも他力本願にすがりたくもなる今日この頃です。
また15時過ぎまで中止発表が引っ張られたことでドキドキさせられましたが、二度続けての金星は望むべくもない大谷との対戦を避けられただけではなくその大谷が西武戦に登板をするらしく、そして今日の胴上げでアルコール漬けとなったソフトバンクとの対戦という僥倖を活かせるのかどうか、逆に不安になったりもします。
しかし勝負どころの9月の地元で1勝6敗という体たらくですから、敵地でまで黒星を重ねるわけにはいきません。
ソフトバンクもCSにロッテが出てくるのはイヤでしょうから本気で潰しにかかってくると思われ、キラー大嶺祐がホームランテラスに怯えずに攻めていけるのかが鍵になります。
打者のキーマンには福浦に鈴木、荻野にも期待をしたいです。
明日は試合のない西武を焦らせるには一戦必勝、この試合に勝てなければ今季は終わり、ぐらいのつもりで力一杯に戦い抜きましょう。


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漢方スタイルクラブカードが改悪

2015-09-18 00:03:49 | 独り言

暫く途絶えていた史跡めぐりを本格的に再開をしたのは、2011年の八丈島からです。
ロッテがANAと提携をしていたことで貯まった17万マイルの使い道に困って、という消極的なものでしたが、その後は飛行機が無くては旅が成立をしないほどとなりました。
そんなこんなでANAとの提携解消により収入は途絶えながらも支出は止まらない、ことから、新たな陸マイラーの収入源として活用をしているのが漢方スタイルクラブカードです。
年会費はかかりますし2000円毎に7ポイントと切り捨てが多いのですが、航空会社のマイルへの変換は率が悪いところが多い中で1:3ですから1.05%の還元は破格でしょう。
固定資産税の支払いや切手、ハガキの購入などでも使えるnanacoへのチャージも同率というのも強烈なアドバンテージで、ここ数年はほぼこのカードに集約をしていました。

ところが今年に入ってから風向きが変わってきます。
まずはnanacoへのチャージの際のポイントが2000円毎に7ポイントから1ポイントに大幅に削減をされたのが6月で、0.15%の還元はもう魅力の欠片もありません。
追い打ちをかけるように12月からはチャージ以外でも2000円毎に7ポイントから6ポイントにダウン、年間利用額に応じたボーナスポイントも500ポイントから350ポイントになります。
それでも還元率は0.9%ですから他のカードに比べればよいのですが、立て続けの改悪からして経営状態が心配で、そのうちにマイルへの交換率が悪くなる覚悟も必要でしょう。

そうなれば乗り替え先を探さなければなりませんが、REXカードなどのライバルも改悪をしているところが少なくありません。
とりあえずはQVCマリンがEdyの取り扱いが無くなったことで電子マネーがnanacoとsuicaに集中をする傾向があるため、nanacoのチャージをするためにリクルートカードを作りました。
年会費が無料でチャージでも1.2%、リクルートポイントはpontaポイントと1:1で交換ができますので、pontaポイントを経由して2:1のJALマイルに返還をすれば0.6%の還元となります。
これまでの1.05%に比べれば4割近いダウンですが、nanacoへのチャージで航空会社のマイルへの還元ではトップクラスでしょう。
またチャージ以外でも年会費はかかりますが2.0%付与のリクルートカードプラスにすれば、1.0%の還元で12月の時点でも漢方スタイルクラブカードを上回ります。
すぐにそれをしないのはポイントの端数、ANAマイルの端数を無駄にしたくないからで、両者とも年会費がかかりますので2枚持ちというわけにもいきません。
今後にリクルートカード、リクルートカードプラスの改悪、あるいは他に還元率のいいカードが誕生をするかもしれず、その動向を見守りつつタイミングを図っていこうと思います。
小数点以下の細かな話ではありますが、塵も積もれば山となる、一円を笑う者は一円に泣く、です。


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1000試合を達成

2015-09-17 01:19:14 | 千葉ロッテ

今日の観戦で1000試合を達成しました。
あくまでチケットベースですのでチケットレスのロッテ浦和での観戦は勘定に入れていませんし、試合途中からの観戦も少なくはなく、また公式戦だけではなくオープン戦やポストシーズン、二軍戦も含みですのでややアバウトではあるのですが、足掛け37年間での1000試合は熱しやすく冷めやすい自分とすれば史跡巡りとともにぶっとい二本柱です。
チケットを整理をしたときには2016年ぐらいかと思っていましたが、シーズンクーポンの購入で勢いを増したといったところです。

クリックをしていただければ大きくなりますが、グラフにしてみるとかなりムラのある感じなっています。
ここ数年は安定をしていますが仕事が忙しくてどうにもならなかった時期もあり、そこを自分で調整ができるようになったのが大きいように思います。
そうは言いながらも限界がありますのでこのペースをいつまで維持ができるのか、球団の売却や本拠地移転の可能性も無いわけではなく、流れに身を任せるしかありません。

1000試合の内訳は公式戦が959試合、オープン戦が6試合、ポストシーズンが10試合、二軍戦が25試合です。
次の目標は2000試合と言いたいところですがまずは公式戦の1000試合で、こちらは余程のことがない限りは来季にも達成ができるでしょう。
球場別ではQVCマリン(千葉マリン含む)が897試合と圧倒的で、1990年代に頻繁に足を運んでいた東京ドームが40試合、川崎が18試合、浦和市営が11試合、西武プリンス(西武含む)が9試合、鎌ヶ谷が8試合、koboスタ宮城(県営宮城含む)が5試合、大阪ドームが4試合、船橋が3試合、福岡ドームが2試合、後楽園に鴨池、神宮がそれぞれ1試合となります。
川崎が少ないのはファンクラブ会員は自由席が無料だったからではないかと、手元にあるチケットは指定席と招待券ですので、記憶があやふやですがチケットレスだったのでしょう。
年間最多、および公式戦最多はそれぞれ2007年の72試合、69試合ですが、両者ともに今季は既に71試合、67試合ですから更新は確実です。
日本一となった2005年、2010年の観戦が凹んでいるのが引っ掛かりはしますが、最下位の2011年はさらに凹んでいますので順位との因果関係は気にしないことにします。
今後の目標は球場数を増やすことで、ロッテ浦和を含んだとしても14球場でしかありません。
出不精を改善して今季に断念をした札幌に神戸、帰省がてらの横浜、チケットが手に入るかどうかが不安ながらもマツダなど、最終的には20球場をクリアしたいです。


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深謀遠慮な撒き餌

2015-09-17 00:35:15 | 千葉ロッテ

 

今日は個人的な記念試合だったために平日ながらもシーズンクーポンを使ってのバックネット裏での観戦でしたが、明日の雨は覚悟はしても今日の雨は想定外、マリーンズストアの抽選会でゲットした大嶺祐のサインが万が一でも濡れるとイヤなので早々に二階席に退避をしてしまいました。
その記念試合はあっさりと黒星、しかしこれはCSに向けての深謀遠慮な撒き餌なのでしょう。
栗山監督や日本ハムの選手たちにはソフトバンクしか見えていないはずで、そうなればCS第二ステージに大谷やメンドーサを使いたいでしょうからCSにロッテが進出をしてくればハンカチ王子でちょちょいのちょい、そう油断をさせるための不甲斐なさの演出だったんですよね、伊東監督。
低めのボールに頭が突っ込んで腕だけのスイングになっているデスパイネや、とにかくポップフライを打ち上げることに忙しいクルーズ、なかなかに芸達者です。
絶妙なコントロールを見せたかと思えば勝負どころで真ん中にボールを集めた石川と吉田のバッテリーもそう、きっと査定は白星に違いありません。
クリーンアップがそんなことをやるのか、とハンカチ王子の自尊心をくすぐる今江のバントの構えや、しかし一方で終盤にチャレンジなエンドラン崩れっぽい盗塁など決戦に向けての準備は万端、明日に胴上げで無意識に気持ちの緩んだソフトバンクを一蹴するところからが本当の意味での下克上のスタートです。
途中から本降りとなり肌寒い中で奥深い試合を見せてもらって感謝感激、なわけあるかい!


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日本ハム

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千葉ロッテ

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◆9月16日(水) 千葉ロッテ-日本ハム21回戦(日本ハム13勝8敗、18時15分、QVCマリン、18,254人)
▽勝 斎藤佑 11試合1勝2敗
▽S 増井 52試合1敗36S
▽敗 石川 24試合10勝12敗
▽本塁打 レアード30号(石川)、陽岱鋼6号(石川)

バッテリー
千葉ロッテ
 石川、益田、李大恩、内―吉田、田村
日本ハム 斎藤佑、谷元、白村、増井
―大野

 

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来季も千葉ロッテ、そして暫くも千葉ロッテ

2015-09-16 01:03:07 | 千葉ロッテ

春先にやや話題になりましたが、QVCマリンフィールドのスコアボードの改修概要が発表となりました。
積極的に身売りを希望しているわけではないものの、ここでコストをかけることからして今オフの身売り騒動は無さそうです。
もちろんネーミングライツやおそらくは大半を負担するのであろう改修コストを身売り先に引き取らせるという交渉があってもおかしくはありませんが、例年に比べてやたらと早い2016年度のTEAM26の入会受付が明日から始まりますし、穏やかなオフとなるのでしょう。
それで補強までもが穏やかであっては困りますが、新スコアボードの上に輝かしいフラッグが掲げられることを楽しみにしています。

QVCマリン、7億円改修 国内最大級スクリーンへ (9/15 産経新聞)

千葉市とプロ野球の千葉ロッテマリーンズは、同球団の本拠地であるQVCマリンフィールド(美浜区)の新スコアボードの概要を発表した。
改修を経て来シーズンにお目見えする予定で、メーンのスクリーンは縦10.08メートル、横28.8メートルで現在の3倍以上の大きさになり、両外野スタンドにも縦5.76メートル、横20.16メートルのサブスクリーンを設置。
屋外球場としては国内最大級の映像装置を備えることになる。
来場者から「見にくい」といった意見が寄せられていたことに加え、老朽化もあって改修計画を進めていた。
球場全体のスクリーンを連動させ、さまざまな映像が楽しめるようになるという。
市の担当者は「アナログ表示だったバックネット裏のスクリーンも、映像が見られるものに改修する。より迫力のある映像で来場者を楽しませたい」と話している。
工期はプロ野球がオフシーズンとなる今年11月~来年2月。
事業費約7億円は市と球団が分割して負担する。

メインのスクリーンが3倍以上になるだけではなく、両側にサブスクリーンが設置をされるとは大がかりな改修です。
koboスタ宮城もライト側にサブスクリーンがありますが、あれが両側にできるイメージなのでしょう。
壁の広告はロッテグループが複数あるなど苦しい状況ですから、哀しいかな設置場所に困ることはなさそうです。
その三面ビジョンを使ってどういった映像を見せてくれるのか、今季から細かなデータを表示していますから、まずはそのあたりのレベルアップが期待をされます。
大きさもそうですができれば解像度を上げてくれれば、お立ち台の選手たちが映えることでしょう。
ちなみに工事の開始は11月とのこと、もちろん日本シリーズが終わってからですよね、と突っ込んでおきます。


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伊東監督は続投か

2015-09-15 02:03:19 | 千葉ロッテ

伊東監督が続投、との報道が報知でありました。
その後に他紙が追随をしましたが第一報が機関紙ではないことからしてファンを含めた周りの反応を見るための観測気球のような気もしますし、同じように続投報道があった直後に西村前監督が実質的な解任となりましたからまだ流動的なのでしょうが、極めて不利な展開ながらもCS争いを続けていることからして続投は既定路線なのでしょう。
個人的にはいくつか条件を付けたいものの基本的には来季の伊東監督はありだと考えていますが、今後の展開から目が離せません。

伊東監督続投へ!CS争いを評価 4年目集大成めざす (9/13 スポーツ報知)

ロッテの伊東勤監督(53)が来季も続投することが12日、濃厚となった。
今季が3年契約の最終年。
チームは借金5の4位ながら、球団は限られた戦力でCS争いに絡んでいる手腕を評価。
最終的な決定は今季終了前後となる見込みだが、伊東政権は4年目に突入することになりそうだ。
投手陣が防御率12球団ワーストの3.96と苦しんでいるが、中継ぎから先発に転向させた大嶺祐が自己最多の7勝をマーク。
デスパイネ、今江、角中らの離脱がありながらも、3位と3ゲーム差の4位に踏みとどまっている。
新人の中村ら若手も積極起用し、球団幹部も「戦力が十分ではない中、Aクラス争いができている」と評価した。
「日本一を勝ち取れるチームを作る」ことを掲げて13年からロッテ監督に就任し、1年目は3位からCS最終ステージ進出。
昨季は4位に終わったが、石川、西野、田村ら主力を育て上げた。
就任当初から中長期的なチーム再建を託されており、伊東イズムの浸透した来季は集大成となる。
チームはこの日、オリックスに敗れ、CS争いは厳しさを増している。
13日には3位・西武と直接対決(西武プリ)。
自力CSが消滅する可能性があるが「残り試合が少ないだけに、前を向いて行くしかない」と最後まであきらめるつもりはない。
古巣を上回ってAクラス入りを目指す。

ただ記事のとおりであれば、その理由が気に入りません。
限られた戦力、戦力が十分ではない、は球団の責任範疇であり、その責任逃れのための続投のようにも見えます。
年金情報の流出、五輪エンブレム問題と同じく、誰も責任を取らない典型とも言えます。
もしそれを前面に押し出すのであれば、球団トップ、もしくは編成部が責任を取らなければ組織として機能をしていない、との誹りは免れません。
これだから「惜しかったね」で責任を曖昧にできる、4位という順位は最悪です。
もちろん敢えて奇跡と呼びますが、奇跡のCS出場が成れば胸を張っての続投となるわけで、この時期に出すのであればCS出場を前提とした続投報道であるべきです。
実際のところは後任探しが難航をするのが必至で、かつ重光ジュニアがお家騒動の後始末でそれどころではない、ことから波風を立てたくないのでしょう。

繰り返しになりますが、伊東監督の続投に強く反対はしません。
しかし伊東監督の相談相手となるヘッドコーチを置くこと、打撃コーチの入れ替えは必須、できればミスの目立つ守備、走塁担当の入れ替えも希望します。
名指しで申し訳ないのですがサブローの引退、もしくは一軍特約の解除も当然、もし候補がいるのであれば予算を考えずにドラフトで大量に指名をして、本人にはどうにもならない部分があるために可哀想ではありますが、中途半端に年数を経て一軍を期待できない層を何とかすべきでしょう。
事なかれ主義による「このメンバーで優勝をしたい」などといったきれい事が聞かれないことを、ただただ願います。


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水の中の犬

2015-09-15 01:11:11 | 読書録

水の中の犬

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例によって楽天koboの安売りで半額になっていたので手を出したのですが、初めての作家で調べてみれば「ビー・バップ・ハイスクール」の漫画家だったとはビックリです。
言うなれば仲村トオルの生みの親でもあり、漫画家から漫画原作に活躍の場を移した流れからの転身なのか、年に1本ペースで新作を発表していますので、デビュー作である「藁の盾」は映画化をされるなど勢いもありますから、ちょっと追ってみようかなと思います。

その「藁の盾」に次ぐ二冊目の小説は、ハードボイルドな探偵物語です。
元警官で心に闇を抱えたような描写がありますので全体的に重苦しく、その一人称の語りもなかなかにヘビーで好き嫌いが分かれるでしょう。
三本の連作短編集のような構成となっており、主人公にあるまじき哀れみを乞うたり生傷だらけだったり、スーパーマンではない泥臭さが読む者を惹きつけます。
深夜の郊外であってもあれだけドンパチをやればもっと騒ぎになるだろう、都合よく警察内部や情報屋からネタが手に入りすぎ、その筋の大物などに簡単に会えてしまう、など突っ込みどころやモヤモヤ感がないわけではありませんが、テンポのよい展開であっと言う間に読み切ってしまいました。
結局は誰も救われなかったのか、いや、次の芽は確実に育っています。
どうやらバトンタッチをしての続編もあるようで、折を見て手にしてみようと思います。


2015年9月14日 読破 ★★★★☆(4点)


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余っちゃったんでしょうね

2015-09-15 00:57:17 | 千葉ロッテ

先週末のオリックス3連戦で配布をされた、ゴールデンイヤーのシリコンバンドが16、17日の試合で再配布をされるとのことです。
マリンフェスタで配布をされたブルーのレプリカユニフォームも、16日以降の試合でチケットに+1000円をすることでもらえます。
両者ともに全員配布だったことで満員にならなかった試合の分が余ってしまっての、窮余の策なのでしょう。
レプリカユニフォームなどはプラチナデーで通常日よりも+500円の試合で配布をされていたものですから価格設定が疑問だったりもしますが、もらい損ねた方には朗報です。
願わくば早い段階で品切れになるような試合展開を、あと半月ちょっと、死に物狂いで戦い抜きましょう。


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よく粘った!

2015-09-14 00:05:56 | 千葉ロッテ

パ・リーグTVを見ているだけでもそうなのですから、球場に足を運ばれた方からすれば文字どおりに手に汗握る、そんな展開でした。
不得手な西武戦、しかも昨年から4連敗中の西武プリンスで涌井がいきなりカモにされている浅村にまたも打たれて、そして前日の逆転サヨナラアーチの勢いのままに中村が四番の仕事をしての先制点を奪われるイヤなスタートで、五回の勝ち越しのチャンスにはファインプレーで阻まれ、直後に二死から四球、牽制悪送球、ラッキーヒットで勝ち越しを許すのですから勝てたのが不思議なぐらいで、この粘り勝ちを何とか次に活かしたいです。
勢いがある西武ですがここぞというところでのミス連発は盤石ではない証ですし、秋山の200本安打を勝利に繋げられないのですから付けいる隙はあります。
週明けに大谷が出てくる日本ハム戦、次はソフトバンク戦、さらには苦手の楽天戦と厳しい、正念場の戦いが続きますが、悪くても5勝3敗で乗り切るつもりで前のめりにいきましょう。

涌井が大谷に1差と詰める12勝目、7回4失点の粘り勝ちです。
ナイスピッチング、といったものではありませんでしたが、いつもの鉄面皮ながらも絶対に勝つ、といった気合いが感じられる今日の涌井でした。
初回にいきなりの失点は誉められたものではなく、また五回の二死からの失点はほどけなくなったシューズの紐に気を取られたわけでもないでしょうが完全に自滅なもので、しかし両者の勢いからすれば一気に畳みかけられてもおかしくはないところで踏みとどまったことは素直に評価をしたいです。
味方が逆転をしてくれた直後のあっと言う間の失点も脱力ものでしたが、大崎への圧巻のストレートは見事でした。
パーフェクトな涌井をもちろん見たいものの、こういった泥臭いピッチングも悪くはありません。
二番手の内は大谷の不在を嘆きかけたピンチも伝家の宝刀、縦のスライダーで連続三振に切って取り、最後は西野が貫禄の三者凡退での逃げ切りです。
8連戦では何度も出番があるでしょうから、今日に自己記録を更新した32セーブに上積みをして小林雅の球団記録、37セーブを抜いて最多セーブのタイトルをもぎ取りましょう。

打線はハッキリ言って不甲斐なさ爆発でしたが、今日はベンチの作戦勝ちでしょう。
七回の逆転劇は実質的には内野安打のヒット1本で成したもので、相手が4四死球にワイルドピッチ、悪送球と勝手にこけただけではありますが、打てないのであれば揺さぶって、と前の打席でもそれで四球を選んだ荻野がプッシュバント気味に、加藤もそれに続いてバッテリーにプレッシャーを与えたことが大きかったのではないかと、それも田村のショートゴロでの挟殺プレーに粘った鈴木の地味な貢献があってこそ、こちらも泥臭さがあってよかったです。
例によって結果オーライではありますがバントを徹底できなかったベンチ、中村という不手際はきっちりと反省をして、今後もこういった攻撃をどんどんとやっていくべきだと思います。
涌井らのそれを見れば2~3キロは差っ引いて考えるべきではあるにせよ菊池の150キロ前後のストレートを手元に引き込むことができずに凡打を繰り返した打撃陣ですから、正面からぶつかっても勝てるわけもなく、こういった崩し方もあるのだなと、この勝利で選手の意識が変わってくれればと願わずにはいられません。
デスパイネを四番から外して清田を置き、クルーズは欠場と、結果はどうあれベンチもいろいろと考えて、そして動いています。
定位置だったら併殺になったかもしれない田村の同点タイムリーに喜びながらも加藤のそれが抜けないことに勢いの差を感じた試合で、前日に38球でKOをされた十亀をロッテキラーということもあり連投をさせた西武ベンチの思惑を砕いたこの勝利を餌に、不死鳥マーくんが天に昇る姿を夢見ましょう。


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千葉ロッテ

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西武

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◆9月13日(日) 西武-千葉ロッテ24回戦(ロッテ12勝11敗1分、13時、西武プリンス、32,730人)
▽勝 涌井 24試合12勝8敗
▽S 西野 52試合1勝2敗32S
▽敗 菊池 19試合8勝9敗

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、内、西野―田村
西武 菊池、岡本洋、十亀
―炭谷

 

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崖っぷち

2015-09-13 04:01:56 | 千葉ロッテ

 

来季は取り止めなのか、あるいはモデルチェンジでもするのか、今日はCHIBAユニのレプリカが半額での在庫一掃セールでした。
週明けには例年よりも二ヶ月も早い2016年度のTEAM26の入会受付が始まりますし、すっかりと来季モードになりつつあります。
そしてCS圏内に滑り込めるかどうかの競い合いは西武が劇的なサヨナラ勝ちをする一方で、ロッテはお客さんのオリックスに負け越しをしての3ゲーム差、いよいよ崖っぷちです。
明日は満を持しての涌井が不得手の古巣に対してエースのピッチングができるかどうか、とにかく負けられません。
ギリギリのところからの反攻こそが下克上ですので、その希望を繋ぐためにも今度こそ、猛打で菊池を血祭りに上げましょう。

古谷が背信の5回途中で4失点、痛すぎる敗戦です。
前回に勝ちはしたものの難敵の西との投げ合いですから先制点を許してはならないはずが、あっさりと初回に3失点ですからどうにもなりません。
さほどに悪かったわけではありませんし古谷らしいコーナーワークも見られましたが、安達ただ一人にやられてしまった感じです。
初回を1点に抑えていれば何とかなったかもしれませんし、中押しの一発を食らったのがとにかく痛恨でした。
黒星が先行となり防御率も4点台半ば、この大事な時期にチームを引っ張ってこそのベテランですので、次の登板でのリベンジを願います。

二番手の阿部は1回2/3を1安打零封、長めのリリーフになることを意識してか今日はやや大人しめでしたが、存在感を出すにはいいピッチングだったと思います。
間近で見るのは久しぶりのような気がしますが、顔がややふっくらしてお腹も膨らみ気味で大きくなったなと、これがパワーピッチの源なのかもしれません。
緩んでいる、とは紙一重ですから意味のある体重増であることを、今後の投球内容で見せてもらいたいです。

阿部からのバトンを松永、益田がきっちりと受け取り、しかし最後の李大恩が受け損ねての以上終了です。
松永、益田ともここのところはストレートにスピードが戻ってきたことで投球の幅が広がり、下り坂を転げ落ちながらもやや踏み留まっているといったところでしょう。
コントロールのアバウトさは力押しさえできればある程度はカバーができますし、どのみち精緻な制球力などは期待できないのですから、道を誤らないよう願いたいです。
似たようなタイプの李大恩は今日に打たれたことよりも、大谷の離脱で勝利の方程式の一角を任せたいベンチにとっては、今後に不安の残るピッチングでした。
前回と同じくカット系やフォークを中心としたスタイルはいかがなものかと、田村、吉田とものリードですから、ベンチからの指示なのかもしれません。
再来年から兵役に入りますし、先発を希望する李大恩と任せられないベンチとの葛藤から、今季限りの可能性もありそうです。

打線はオリックスを上回る14安打を放ちながらも僅かに2得点、効率の悪さを嘆く伊東監督に違和感がないわけではありませんが、らしいと言えばらしい便秘な攻撃でした。
次の塁に進みたいオーラが出すぎの加藤が牽制死を食らった後にヒットが続くなどモヤモヤ感が全開で、最終回には無死満塁から四番、五番が倒れての総仕上げです。
3安打猛打賞のデスパイネと全得点を叩き出していた今江でこれですから、これがロッテだと、そう思うしかないのでしょう。
あっさりとスタメンに復帰をしたクルーズがチャンスにポップフライとお約束なバッティングだったのも脱力で、満塁のチャンスで代打で出てきた福浦も三振、その一打席で交代となったことからして前日の早退もありましたし、あるいは不可思議なスタメン落ちは守れない事情があるのかもしれません。
谷、小笠原、和田らのベテランに引退報道がある中で来季の現役続行が報じられた福浦ですから、今季中に残り90本までは積み上げておきたい2000本安打への道です。
間に合わないタイミングでの無理な送球でやらかした鈴木、背後の打球に飛びついた岡田、全力疾走のデスパイネに今江など山あり谷あり、泣いても笑っても残りは19試合です。


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆9月12日(土) 千葉ロッテ-オリックス25回戦(ロッテ15勝10敗、14時、QVCマリン、19,708人)
▽勝 西 21試合7勝6敗
▽敗 古谷 10試合3勝4敗
▽本塁打 安達11号(古谷)

バッテリー
千葉ロッテ
 古谷、阿部、松永、益田、李大恩―吉田
オリックス 西、吉田一、岸田、佐藤達
―伊藤

 

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三度目の鈴木

2015-09-12 06:28:15 | 千葉ロッテ

なかなか楽には勝たせてくれません。
それまで好守に阻まれてはいましたが二度の痛烈な打球を放っていた鈴木でしたので期待はしていましたが、その期待どおりの、三度目のリプレイのような打球はロッテファンの声援にも押されて右中間を抜く走者一掃のスリーベースとなり、残るはあと1イニング、ミスター三者凡退の西野で終わり、の皮算用がしかし脆くも崩れます。
あわや同点、逆転のピンチをしかしギリギリで切り抜けて、前日に開いた差を詰めての2ゲーム差です。
そして前回にようやく叩いた西との対戦は今季のオリックスとの最終戦、同じ顔合わせでオリックスキラーを再びに古谷に発揮をしてもらって、CSに出場ができたのは、ゴールデンイヤーを飾れたのはオリックスのおかげだと、そう後に語れるようなお客様の16勝目で西武との直接対決に向けて勢いをつけましょう。
さして相性がよいとも思えない敵地所沢に涌井を温存したのでしょうから、その前に躓くわけにはいきません。

先発に復帰なのかパートタイマーなのかは分かりませんが、藤岡が6回5安打1失点と嬉しい誤算な好投を見せてくれました。
好投、とは言いながらも藤岡らしい暴れ気味なピッチングが適度にばらけたのが功を奏したのか、それでもしっかりと腕が振れていましたし、まだまだ物足りないもののストレートもそれなりの数字が出ていましたから、遠目ではありましたが降板後に満足げな笑顔も見られた藤岡です。
それだけに大嶺祐、陳冠宇に続いて粘りの先発に白星をプレゼントできなかったのがもったいなく、それこそ終盤戦のラッキーボーイの誕生のチャンスを逃した感があります。
内の2年ぶりの勝利はそれはそれで喜ばしいものの、今日は藤岡で勝たなければならない試合でした。
こと藤岡については喜びよりも、悔しさの方が強いのが正直なところです。

さすがに業を煮やしたのか、あるいは腰だかの具合が悪化をしたのかは分かりませんがクルーズをスタメンから外した打線は、例によってそれなりにチャンスはありながらも決定打に欠いたままで終わりそうなところを、鈴木の一振りによるやっとのことでの勝利です。
シリコンバンドの効果も無く空席の目立つライトスタンドも、狂喜乱舞の一撃でした。
結果はともあれ加藤が足を活かそうとしていましたし、ストレートには押し込まれ気味で塀内を思い起こさせながらも巧みなバットコントロールで高濱にもヒットが出るなど見どころもあり、何より守備でも打撃でも今江が元気に動き回っていることがファンにとってもチームにとっても心の支えになっているように思います。
気になったのは六回に同点に追いつく美しすぎるタイムリーを放った福浦にあっさりと代走を出したことで、鈴木が打ってくれたからよかったものの八回のチャンスに打席が回ってきましたからその存在感からしても早すぎる交代だったかなと、ここがポイントと前のめりになった伊東監督としてはやはり鈴木に感謝でしょう。
何はともあれシリコンバンドが二つ目の黒い物体にならなくてよかったと、そしてファンは正直なもので、余りまくっているそれの今後が気になります。


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆9月11日(金) 千葉ロッテ-オリックス24回戦(ロッテ15勝9敗、18時15分、QVCマリン、14,772人)
▽勝 内 9試合1勝1敗
▽S 西野 51試合1勝2敗31S
▽敗 白仁田 36試合2勝2敗
▽本塁打 T-岡田11号(藤岡)

バッテリー
千葉ロッテ
 藤岡、益田、内、西野―吉田
オリックス バリントン、白仁田、小松
―伊藤

 

コメント (13)

駿女

2015-09-12 05:30:55 | 読書録

駿女

中央公論新社

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奥州平泉のさらに山奥深い糠部の地に育った馬の巧みな少女結衣は、従兄弟の八郎丸や兄弟たちと、ささやかながらも幸せに暮らしていた。
しかし従兄弟だと思っていた八郎丸が実は義経の落胤であったことから、頼朝の奥州平定の戦に巻き込まれていく。
こんな作品紹介に「史実は動かせずとも頼朝に痛い一撃を与える結衣と八郎丸」の颯爽な活躍を期待したのですが、完全に裏切られてしまいました。
むしろ敗者の悲哀が徹頭徹尾といった感じで、心に重く残ります。
藤原泰衡をひたすら愚劣に描きながらも「君、君たらずとも、臣、臣たれ」といった封建時代のような家臣の行動にも矛盾がありますし、理不尽さが半端ないです。

前半はとにかく鎌倉勢の攻勢にもろくも崩れる奥州勢が淡々と、そして逃げまどう結衣や八郎丸です。
義経の落胤として元服をした八郎丸は後半で出羽の大河兼任に奉じられてといった展開は史実を上手く利用していますが、しかしあっさりと打ち破られてしまいます。
何の活躍もないままに自らが人柱になって、といった感じで死を静かに受け入れるのもいかがなものかと、これでは登場をさせた意味がありません。
それでも力強く生きていく民、がテーマなのかもしれませんが、それであれば前置きが長すぎました。
義経の郎党として登場をした長南忠春や常陸坊海尊も中途半端で、エピローグも容易に想像ができてしまいます。
兼任の娘など魅力的な人物、エピソードを活かしきれずに中途半端だったことが、悔やまれてなりません。


2015年9月9日 読破 ★★★☆☆(3点)


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今江の復帰戦を飾れず

2015-09-11 01:21:49 | 千葉ロッテ

北関東ほどではありませんが船橋も未明からの大雨で土砂災害に対しての避難勧告が発令をされて、通勤時間帯には風こそ弱かったものの10メートルほど先も見えづらいような、片手で傘を支えるのはしんどいぐらいの大粒の雨、家の周りの道は川が近くにあるわけでもないのに側溝から水が噴き出しての冠水状態でした。
そんな状態がずっと続いたわけではありませんが昼過ぎまではかなりの雨量でしたから、夕方には雨が上がる予報でもグラウンドコンディション不良で中止になるかと思いきや水はけがよかったのか、あるいは線上降水帯で船橋からさほど離れていない美浜はあまり降っていなかったのか、何ごともなかったかのように試合が開催をされての黒星です。
まるで前日のリプレイを見ているかのような八回の守乱での敗戦に、半歩の後退とは思えないぐらいにヘビーなダメージを食らった気分です。

中3日の大嶺祐は7回途中までを1失点、8安打を浴びて苦しい場面もありましたが、充分に先発の責任を果たしてくれました。
この力投に報うことができない打線が情けなく、やはり投手陣よりも打撃陣の整備が急がれます。
マリーンズストアもグッズを前面に押し出して復帰を祝った今江のヒット、ファインプレーを活かすことができず、そして何よりここのところのクルーズの動きがおかしすぎます。
先日を思い起こさせる鈴木のスライディングキャッチからの素早い送球も、しかしそれを受けて体勢を崩されたわけでもないのにまともなスローイングができませんでした。
八回の打球を捕球し損なったプレーと同じく併殺にするにはタイミング的に厳しかったとは思いますが、田村のバウンドをした送球を逸らしたのもこれまた前日のリプレイを見るかのようで、守備範囲が広い選手はそれゆえにミスが目立つものではあるものの、クルーズのそれはただ雑なようにしか見えません。
アクロバットなプレーは見た目は華やかですが、今に求められるのは堅実な、確実にアウトにするプレーです。
打撃でも大振りが目立つのはまさか出来高や来季の契約が絡んでいるわけでもないでしょうし、落ち着けと、伊東監督が自ら声をかけるべきでしょう。
そんな終盤に一気に壊れた試合でしたが中盤に勝ち越しができなかったのも敗因の一つで、五番に「抜擢」をした井口が二度の満塁のチャンスに凡退をしたのが痛かったです。
左腕が先発でしたので仕方のないオーダーでしたが、このあたりの層の薄さを課題として球団が捉えているのかどうか、かなり不安になります。
また涌井でも二木でもなく明日が藤岡、には現場の混乱が見て取れますし、気持ちが来季に転がり落ちていきそうな今日この頃、それを止める白星をください!


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オリックス

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千葉ロッテ

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◆9月10日(木) 千葉ロッテ-オリックス23回戦(ロッテ14勝9敗、18時15分、QVCマリン、9,044人)
▽勝 吉田一 7試合1勝5敗
▽敗 李大恩 32試合9勝6敗

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、松永、李大恩、香月良―田村、吉田
オリックス 松葉、吉田一、岸田、佐藤達
―伊藤

 

コメント (16)

守乱

2015-09-10 00:23:22 | 千葉ロッテ

今季は最後まで守備の乱れに悩まされそうです。
せっかく西武が負けたところで勝ちきれない、今後のズルズル感を想像させるような逆転負けでした。
吉田の送球がバウンドをしたのがそもそもですし、タイミング的にアウトにすることを優先したクルーズを非難はできませんが、あまりにあっさりと後ろに逸らしたようにも見えます。
八回のそれが決定打ではありましたがそこまでにいくつかの予兆があり、何でもない正面の打球に悪送球の鈴木、横への動きの衰えを隠せない福浦、中途半端な深追いで堀を思い出させたクルーズと、こういったものの積み重ねが噴き出したように思えてなりません。
もちろん荻野のバックホームに吉田のタッチングといいプレーもありましたが、投手、そしてスタンドを脱力させるミスが多すぎでしょう。
吉田、高濱と下位打線で作ったチャンスにバント、スクイズとらしくない攻撃で同点とし、清田の詰まり気味のヒットで勝ち越しをするという相手にダメージを与える逆転劇だっただけに、むしろ痛手はこちらの方が大きかったのではないかと、陳冠宇が好投をして李大恩も中継ぎ特性を発揮、それを活かせなかった黒星に凹み気味です。
そして大嶺祐を中3日で起用をするという、個人的には暴挙としか考えられない伊東監督の焦りがチーム全体の焦りに広がりやしないかと、明日は降雨中止でお願いします。


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千葉ロッテ

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楽天

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◆9月9日(水) 楽天-千葉ロッテ19回戦(楽天11勝8敗、18時、コボスタ宮城、14,105人)
▽勝 青山 56試合4勝4敗
▽S 松井裕 53試合3勝2敗28S
▽敗 内 8試合1敗
▽本塁打 ペーニャ15号(陳冠宇)

バッテリー
千葉ロッテ
 陳冠宇、李大恩、内、松永―吉田
楽天 菊池、青山、松井裕
―嶋

 

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