オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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今季初黒星

2014-02-22 19:25:35 | 千葉ロッテ

今季の初黒星です。
オープン戦ですから勝敗よりも内容、とは言いながらもその内容も今ひとつ伴わなかったようですので、小休止といったところでしょう。
例によって映像を見ることができていないのでスコアテーブルのみでの感想になりますが、どうやら完敗で片付けるしかなさそうです。

先発の石川は一発を浴びたものの3回を2安打1失点ですので、紅白戦に続いてのまずまずのスタートです。
四球が1つありましたが三振を3つも奪いましたし、ストレートに勢いがあったとのことですので順調に先発ローテーションに近づいているのではないかと、腕を振って、とのコメントもあり試合中に修正をする意識があるのはさすがに社会人出身、ドラフト1巡目の額面どおりの今後に期待をしましょう。
富山リレーで後を継いだ西野も1回を2奪三振のパーフェクトは喜ばしく、ただ使われ方からすると中継ぎ路線まっしぐらなのか、そこがやはり心配です。
そして松永はいつもどおりに塁上を賑わせながらも逃げ切る、はずが逃げ切れずに炎上し、ここまで結果が出ていた中後も自らのも含む2失策に踏ん張りきれずに3失点と試合を壊してしまい、先日の藤岡や服部に続いてどうも左腕がもう一つピリッとしないのが面白くありません。
大谷がロングもこなせる中継ぎとしての第一歩を踏み出したのでも相殺をしきれない、そんなレフティの蹴躓きです。

打線は意外性の吉田の一発だけで四回以降は三者凡退、スタンドのロッテファンも溜息の嵐だったでしょう。
その吉田の早々なアーチは清水将を思い出してしまうのでやや引っ掛かるものの、もちろん打たないよりは打ってくれた方が嬉しいです。
期待の加藤は3タコ、途中出場のアジャ井上も今日は快音が聞かれず、調整遅れが懸念されるクルーズにつぼみが付くのはいつになるのか、そのクルーズに押し出される形でセカンドで途中出場の鈴木がやらかしてしまったわけですから負の連鎖と言いますか、まあダメなときはこんなものだとケセラセラ、明日のリベンジを期待します。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 4 2

日本ハム

0 0 1 0 3 3 0 0 X 7 9 0

◆2月22日(土) 日本ハム-千葉ロッテOP戦(日本ハム1勝、13時、名護、1,388人)
▽勝 谷元 1試合1勝
▽敗 松永 1試合1
▽本塁打 吉田1号(大谷)、谷口1号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、西野、松永、中後、大谷―吉田、金澤
日本ハム 大谷、谷元、大塚、榎下―近藤、市川

 

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肉体派な経済戦争

2014-02-22 01:47:44 | 映画

明日も出勤となったので寄り道などせずに帰ればいいのですが、そうこうしているうちに観たい作品が終わってしまうのでちょっと無理をしてみました。
月末から注目作が目白押しのようですし、ある意味で自分にとっては嫌がらせに近い今日この頃です。
そんなこんなで観たのは「エージェント:ライアン」で、中村獅童があんな重要な役割を演じていたのかと驚かされた、なんてくだらないネタはとりあえず置いておきます。

エージェント:ライアン

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CIA分析官の主人公がロシア企業の不透明な資金の動きに気がついて謎を解くためにモスクワに飛びますが、いきなり襲撃をされるところから話は始まります。
そして経済戦争という名の次世代テロを防ぐために主人公はCIAエージェントとなり、お約束のように見事に大活躍といったストーリーです。
頭脳戦あり、意外なアクションありと見せ場も盛りだくさんですし、シンプルなものが大好きな自分としては楽しませてもらいました。
どうもクリス・パインは観ていないのですがカーク船長のイメージが強くて違和感はあったものの、ぎこちないサラリーマンな挙措はなかなかにgoodです。
テキパキと指示を出しつつ情報を分析して敵を追い詰めていく主人公を遠い存在のような目線で追っていた婚約者の描写もよかったですし、お久しぶりのケビン・コスナーも貫禄がついていながらもどこかコミカルな雰囲気と主人公の成長に戸惑い、やや羨望を感じつつも温かく見守る姿で作品を引き立てていました。
そうなると次回作となるのでしょうが、そもそもがシリーズ化をされている原作があり、別のキャストで何度か映画化もされているようですから、そこは微妙かもしれません。
今後もクリス・パインはスター・トレックなどで忙しいでしょうし、あまり期待をせずに待つことにします。


2014年2月21日 鑑賞  ★★★★☆(4点)

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ソウルケイジ

2014-02-22 00:20:37 | 読書録

ソウルケイジ

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姫川玲子シリーズの第二弾です。
深夜の川辺に止まっていた車からレジ袋に入れられた左手首が見つかり、そこから始まる重く苦しいミステリーです。
ライバル、とは違うのかもしれませんが前作ではちょい役だった日下警部補が重要な役回りを演じ、そして作品を通じて作者が訴えたかったテーマは「父性」なのでしょう。
子を持つ親であれば胸が打たれるところもあるでしょうし、なかなかに読み応えがありました。

それであれば満点をあげてもおかしくはない出来だったのですが、ミステリーとしての謎解きに不満があったので減点です。
ミステリーの楽しみはその謎解きですし、当たったときは嬉しく、外れたときには感心をし、しかし今回はそのどちらでもありませんでした。
推理は当たったものの残された疑問点をそうやって解決するか、とプチ怒りを感じたのが正直なところです。
こちらも前作と同じく賛否両論が極端なのはそこが理由ではないかと思いますし、これは立て続けに読んだ自分の都合ではあるのですが、ストーリーの合間に登場人物の独白が入り込む構成が似通っていることでの新鮮味の無さもややマイナスに作用をしてしまいました。
もったいなかったなぁ、という余韻に浸りつつ、次回作に特攻です。


2014年2月21日 読破  ★★★★☆(4点)

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