オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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吹雪な船橋

2014-02-08 21:26:12 | 独り言

 

都心は16年ぶりに10センチの積雪だそうですが、船橋だって負けていません。
おそらくはこのまま明日の朝方まで降り積もれば軽く10センチを超えるのではないかと、昨年の1月にもかなり積もりましたし、ブログを遡ってみれば5年前にも船橋にしては相当な積雪だったことを思い出しましたが、その記録を塗り替えるのではないかと思います。
週末だったのが不幸中の幸いで家に引き籠もっていればどうと言うこともないのですが、仕事や行楽で外に出ている人にとっては大変なことになっているでしょう。
週明けの路面凍結も心配ですし、それでもこれも一つの経験かなと、石垣島に行っていれば味わえなかった週末と無理矢理に言い聞かせて雪を眺めることにします。

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指し手の顔

2014-02-08 18:00:23 | 読書録

指し手の顔(上)

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指し手の顔(下)

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脳男の第二弾です。
そうは言いながらもいわゆる脳男がメインに活躍をするというわけでもなく、シリーズを通した主人公は精神科医の鷲谷真梨子と茶屋警部のようで、脳男の出番はあまりありません。
前作でも実のところそんな感じでしたし、相変わらずに次回作を匂わせるような終わり方がやや消化不良気味ではありました。

ただ単純な作品とすれば前作よりは面白く、のめり込み度は抜群です。
導入から暫くは関連性がよく分からない複数のエピソードが次から次へと出てきますので整理をするのが大変で、このあたりで挫折をする人も少なくないかもしれません。
しかし中盤から徐々にそれらが紐づいていき一本のストーリーとなっていくことで次へ、次へと興味が膨らんでいきます。
それぞれの登場人物が抱える闇とも言える部分の描写がそれらを彩っていき、残忍なシーンが多くまた脳男の出番が少ないことからして無理な相談ではあるのでしょうが、むしろ映画の原作はこの二作目の方がよかったのではないかと思えるぐらいです。
動機がチープであること、精神疾患に対する蘊蓄とキリスト教にかかる記述がてんこ盛りで一般人にはハードルが高く、クライマックスでのやたらと長い喋りがもったいなくもありましたが、その息もつかせぬテンポのよい展開にぐいぐいと引き込まれた脳男IIでした。


2014年2月8日 読破  ★★★★☆(4点)


ナイスショット!

2014-02-08 00:01:25 | 千葉ロッテ

今日の石垣島はお天道様の機嫌がよかったようで、また明日も関東地方の大雪予報をあざ笑うかのように曇ながらも雨に降られることはなさそうです。
チームの調整からすれば朗報ではありますが個人的には望んでいたことではありながらも悶絶状態で、石垣島を実現すべく頑張ってきた一ヶ月が報われずに心が折れ気味です。
人間の体は上手くできているもので耐えてきた疲労が一気に噴き出して発熱モードとダメまで押してくれますので、久しぶりの連休をまったりと過ごして癒すしかありません。

川満“今中カーブ”で先発だ「最低3勝」 (2/7 スポーツ報知)

 “今中2世”が伊東ロッテの秘密兵器だ。
ロッテ・川満寛弥投手(22)が6日、沖縄・石垣島キャンプでブルペン入り。
90年代の中日を支えた左腕・今中慎二氏(42)をほうふつとさせる96球で、視察に訪れた巨人、ヤクルトの球団編成をビビらせた。
186センチの長身から投じられるカーブに青ざめた。
巨人・香坂編成調査室長は「(今中に)似ているね。球の出どころが見づらいし、右打者の内角への角度がいい」と、“Gキラー”として活躍した左腕に姿を重ねた。
川満も「今中さんが理想。あのカーブを投げられるようになりたい」と、本家の動画でフォームを研究してきた。
昨季は2軍で小谷投手コーチの下、体づくりに専念。
体重は75キロから84キロに増え、最速138キロだった直球が143キロまでアップした。
「先発が華だと思う。最低3勝はしたい」。
2日に視察した日本代表・小久保監督も絶賛した左腕が、先発争いに加わる。

そんな今日は川満です。
この時期に聞かれる他球団の編成部の絶賛は昨年の大谷がありましたので真に受けるつもりはありませんが、それでも話題になるだけでも川満にとっては大きなプラスでしょう。
昨秋のフェニックスリーグでのピッチングを見た方々からの推しメンにつられて注目をするようになった自分はまだ初心者ですが、その声に惹かれて期待をしています。
何よりカーブを武器にというのが嗜好と合っていますし、スピードが遅くても抑えられる成瀬さんが目標です、と言っていたのがいつの間にか今中となっているのは記者が言わせたのか心変わりなのか、どちらであっても先発として大きく育てたい川満です。
グライシンガー、西野がこぼれ気味でもローテーションの席は混雑気味ですから開幕一軍にもぐり込むためには紅白戦、オープン戦と目に見える結果を残すことが求められますので川満にとっては厳しい道のりが続きますが、もしもぐり込めなくとも中途半端に中継ぎとして使うのではなく浦和できっちりと先発で育ててもらいましょう。
まずは藤岡への刺客、からのスタートかなと、大学ナンバーワン左腕の実力がベールを脱ぐ日を心待ちにしています。

ロッテ唐川、捕手1m下げて投げ込み (2/7 日刊スポーツ)

原点回帰です。
ロッテ唐川侑己投手(24)が今キャンプのテーマに「力強いまっすぐ」を掲げ、投球練習にひと工夫をこらした。
6日、116球のうち30球、捕手を1メートル後ろに座らせて投げ込んだ。
マウンドからの距離は19.44メートル。
「1メートル先に投げ込む意識です。高校時代はやっていたんですが、プロに入ってからは初めてです」と、昔の自分を思い出しながらストレートの伸びに磨きをかけている。
「まだ低めが高めに行くこともあったけど、感じはいい」と手応えをつかんでいた。

似たようなことを成瀬もやっていた、と先日に読んだような気がしますが、ストレートの速い投手に対するためにピッチングマシンを前にして打撃練習をする高校球児、の投手版とでも言えばいいのか、何よりストレートを力強く、との言葉が嬉しいです。
さすがに130キロ台半ばのストレートでは変化球のキレやコントロールの精緻さがあっても限界があると感じたのであれば大きな変化ですし、その成果を期待したいです。
あるいは140キロ台半ばから後半のストレートを投げる涌井に触発をされたのであればこれも涌井効果ではないかと、そのためにも死ぬほど走ってもらいましょう。
そして今日に一番に受けたのがこのスリーショットで、ロッテファンからすれば垂涎のショットですのでこれをナマで見るだけでも石垣島に行った価値があるのではないかと、また仲良く並んでいるようで間に唐川を挟んでいる成瀬と涌井の距離感もグッドです。
近すぎず、でも遠すぎず、こんな感じで3人がやっていけば投手陣も引き締まりますので、西野の青、鈴木の黄に続く涌井の橙には目をつぶって見守りたいと思います。

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