オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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よしっ!

2015-09-29 01:13:45 | 千葉ロッテ

書き留めていた記事が消えてしまいましたので、この時間から書き直す気力もなく、不本意ながらさらっといきます。
大一番に石川が6回2失点のQS、益田に大谷、内がパーフェクトリリーフ、打っては少ないチャンスを確実にモノにしての4得点、理想的な勝利でした。
石川は所沢指数にしても立ち上がりの151キロは驚きで、しかし以降は140キロ台前半のストレートに伝家の宝刀であるシンカー、緩いカーブを巧みに配してのピンチらしいピンチもない12勝目で、高めに浮いたシンカーを森にスタンドまで運ばれはしましたが、文句のないピッチングです。
六回での降板は中5日で102球という球数に次の登板を視野に入れてのことと思われ、それでも不安定なリリーフ陣からすれば大胆と言えば大胆、そこを動くボールで2つのファールフライの益田、絶妙なコントロールで2つの見逃し三振の大谷、力押しとキレキレの二本立ての内と、それぞれが持ち味を発揮してくれました。
打撃陣も立ち上がりの菊池を攻め立てての先制に、あれが意識をしたものであれば30発は余裕だったと思われる右へのアーチのデスパイネ、今日はダメだった井口のフォローをきっちりのクルーズと効果的な得点を重ねて、それもこれも見るところは見る、送るべきところは送る、といった野球をやったからこそでしょう。
これで西武の自力CSを潰してのクリンチナンバーが5.5、明後日からの7連戦で一つずつ、着実にいくのみです。
そしてこの試合、この展開で登板をさせてもらえた西口に拍手、微妙なコースに恩情をかけなかった主審にも拍手、21年間お疲れ様でした。


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千葉ロッテ

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西武

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◆9月28日(月) 西武-千葉ロッテ25回戦(ロッテ13勝11敗1分、18時1分、西武プリンス、32,988人)
▽勝 石川 26試合12勝12敗
▽S 内 18試合1勝1敗3S
▽敗 菊池 21試合9勝10敗
▽本塁打 森17号(石川)、デスパイネ18号(菊池)

バッテリー
千葉ロッテ
 石川、益田、大谷、内―田村
西武 菊池、西口、岡本洋、牧田、武隈、増田
―炭谷

 

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アヒルと鴨のコインロッカー

2015-09-29 00:25:34 | 読書録

アヒルと鴨のコインロッカー

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何とも切ない物語でした。
一緒に書店を襲わないか、大学に進学をして仙台に出てきた椎名は、突然に隣人の河崎にそう持ちかけられます。
そこから始まる現在と二年前のストーリーが交錯をして次第に一本に紡がれていく、そんな青春群像がテンポよく描かれています。

ミステリー仕立てではありますが辻村深月に鍛えられたせいか、そこはやや期待外れではありました。
注意深く読んでいけば自然に気がつきますし、おそらくは作者もそこに主眼を置いていたわけではないのでしょう。
そして特徴でもある軽快な会話もどこか重苦しく、ページをめくるのが怖いぐらいでした。
コインロッカーに収められたボブ・ディランと動物園で撮った三人の笑顔の写真、思わず涙が出てきます。
同じことの説明を繰り返すのが鬱陶しかったところはありましたが、伊坂幸太郎らしい、映像化ができたことが驚きでもある、そんな似ているようで似ていないアヒルと鴨でした。


2015年9月28日 読破 ★★★★☆(4点)


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コメント (2)