フューチャーズとのチャレンジマッチで今江が実戦に復帰、ヒットこそ出ませんでしたが違和感なくプレーができたと一軍昇格にアピールです。
このタイミングで1イニングを投げた二木もプロ初の一軍を視野に入れた調整登板ではないかと、週明けにも両選手の一軍合流があるかもしれません。
一方で白嗟承は5回9安打5失点でオリックス時代と同じく二軍のままでチームを去りそうな雰囲気で、1回2安打3四球2失点の川満もかなりやばい感じがあります。
何にせよ先が期待できる選手とそうでない選手をしっかりと見極めて、無駄な枠の消費をいい加減に何とかしてもらいたいです。
ベテランが踏ん張れませんでした。
古谷は立ち上がりから変化球のコントロールが微妙に定まらず、それならばとコーナーに決まるストレートを多投すれば狙われ、仕方なく変化球を交えれば高めに浮いたところを叩かれてしまい、5回途中の3失点での降板は84球という球数もあったでしょうが、修正ができないとベンチが判断をしたのでしょう。
持ち味であるボールの出し入れが上手くいかなければ古谷はこんなもの、と諦めるしかありません。
シーズン終盤戦で存在感を出して欲しいベテランが結果を残せない、この大事な直接対決での乱調は痛すぎです。
継投もやや迷走気味でした。
点差から考えれば「ここで矢地?」はブルペンの顔ぶれを見れば仕方がなかったのかもしれませんが、捨てたのかよ、との声がスタンドから聞かれたのもまた事実です。
その矢地は向こうっ気が強そうな顔つきは好みですがボールがそれに伴わず、緩急をもう少し上手く使えなければ厳しそうです。
ただスタッフを考えれば矢地にもう1イニングを投げさせてもよかったのではないかと、どのみち試合はほぼ決まっていましたし、藤岡の3イニングは無駄遣いに思えます。
3回2安打4奪三振での無失点もどこまで信じていいのか、僅差ともなると別人になる藤岡だけに、なかなかに信用はできません。
そしてここで香月良を使って明日は大丈夫なのかとの30球、雨乞いをしたくもなってきました。
打線はまたしても完封負け、シーズン記録はいくつかと調べたくもなります。
幸先のいい初回先頭打者の荻野のクリーンヒットを得点に結びつけられずに以降は大人しく音無し、試合が決まった後にパラパラと打ってもどうにもなりません。
何でもないショートゴロに全力疾走の森に対して鈴木はゆったりした送球でギリギリのタイミング、しかもそれを捕球できない井口、どうしたらあの打球で飛び出せるのか、と三木二世な走塁ミスをやらかした吉田、CS圏内を争う緊張感が感じられなかったのが正直なところです。
加藤のファインプレーで盛り上がらなければならない四回にクリーンアップが芯を外されての力ないフライの3連発、今日はここで終わりでした。
球威のある投手には情けないぐらいの力負け、根本的に打者のありようがおかしいのではないかと、高校野球ばりに160キロのピッチングマシンを導入しろと言いたくもなります。
明日にまた高橋光にやられるようであれば勢いの差が決定的になるでしょうから、てるてる坊主を逆さにつるす、そんな心が負けそうです。
それでもブルーユニ配布のマリンフェスタですから豪雨にならない限りは決行でしょうから、プロの先輩としての意地を見せてください。
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◆9月5日(土) 千葉ロッテ-西武22回戦(ロッテ11勝10敗1分、17時、QVCマリン、27,091人) ▽バッテリー |