オリオン村(跡地)

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中後はコントロールよりもスピード命

2014-02-10 00:03:21 | 千葉ロッテ

今日の石垣島は傘を手放せなかったようで、せっかくの一二軍合同練習がもったいなかったです。
それでも選手からすればベンチにアピールをするチャンスですので屋内も屋外も関係なく、第三クールから昇格をする選手が出てくれればチームも活気づくでしょう。
そんな中での発見は誰かに似ているなぁ、どこかで見たことがある顔つきだなぁ、と思っていた石川が秋親の生き別れの弟だと気がついたことで、早くナマ石川で念を押したいです。

中後、直球だけでアジャ斬り!大学代表同期に貫禄見せた (2/9 スポーツ報知)

ロッテの中後悠平投手(24)が8日、石垣島キャンプでフリー打撃に登板した。
7日に特打で68本のサク越えを放った大学日本代表のチームメートで「アジャ」ことドラフト5位の井上晴哉内野手(24)=日本生命=を「0本塁打」に抑えた。
次々とストライクを奪った。
絶好調の井上から見逃しストライク3球に空振り2球。
直球のみで11スイング中、安打性3本に封じた。
中後は「(同級生相手で)ムキになって真っすぐ一本でいったけど、結構詰まった当たりに抑えられた」と自信を見せた。
伊東監督は「ストライクが入れば打たれない。左打者が嫌なフォームをしているしね」と変則サイド左腕に“左殺し”を期待した。
新人の12年は中継ぎで27試合に登板も、昨季は左肩痛の影響で登板5試合に終わった。
西武からFAで加入した涌井に背番号16を譲り、今季から13番に。
「(涌井を見て)最初は『あ、16や』と思ったけど、今は13番を自分の番号にしたい。最低目標は1軍にいること」と中継ぎでフル回転する決意だ。

どうやら中後の左肩痛は癒えたようで、思いっきりに投げられるだけでも大きな収穫です。
最終的には先発にと考えている中後ですが今の布陣からすれば中継ぎで足場を固めるしかなく、またレデズマの退団もありますのでチャンスなシーズンと言ってよいでしょう。
そうなれば気になるのはストレートのスピードがどこまで戻っているかで、もちろん最低限のストライクが取れなければお話にもならないのですが、その特異なフォームに140キロ台後半のストレートがあれば恐怖感と相まって多少のボール球でも勝負ができる、そうやって戦ってきた中後のはずです。
置きにいったような130キロ台後半のストレートに、あとは外角一辺倒のスライダーでは通用をしないことはルーキーイヤーにイヤと言うほどに身に染みていると思いますし、このあたりはリードをする捕手との共同作業でもありますので、アジャ井上を相手に内角をえぐったとの報道もありましたので手を叩いています。
それらのいずれもコントロールばかりに注目をしてスピードに触れていないのが気がかりではあるのですが、中後に荒々しさが戻ってきていることを願ってやみません。
気がつけばその井上、そして吉原も89年組で唐川、益田、藤岡、阿部、植松、鈴木、高濱と総勢10人とチーム内での一大勢力となっているということは同年代のライバルがひしめき合っているのと同義ですので、アジャに負けないキャラの濃さをアピールできるような中後の躍進を楽しみにしています。

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