オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

勝者は大嶺翔

2014-02-17 00:01:49 | 千葉ロッテ

注目をされたチーム島人の4選手のうち、残念なことに勝者は大嶺翔だけでした。
世の中はオリンピックやヤンキース田中のキャンプインで埋め尽くされてオープン戦の映像はほとんど見ることができませんでしたのでスコアテーブルのみでの判断になりますが、先発の大嶺祐は初回は二死からの四球をきっかけに、二回も同じく二死から連打を食らっての5安打3失点ですのでベンチの受けは最悪でしょう。
二番手の川満もコントロールを乱しての2安打1失点では可と不可の中間点ではないかと、伊志嶺も1四球は選んだものの3打数ノーヒットとアピールができませんでした。
一方で大嶺翔は3安打4打点と石垣島アドバンテージがなくとも今日のMVPで、結果が出なければ薩摩川内行きもあるかと思っていましたのでホッと一安心です。
ある意味で持っているところを魅せてくれたわけですから、そのコメントどおりに今江の出場試合を少しでも削れるような今季を願います。

そして止まらない井上も右に左にの3安打と四番の重責を果たした活躍で早くもシーズンまで取っておけと言いたくもなりますが、しかし伊東監督の「今のところは四番」と評価をしながらもぶつかるであろう壁を見抜いているかのようなコメントもあったようで、まあそんなものはいい体をしているのですから立ちはだかる壁は体当たりでぶち壊してもらいましょう。
キャプテン鈴木も1安打ながらもいいところでタイムリーが出ましたし、加藤も最後にタイムリー、清田は今年こその3安打とこの時期にしての14安打は合格点です。
投手陣も三番手以降はピシャリとはいかずとも無失点リレーで、四球を出した大谷と南は追試が必要ですが、僅か6球で三者凡退だった中後などまずまずのスタートです。
何はともあれ内容が大切ながらも勝つに越したことはありませんので、今後も練習試合も含めて実戦での勝ち癖をつけられるような戦いに期待をしましょう。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

オリックス

1 2 1 0 0 0 0 0 0 4 10 0

千葉ロッテ

0 0 0 0 2 0 3 2 X 7 14 1

◆2月16日(日) 千葉ロッテ-オリックスOP戦(ロッテ1勝、13時、石垣島、2,300人)
▽勝 大谷 1試合1勝
▽S 香月 1試合1S
▽敗 森本 1試合1

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺祐、川満、上野、中後、大谷、南、香月―吉田、田村、江村
オリックス 松葉、マエストリ、中山、山田、森本、海田―伊藤、山崎

 

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ストロベリーナイト

2014-02-16 20:12:06 | 読書録

ストロベリーナイト

光文社

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ドラマ化、そして映画化もされた姫川玲子シリーズの第一弾です。
そのドラマも映画も観ていないのですが、かなり前から気になっていた作品ですので期待を込めて手に取りました。
読み終わってから確認をしてみれば賛否両論と言いますか否の方が圧倒的に多いレビューがてんこ盛りだったものの、自分としてはかなり楽しめたファーストインプレッションです。

冒頭からいきなりグロい描写で最後までそれが緩まなかったところやステレオタイプな登場人物、そして主人公の勘で捜査が進んでいくという展開には好き嫌いが分かれそうです。
ご都合主義なところは否めませんし、伏線を拾いきれずに消化不良なままの存在だった重要人物もいて、そのあたりを受け入れられなかった人も多いのでしょう。
ただ最初からシリーズ化を念頭にしていたのか主人公を含めての背景をさりげなく、と言うよりはくどいぐらいな説明も悪くはありませんし、実際にどうかは分かりませんがドラマなどでよく耳にする被害者が「ガイシャ」ではなく「マル害」だったり、警察組織内の階級や捜査手順などを丁寧に描いていたのには新鮮さがありました。
そして主人公が一癖も二癖もある捜査一課の面々に煮え湯を飲まされながらも根っからの悪人がいないこと、闇から闇に葬るような結末ではないこと、やや芝居がかっていながらも目頭がちょっとだけ熱くなりかけた過去における敬礼シーンなど、作者の警察に対するスタンスが垣間見えた感じもあります。
ミステリー、という点ではやや中途半端な叙述トリックや陳腐な動機が残念ではありましたが、評判に惑わされずに読む価値があると思えた姫川主任の第一歩でした。


2014年2月16日 読破  ★★★★☆(4点)

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チーム島人

2014-02-16 00:04:13 | 千葉ロッテ

いよいよ今季の初の対外試合、オープン戦が始まります。
どうしても紅白戦ともなれば抑えても打っても悲喜こもごもですから、結果をダイレクトに受け止められるオープン戦には心躍ります。
すがる思いで天気予報を信ずれば雨の気配はありませんので、その第一歩を見事な勝利で飾ってもらいましょう。

「チーム島人」に伊東監督がゲキ「地元で結果にこだわって」 (2/15 スポーツニッポン)

ロッテの「チーム島人(しまんちゅ)」が、16日に石垣島で初開催するオープン戦でオリックスを迎え撃つ。
石垣島出身の大嶺祐太・翔太兄弟、宮古島出身の伊志嶺と川満の4人の出場が決定。
2年目左腕・川満以外はスタメンで、伊東監督は「地元の選手は全員出す。結果にこだわってほしい」と4人を鼓舞した。
オープン戦開幕投手を務める大嶺祐は、ブルペンで伊東監督を相手に投球練習。
直球を中心に103球を投げ込み「監督が受けてくれて緊張したけど、しっかり投げることができた」と順調な仕上がりを強調した。
母校の八重山商工の恩師や友人らも多く駆けつける予定で「成長した姿を見せたい。しっかり抑えてアピールできれば」と地元に錦を飾る決意だ。
中継ぎで登板予定の川満も「今の自分がどれだけ通用するか楽しみです」とこちらも腕をぶしていた。

石垣島での初のオープン戦ということもあり、沖縄出身の大嶺兄弟、伊志嶺、川満の出場は決まりとのことです。
先発が大嶺祐、中継ぎに川満、大嶺翔はセカンドなのかサードなのか諸説あるようで、伊志嶺は加藤がセンターに入るのでしょうからレフトでの出場が濃厚です。
井上の四番は既に決定をしていますし、現時点でのベストメンバーとは伊東監督のコメントですが、実際のところは若手中心のオーダーになるのでしょう。
あるいはクルーズ、ハフマンあたりの新戦力も早々に登場をするかもしれず、1(中)加藤、2(二)鈴木、3(指)大松、4(一)井上、5(遊)クルーズ、6(右)ハフマン、7(三)大嶺翔、8(捕)吉田、9(左)伊志嶺、ととりあえずの予想は今回はしっかりと公式サイトをチェックしましたので早々に大外れが明らかになることはないはずです。
継投は大嶺祐が紅白戦から中1日で103球を投げての中1日ですので投げても2回ではないかと、大嶺祐(2回)-川満(2回)-吉原(1回)-服部(1回)-香月(1回)-中後(1回)-上野(1回)のジグザグ細切れリレーになるのではないかとこちらも勝手な予想ですが、もしそうなれば戦国な中継ぎ陣にもゴングが高らかに鳴るのでしょう。
残念なことに生中継はないようですし、自分の環境ではスポーツニュースぐらいしか見られませんので、涙の休日出勤を早めに切り上げてテレビの前に鎮座をすることにします。

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かなり寂しい入れ替え

2014-02-15 16:14:25 | 千葉ロッテ

勝手にIE11がインストールをされて、さらには不審な動きを繰り返すのでアンインストールをして元のIE9に戻すところで躓きました。
OSの再起動で「あれがない」「これがない」とポップアップが上がりまくって動かないソフトが続出、半日がかりでの復帰です。
そんなこんなで出遅れなネタではありますが、結局は一二軍の入れ替えは故障の福浦、三木が薩摩川内行きとなって西野が一軍に昇格をしただけの寂しいもので、紅白戦のオーダーを見れば予想ができたことではありますし、それだけの選手がいなかっただけなのかもしれませんが二軍の面々のモチベーションが心配にもなります。
どうやらオープン戦もかなり早い段階から主力を出場させる方針を伊東監督はほのめかしているようですし、そうなれば昨年の中盤戦以降と同じく小さな輪に舞い戻ってしまうのか、その昨年に比べれば大盤振る舞いな補強はあったものの有事に備えてのチームの底上げが必須なレベルのチーム状況に変わりはありません。
また故障者が出て頭を抱えることにならなければいいのですが、今後に活発な上げ下げがあってくれることを心から願います。

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石川もまずまずのスタート

2014-02-14 00:52:41 | 千葉ロッテ

今日はお天道様のご機嫌がよかったようで、順調に紅白戦を消化しています。
ルーキー石川は期待どおりの2回1安打無失点で、ストレートのMAXが147キロとのことですのでロッテな伝統は体制が変わって薄れつつあるようで喜んでいます。
一方で藤岡はいきなりの2失点、内容が分からないので何とも言えないところはありますが、結果が必要な立場ですからかなり厳しくなったでしょう。
また井上が連日の、今日は正真正銘のスタンドインでオープン戦初戦の四番を確実なものとしたのではないかと、打たれたのは藤岡なのか南なのか、また終盤に大炎上をしたのが岸であればやばすぎますし、これで一二軍の割り振りは今日で決定をしたと思われます。
それにしてももうちょっと情報は流れないものなのか、球団には船橋東武のマリーンズコラムの方が情報量が多い現状を恥じて欲しい今日この頃です。

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アジャ旋風は続く

2014-02-13 00:24:16 | 千葉ロッテ

紅白戦の初戦でまず活字になったのは井上で、やはり何かを「持っている」のかもしれません。
しかも鈍足を飛ばしてのランニングホームランとは何の冗談か、ボールを蹴飛ばしたらしい伊志嶺はとんだ引き立て役になってしまいました。
その伊志嶺は2安打に盗塁を決めて、また荻野貴も走って得点に絡んだのは喜ばしい傾向で、加藤もタイムリーでアジャに負けじとブームは続いています。
期待をしている大嶺祐、中後の失点は痛いのですが投手の仕上がりが早いこの時期らしいロースコアの試合展開もまずまずで、願わくば明日にもう少し詳細が明らかになればと、有料サイトにはスコアテーブルまで載っているのであれば加入を検討するのですが、そうでなくてもファンが注目をしているのですから球団にはそれなりの配慮を期待したいです。
そしてさほど予報が悪くなかった今日に降雨で途中打ち切りだったので明日が心配にもなりますが、石川vs藤岡で盛り上がってもらいましょう。

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さあ紅白戦

2014-02-12 00:06:37 | 千葉ロッテ

いよいよ明日から紅白戦です。
ゲーム形式の練習は既に始まっていますが実戦ともなれば雰囲気はガラッと変わりますし、一二軍の振り分けが目前ですので当落線上の選手はそれこそ命がけでしょう。
まだ時期としては早いのでベテランは代打で一打席があるかないかでしょうし、若手や中堅どころのアピールタイムです。

【紅組】 大嶺祐→川満→吉原→南
1(中)加藤
2(左)伊志嶺
3(右)清田
4(一)井上
5(三)細谷
6(指)神戸
7(遊)高濱
8(二)角
9(捕)田村
10(指)金澤

【白組】 石川→木村→上野→中後
1(中)岡田
2(右)荻野貴
3(指)大松
4(遊)クルーズ
5(一)青松
6(左)ハフマン
7(三)大嶺翔
8(二)塀内
9(捕)吉田
10(指)江村

こんな感じのオーダーで2-1ぐらいで終わってくれれば、まずまずなスタートではないかと思います。
投手が抑えれば打者が心配になり、打者が打てば投手が心配になるという悩み深き紅白戦ではありますが、とにかく記事になる選手の登場を心待ちにしています。
そろそろ今年の推しメンを決めたいので、目立つ活躍をする選手がどんどんと出てくることを期待しましょう。

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虚けの舞

2014-02-11 21:33:55 | 読書録

虚けの舞

講談社

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一般的には知名度があまり高くはない武将、北条氏規と織田信雄が主人公です。
そして華々しい戦国期の活躍を描いているのではなく、逆に没落後のその存在の虚しさ、血への責任がメインテーマとなっています。
血脈にこだわる自分からすればその武家としての命題への問いかけが重く、また最後の勝者は誰だったのかを深く考えさせられました。

天賦の才に恵まれながらも四男という立場から大家の舵取りを担うことができずに全てを失った氏規、兄の信忠が不慮の死を遂げたおかげで天下人にもなれる天運に恵まれながらもそれを生かすべくもなく落剥した信雄、この言葉が全てを表しています。
あるいは溢れんばかりの酒があっても枡が小さければ意味がない、も言い得て妙でしょう。
才能があっても運がなければ宝の持ち腐れとなり、運があっても才能がなければ指をくわえて眺めるばかり、それはどの時代、どの社会でも同じです。
氏規、あるいは信雄の「敵」であった豊臣秀吉は才能に恵まれ、また運にも恵まれたことで天下人となり、一方で氏規はその無謀さが分かっていながらも家中での発言力の弱さから秀吉の小田原攻めを避けることができず、信雄はその無能さから掌中の珠を取りこぼしました。
しかし侮蔑、屈辱にまみれながらも耐え難きを耐え、忍び難きを忍んだ氏規、信雄は小藩ながらもその家を保ったのに対して一時の栄華に酔った秀吉は結局は僅か二代で家を潰し、血脈を絶やさないという意味での真の勝者がどちらだったかは歴史が答えを出しています。
小田原攻めに際して韮山城で対峙をした氏規と信雄、この好対照な武将の組み合わせとフラッシュバックな展開も見事で、なかなかに胸に響く虚けの舞でした。


2014年2月11日 読破  ★★★★☆(4点)


今年も頑張る

2014-02-11 00:03:15 | 千葉ロッテ

 

今年もシーズンクーポンを購入したので、プレミアムゴールド会員です。
トータルで考えれば都度チケットを購入した方が安価で済むはずなのですが、基本的に出不精ですので放っておくと球場に行かなくなりそうで、それもあっての強制的な措置です。
その甲斐もあってここ数年は50試合以上の観戦をキープできていますし、まずまず成功と言ってよいでしょう。
今年は大きめのシステム実施がありますので越えなければならないハードルは果てしなく高いのですが、チケットを無駄にできないという貧乏性に賭けたいと思います。

その会員証の番号は若い方が嬉しいので募集当日の10時きっかりに申し込むのですが、同じことを考える人が多いようでなかなか1桁には手が届きません。
今年も昨年よりは若くなったものの両手両足では足りませんし、なかなか上手くはいかないものです。
よく分からないのがゴールドからプレミアムゴールドに変わる際の付番ルールで、まずTEAM26に申し込んだ際にはゴールド会員として発番がされて、そしてシーズンクーポンを申し込むことでプレミアムゴールド会員となり改めて番号が付きます。
しかしいつもゴールド→プレミアムゴールドで番号が大きくなってしまい、TEAM26への入会順ではなくシーズンシートの申し込み順に番号が付けられているのかもしれません。
来年はもっと早くシーズンクーポンを申し込んでみようかなと、目指せ1桁です。

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中後はコントロールよりもスピード命

2014-02-10 00:03:21 | 千葉ロッテ

今日の石垣島は傘を手放せなかったようで、せっかくの一二軍合同練習がもったいなかったです。
それでも選手からすればベンチにアピールをするチャンスですので屋内も屋外も関係なく、第三クールから昇格をする選手が出てくれればチームも活気づくでしょう。
そんな中での発見は誰かに似ているなぁ、どこかで見たことがある顔つきだなぁ、と思っていた石川が秋親の生き別れの弟だと気がついたことで、早くナマ石川で念を押したいです。

中後、直球だけでアジャ斬り!大学代表同期に貫禄見せた (2/9 スポーツ報知)

ロッテの中後悠平投手(24)が8日、石垣島キャンプでフリー打撃に登板した。
7日に特打で68本のサク越えを放った大学日本代表のチームメートで「アジャ」ことドラフト5位の井上晴哉内野手(24)=日本生命=を「0本塁打」に抑えた。
次々とストライクを奪った。
絶好調の井上から見逃しストライク3球に空振り2球。
直球のみで11スイング中、安打性3本に封じた。
中後は「(同級生相手で)ムキになって真っすぐ一本でいったけど、結構詰まった当たりに抑えられた」と自信を見せた。
伊東監督は「ストライクが入れば打たれない。左打者が嫌なフォームをしているしね」と変則サイド左腕に“左殺し”を期待した。
新人の12年は中継ぎで27試合に登板も、昨季は左肩痛の影響で登板5試合に終わった。
西武からFAで加入した涌井に背番号16を譲り、今季から13番に。
「(涌井を見て)最初は『あ、16や』と思ったけど、今は13番を自分の番号にしたい。最低目標は1軍にいること」と中継ぎでフル回転する決意だ。

どうやら中後の左肩痛は癒えたようで、思いっきりに投げられるだけでも大きな収穫です。
最終的には先発にと考えている中後ですが今の布陣からすれば中継ぎで足場を固めるしかなく、またレデズマの退団もありますのでチャンスなシーズンと言ってよいでしょう。
そうなれば気になるのはストレートのスピードがどこまで戻っているかで、もちろん最低限のストライクが取れなければお話にもならないのですが、その特異なフォームに140キロ台後半のストレートがあれば恐怖感と相まって多少のボール球でも勝負ができる、そうやって戦ってきた中後のはずです。
置きにいったような130キロ台後半のストレートに、あとは外角一辺倒のスライダーでは通用をしないことはルーキーイヤーにイヤと言うほどに身に染みていると思いますし、このあたりはリードをする捕手との共同作業でもありますので、アジャ井上を相手に内角をえぐったとの報道もありましたので手を叩いています。
それらのいずれもコントロールばかりに注目をしてスピードに触れていないのが気がかりではあるのですが、中後に荒々しさが戻ってきていることを願ってやみません。
気がつけばその井上、そして吉原も89年組で唐川、益田、藤岡、阿部、植松、鈴木、高濱と総勢10人とチーム内での一大勢力となっているということは同年代のライバルがひしめき合っているのと同義ですので、アジャに負けないキャラの濃さをアピールできるような中後の躍進を楽しみにしています。

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どっこい古谷がいる

2014-02-09 01:10:09 | 千葉ロッテ

どんどんと遠慮なく積もっていく雪を見れば石垣島は曇でも暖かいんだろうなぁ、などと思ってしまいますが、現実を見つめれば明日の朝は雪かきをしないとやばいぐらいです。
千葉市では観測史上最高の30センチの積雪だそうで、うちのベランダも測ってみれば20センチも積もっていました。
玄関前もかなり積もっていますので放置をすれば凍結をして閉じ込められそうな雰囲気ですので、とっとと寝て早起きをしなければなりません。

ロッテ古谷フォームは「まだ60〜70%」 (2/8 日刊スポーツ)

開幕投手候補の1人、ロッテ古谷拓哉投手(32)が8日、石垣島キャンプで最多117球を投げ込んだ。
投げ終わると川崎投手コーチとフォームのチェック。
「キャッチャーに向かうラインにそって体重が乗って、ボールに力が伝えられているかどうかですね。まだまだです。60から70%くらいかな」。
まだステップする右足が一塁方向に出てしまうことがある。
その微調整を続けている段階だ。
「変化球も球種は増やしませんが、軌道を少し変えてみようと思っています」。
たとえばスライダーなら大きく曲がるもの、小さく曲がるもの、早く曲がるもの、遅く曲がるものなどだ。
昨年は安定した実績を残した。
今季は大変身ではなく、少しの変化がテーマになっている。

そんな寒い夜と実は似たような感じかなと心配をしているのが、黄金の輝きのようにも見える先発陣です。
成瀬、涌井、唐川とよだれが出そうな顔ぶれではあるものの成瀬は肩、涌井は肘に不安を抱えていますので実戦で投げてみなければ分からないところがありますし、西野は調整遅れで二軍、明日に石垣島に合流のグライシンガーは第三クールからとなりますので出遅れを取り戻すのはなかなかに難しいでしょう。
今日に伊東監督が合格点を出した石川もルーキーですから期待はしても勘定には入れられませんし、そうなると古谷の存在がクローズアップをされます。
ネタ的な雰囲気があるにせよ成瀬、涌井がいながらも開幕投手候補の一人と言われるだけの昨年の活躍でしたし、何より負けないピッチングは頼りになります。
ここのところほとんど名前が聞かれなかったので気にはなっていたのですが順調に調整を進めているようで、先発としては二年目のジンクスを打ち破らなければならない立場ながらも中継ぎとして苦い経験をしましたから油断はないだろうと、日本人としては最年長投手となった古谷の貫禄を見せてもらいましょう。
藤岡、川満と先発候補の左腕に注目が集まりがちですが軸は俺だと、そう雄叫びを上げるような古谷であってくれることを願います。

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吹雪な船橋

2014-02-08 21:26:12 | 独り言

 

都心は16年ぶりに10センチの積雪だそうですが、船橋だって負けていません。
おそらくはこのまま明日の朝方まで降り積もれば軽く10センチを超えるのではないかと、昨年の1月にもかなり積もりましたし、ブログを遡ってみれば5年前にも船橋にしては相当な積雪だったことを思い出しましたが、その記録を塗り替えるのではないかと思います。
週末だったのが不幸中の幸いで家に引き籠もっていればどうと言うこともないのですが、仕事や行楽で外に出ている人にとっては大変なことになっているでしょう。
週明けの路面凍結も心配ですし、それでもこれも一つの経験かなと、石垣島に行っていれば味わえなかった週末と無理矢理に言い聞かせて雪を眺めることにします。

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指し手の顔

2014-02-08 18:00:23 | 読書録

指し手の顔(上)

講談社

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指し手の顔(下)

講談社

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脳男の第二弾です。
そうは言いながらもいわゆる脳男がメインに活躍をするというわけでもなく、シリーズを通した主人公は精神科医の鷲谷真梨子と茶屋警部のようで、脳男の出番はあまりありません。
前作でも実のところそんな感じでしたし、相変わらずに次回作を匂わせるような終わり方がやや消化不良気味ではありました。

ただ単純な作品とすれば前作よりは面白く、のめり込み度は抜群です。
導入から暫くは関連性がよく分からない複数のエピソードが次から次へと出てきますので整理をするのが大変で、このあたりで挫折をする人も少なくないかもしれません。
しかし中盤から徐々にそれらが紐づいていき一本のストーリーとなっていくことで次へ、次へと興味が膨らんでいきます。
それぞれの登場人物が抱える闇とも言える部分の描写がそれらを彩っていき、残忍なシーンが多くまた脳男の出番が少ないことからして無理な相談ではあるのでしょうが、むしろ映画の原作はこの二作目の方がよかったのではないかと思えるぐらいです。
動機がチープであること、精神疾患に対する蘊蓄とキリスト教にかかる記述がてんこ盛りで一般人にはハードルが高く、クライマックスでのやたらと長い喋りがもったいなくもありましたが、その息もつかせぬテンポのよい展開にぐいぐいと引き込まれた脳男IIでした。


2014年2月8日 読破  ★★★★☆(4点)


ナイスショット!

2014-02-08 00:01:25 | 千葉ロッテ

今日の石垣島はお天道様の機嫌がよかったようで、また明日も関東地方の大雪予報をあざ笑うかのように曇ながらも雨に降られることはなさそうです。
チームの調整からすれば朗報ではありますが個人的には望んでいたことではありながらも悶絶状態で、石垣島を実現すべく頑張ってきた一ヶ月が報われずに心が折れ気味です。
人間の体は上手くできているもので耐えてきた疲労が一気に噴き出して発熱モードとダメまで押してくれますので、久しぶりの連休をまったりと過ごして癒すしかありません。

川満“今中カーブ”で先発だ「最低3勝」 (2/7 スポーツ報知)

 “今中2世”が伊東ロッテの秘密兵器だ。
ロッテ・川満寛弥投手(22)が6日、沖縄・石垣島キャンプでブルペン入り。
90年代の中日を支えた左腕・今中慎二氏(42)をほうふつとさせる96球で、視察に訪れた巨人、ヤクルトの球団編成をビビらせた。
186センチの長身から投じられるカーブに青ざめた。
巨人・香坂編成調査室長は「(今中に)似ているね。球の出どころが見づらいし、右打者の内角への角度がいい」と、“Gキラー”として活躍した左腕に姿を重ねた。
川満も「今中さんが理想。あのカーブを投げられるようになりたい」と、本家の動画でフォームを研究してきた。
昨季は2軍で小谷投手コーチの下、体づくりに専念。
体重は75キロから84キロに増え、最速138キロだった直球が143キロまでアップした。
「先発が華だと思う。最低3勝はしたい」。
2日に視察した日本代表・小久保監督も絶賛した左腕が、先発争いに加わる。

そんな今日は川満です。
この時期に聞かれる他球団の編成部の絶賛は昨年の大谷がありましたので真に受けるつもりはありませんが、それでも話題になるだけでも川満にとっては大きなプラスでしょう。
昨秋のフェニックスリーグでのピッチングを見た方々からの推しメンにつられて注目をするようになった自分はまだ初心者ですが、その声に惹かれて期待をしています。
何よりカーブを武器にというのが嗜好と合っていますし、スピードが遅くても抑えられる成瀬さんが目標です、と言っていたのがいつの間にか今中となっているのは記者が言わせたのか心変わりなのか、どちらであっても先発として大きく育てたい川満です。
グライシンガー、西野がこぼれ気味でもローテーションの席は混雑気味ですから開幕一軍にもぐり込むためには紅白戦、オープン戦と目に見える結果を残すことが求められますので川満にとっては厳しい道のりが続きますが、もしもぐり込めなくとも中途半端に中継ぎとして使うのではなく浦和できっちりと先発で育ててもらいましょう。
まずは藤岡への刺客、からのスタートかなと、大学ナンバーワン左腕の実力がベールを脱ぐ日を心待ちにしています。

ロッテ唐川、捕手1m下げて投げ込み (2/7 日刊スポーツ)

原点回帰です。
ロッテ唐川侑己投手(24)が今キャンプのテーマに「力強いまっすぐ」を掲げ、投球練習にひと工夫をこらした。
6日、116球のうち30球、捕手を1メートル後ろに座らせて投げ込んだ。
マウンドからの距離は19.44メートル。
「1メートル先に投げ込む意識です。高校時代はやっていたんですが、プロに入ってからは初めてです」と、昔の自分を思い出しながらストレートの伸びに磨きをかけている。
「まだ低めが高めに行くこともあったけど、感じはいい」と手応えをつかんでいた。

似たようなことを成瀬もやっていた、と先日に読んだような気がしますが、ストレートの速い投手に対するためにピッチングマシンを前にして打撃練習をする高校球児、の投手版とでも言えばいいのか、何よりストレートを力強く、との言葉が嬉しいです。
さすがに130キロ台半ばのストレートでは変化球のキレやコントロールの精緻さがあっても限界があると感じたのであれば大きな変化ですし、その成果を期待したいです。
あるいは140キロ台半ばから後半のストレートを投げる涌井に触発をされたのであればこれも涌井効果ではないかと、そのためにも死ぬほど走ってもらいましょう。
そして今日に一番に受けたのがこのスリーショットで、ロッテファンからすれば垂涎のショットですのでこれをナマで見るだけでも石垣島に行った価値があるのではないかと、また仲良く並んでいるようで間に唐川を挟んでいる成瀬と涌井の距離感もグッドです。
近すぎず、でも遠すぎず、こんな感じで3人がやっていけば投手陣も引き締まりますので、西野の青、鈴木の黄に続く涌井の橙には目をつぶって見守りたいと思います。

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ポスト中郷を目指して

2014-02-07 00:45:47 | 千葉ロッテ

第二クールの初日は成瀬、涌井が再びの競演だったようで、また調整遅れが心配をされている西野もブルペンに入って一軍合流が視野に入ったとのことです。
ただどうにも西野のコメントには無理を隠しているのではないかという気がしないでもないですし、川崎コーチの「(右肩痛が)再発されると困るので、(2軍キャンプは)大事をとる意味合いが強い。ただ、戦力としては今のところ疑問。まず、(捕手を座らせて)投げてくれというところ」との言葉を聞けば抑え候補などはとんでもないといったところでしょう。
ファンの期待を一身に集めている感のある三木が左太もも裏肉離れで別メニューになるなど故障をすれば結局は遠回りになりますので、急がば回れでお願いします。

吉原、益田&清田に続くぞ“ドラ4伝説”継承 (2/6 スポーツ報知)

ロッテのドラフト4位、吉原正平投手(24)=日本生命=が5日、“ドラ4伝説”の継承を誓った。
最速151キロの剛腕が、12年にドラフト4位で新人王に輝いた益田直也投手(24)らに続き、1軍での活躍を誓う。
伝説に遠慮なく乗っかる。
近年、ロッテは益田の他にも昨季プロ初打席初球本塁打を記録した加藤、10年の日本シリーズで優秀選手に輝いた清田ら「ドラ4選手」の1年目でのブレークが目立つ。
吉原も「縁起がいいのに乗っかっていければ」と、即戦力右腕としてチームに貢献する決意だ。
この日は、石垣市内で石垣島伝統のたこ揚げを体験。
「打者をタコれるように頑張りたい」と、たこ揚げにかけて笑わせた。
プロでは直球を生かせるリリーフで出発する。
「(抑えの)益田君の前を抑えられたら」と、1年目から中継ぎエースの座を狙う。

そして今日は吉原です。
かつては河本に成本、そして黒木、広義で言えば藪田、里崎、清水直と「栄光のドラ2」と言われたものでしたが、最近はすっかりと4巡目の活躍が目立ちます。
川崎、荻野忠、伊藤、清田、益田に加藤が今季にブレイクをすれば鉄板で、吉原も是非とも仲間入りをしたいのが本音でしょう。
中継ぎ投手が目立つのは下位指名なので「光るものはあるが年齢的にリスクもある」といった賭けの意味合いが強いからではないかと思います。
174センチと小柄で社会人では先発をしていたところでのプロでは中継ぎともなれば、吉原には荻野忠と同じぐらいのルーキーイヤーを期待したくもなります。
MAX151キロが踊りますがコンスタントには130キロ台後半から140キロちょっとで、オーソドックスなフォームからしっかりと腕を振ってのストレートにスライダー、チェンジアップ、フォークを交えたスタイルはロッテらしいと言えばロッテらしいので、まずはポスト中郷を目指してもらいましょう。
右左を合わせれば63試合の穴が空いている今季だけに、吉原の躍進を願います。

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