今日の石垣島は傘を手放せなかったようで、せっかくの一二軍合同練習がもったいなかったです。
それでも選手からすればベンチにアピールをするチャンスですので屋内も屋外も関係なく、第三クールから昇格をする選手が出てくれればチームも活気づくでしょう。
そんな中での発見は誰かに似ているなぁ、どこかで見たことがある顔つきだなぁ、と思っていた石川が秋親の生き別れの弟だと気がついたことで、早くナマ石川で念を押したいです。
中後、直球だけでアジャ斬り!大学代表同期に貫禄見せた (2/9 スポーツ報知)
ロッテの中後悠平投手(24)が8日、石垣島キャンプでフリー打撃に登板した。
7日に特打で68本のサク越えを放った大学日本代表のチームメートで「アジャ」ことドラフト5位の井上晴哉内野手(24)=日本生命=を「0本塁打」に抑えた。
次々とストライクを奪った。
絶好調の井上から見逃しストライク3球に空振り2球。
直球のみで11スイング中、安打性3本に封じた。
中後は「(同級生相手で)ムキになって真っすぐ一本でいったけど、結構詰まった当たりに抑えられた」と自信を見せた。
伊東監督は「ストライクが入れば打たれない。左打者が嫌なフォームをしているしね」と変則サイド左腕に“左殺し”を期待した。
新人の12年は中継ぎで27試合に登板も、昨季は左肩痛の影響で登板5試合に終わった。
西武からFAで加入した涌井に背番号16を譲り、今季から13番に。
「(涌井を見て)最初は『あ、16や』と思ったけど、今は13番を自分の番号にしたい。最低目標は1軍にいること」と中継ぎでフル回転する決意だ。
どうやら中後の左肩痛は癒えたようで、思いっきりに投げられるだけでも大きな収穫です。
最終的には先発にと考えている中後ですが今の布陣からすれば中継ぎで足場を固めるしかなく、またレデズマの退団もありますのでチャンスなシーズンと言ってよいでしょう。
そうなれば気になるのはストレートのスピードがどこまで戻っているかで、もちろん最低限のストライクが取れなければお話にもならないのですが、その特異なフォームに140キロ台後半のストレートがあれば恐怖感と相まって多少のボール球でも勝負ができる、そうやって戦ってきた中後のはずです。
置きにいったような130キロ台後半のストレートに、あとは外角一辺倒のスライダーでは通用をしないことはルーキーイヤーにイヤと言うほどに身に染みていると思いますし、このあたりはリードをする捕手との共同作業でもありますので、アジャ井上を相手に内角をえぐったとの報道もありましたので手を叩いています。
それらのいずれもコントロールばかりに注目をしてスピードに触れていないのが気がかりではあるのですが、中後に荒々しさが戻ってきていることを願ってやみません。
気がつけばその井上、そして吉原も89年組で唐川、益田、藤岡、阿部、植松、鈴木、高濱と総勢10人とチーム内での一大勢力となっているということは同年代のライバルがひしめき合っているのと同義ですので、アジャに負けないキャラの濃さをアピールできるような中後の躍進を楽しみにしています。
相手が研究してきた以上にこっちも何らかの対策をせなこのまま終わっちゃうでしょう。
昨年の春先の試合でほとんどストライクが入らずに(それも完璧なボール球ばかりで)『何しに出てきたんじゃ!』と野次り倒したのを思い出しましたが、お客さんは四球を見に球場に来るのではないということと、野手も後ろから見ているということを肝に命じてほしい!
オープン戦で去年までとは違うというトコを見せてほしい。
服部ではなく中後となれば中継ぎ左腕も厚みが増します。球威のある左腕は魅力的です。中継ぎから先発のチャンスを掴んでほしいですね。
スピードを殺さず、ある程度のコントロールを身につける、この二律背反をプロとして追及してほしいです。
といっても3位と4位が凄いだけで、プロで最初にヒーローインタビューを受けたのは中後ですから、まだまだ巻き返し可能です。
タイプ的にはレデズマと似ているので(球は速いが制球力に難あり)、ひとまずレデズマの穴を中後が埋めてほしいと思います。
近大時代、東京ドームで151km/h連発には驚きました。
左でサイドスローだったので、体感速度は160km/hぐらいに感じたのではないでしょうか?
絶好調時代の中後だったのですが、
ロッテ入団時は西村政権下だったので、
BV時代から続く「ロッテな投手育成装置」井上、
古谷にサイドスローに改造を命じた「いじりたがり屋」成本が健在でしたので、熟練した「手っ取り早い昇格方法」で、大人しい投手になってしまいました。
でも本来はこういう左のワンポイントで使うタイプでは無いはずで、
プロ野球史上、先例の無い投手に育てなければならないはずです。
あるいは松永のようなタイプに育成しなければならない投手です。
ギャンブルではありますが、斎藤投手コーチの「腕を振れ」というコーチングがはまると思いますし、はまって欲しいと願わずにはいられません。
小谷コーチはメンタル面をよろしくお願いします。
でも逆をいえば、これで制球もつけば、打たれないでしょう。とにかく制球難というイメージを審判に持たれないことも大切。おっ、ちょっと良くなったんじゃないぐらいを思わせて、球速の維持だね。
中後はムードメーカーになれるし、30HPぐらいしたら、優勝だ!
ところで、クルーズの近況を知りたい…。
中後選手ですか。
とにかく今年は復活して欲しいです。
コントロールさえ改善すれば…。
昨年、打者9人に対して、四球5個。2年間合計すると打者105人に対して、四死球22個。与四死球率は2割をこえています。
ズバリ、このコントロールの悪さを治さない限り1軍はないかと。
目安は、与四死球率1割以下。
ちなみに、昨シーズンの益田、服部は、与四死球率は1割を切っていました。
巨人の山口投手の与四死球率は0.08でした。
中継ぎ陣は相手に流れをいかさないようにすることが指名ですから、与四死球は絶対減らさないと。その上で、いかにして打者を打ち取るかでしょう。
ストレートが150k前後あっても、与四死球率が2割では抑えられないでしょう。与四死球率が2割あったら、相手の出塁率は4割くらいになるでしょう。それでは試合にならないです。
最低限のコントロールはつけてもらいたいです。