オリオン村(跡地)

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加藤は花開くか

2014-02-04 00:22:47 | 千葉ロッテ

侍ジャパンの小久保監督は昨年に引き続き、今年も加藤を絶賛しています。
レギュラーどころか一軍では僅か4安打の加藤に代表候補としての期待を口にするなどして注目度ナンバーワンで、これでモチベーションが上がらなければ嘘でしょう。
正直なところ日本代表チームなどはどうでもいいのですが、さらには伊東監督も「レギュラーに一番近い」と煽るような発言をしているようですからそれを聞いた他の外野陣がどういった心境かは想像に難くなく、ヒートアップをするレギュラー争いが三度目の正直を生み出してくれることを楽しみにしています。

1番候補・加藤に侍・小久保監督が太鼓判! (2/3 スポーツ報知)

日本代表の小久保裕紀監督(42)が2日、ロッテの石垣島キャンプを視察。
「1番・中堅」を期待される加藤翔平外野手(22)に太鼓判を押した。
「(代表)候補に挙がる活躍をして欲しい」と、未来の侍戦士にチームのレギュラー奪取を課した。
“糸井2世”に目を奪われた。
加藤の打撃練習を視察した小久保氏は「昨年から『いいな』と思っていた。スイングスピードが(昨年より)上がっている」。
両打ちの加藤は、50メートル5秒65の快足と長打力を併せ持つ。
オリックス・糸井ばりの3拍子そろった外野手で、昨年5月12日の楽天戦では、プロ初打席初球本塁打を放ち、鮮烈なデビューを果たしていた。
侍代表監督からの高評価に、加藤は「大きな目標は日本代表で2番を打つこと」と、壮大な夢をぶち上げた。
加藤を「最もレギュラーに近い選手」と評する伊東監督は「大事には育てない。荒っぽく育てたい」と、キャンプで鍛え上げるつもりだ。
小久保氏は加藤と共に、昨年11月の国際強化試合(台湾)で好投した松永、昨年は2軍で小谷投手コーチの下、成長を遂げた“秘密兵器左腕”川満の名前を挙げた。
「2年目三銃士」が、侍の一員になる日は近い。

小久保の高評価はさておき、どうやら伊東監督は本気で加藤をレギュラーに育て上げるつもりのように見えます。
ライバルたちを意識させるための意図的なところも多分にあるでしょうが、伊東チルドレンとして取り立てるだけの魅力が加藤にはあるのでしょう。
糸井のようなパワーも、秋山のようなしなやかさもまだまだ備わっていない加藤ですが、それぞれの二世と呼ばれるのですから資質が輝いているのだと思います。
スイッチヒッターだけにレギュラーともなれば右左に関係なく固定ができますし、外野陣では一番に若い加藤ですのでバランスもよくなります。
もちろん角中は置いておくとしても清田、荻野貴、岡田、伊志嶺、そしてサブロー、G.G.佐藤、ハフマン、神戸だって負けてはいられません。
やや停滞が続いているところへの加藤という投石がどういった波紋を描いてくれるのか、先発陣に殴り込みをかける川満ともども注目です。

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