そうならなければオフを心配しなければならないかもしれない大嶺祐だけに、当たり前のように鉄板のオープン戦初戦、石垣島での先発がほぼ決まったようです。
おそらくは大嶺翔もサードでスタメンでしょうし、昨年から小久保推しメンになっている加藤、今日に伊東監督から直接の指導を受けた吉田も名を連ねるのではないかと思います。
そして四番が期待をされるのはルーキー井上で、是非とも石垣島から飛び出すぐらいのアーチを放ってもらいましょう。
ロッテにゴジラ!アジャ井上に伊東監督◎ (2/2 日刊スポーツ)
ロッテのアジャことルーキー井上晴哉内野手(24=日本生命)が1日、伊東監督から絶賛された。
フリー打撃で63スイング中30本の安打性の当たりを放ち、3本の柵越えを記録すると「左と右の違いはあるけど松井秀喜に似ている。捕手が、見逃してくれたと思ったところにバットが出てくる感じ。打球の角度もいい」と最高の評価を受けた。
中身は濃かった。
中堅から右方向への安打性の打球が21本と7割を占めた。
「社会人時代に調整法をつかんだんです。あっちの方向に、どれだけ強い打球がいくかなんです」。
やろうとしたことができていた。
だが、ゴジラ松井に例えられたことは、井上からすれば手放しでうれしいわけではなかった。
アジャ・コングであることにプライドを持っているからだ。
○○のゴジラなどと別の愛称がつけられかねない事態は避けなければならない。
「それはまずいですよ」と顔を青ざめさせた。
そんな心配をよそに、伊東監督は起用法についてまでイメージを膨らませた。
「長打が魅力なので5番、6番が面白い。さらに確実性が上がれば4番も打てる。話題もあるし使っていきたい」。
真価が問われるのはこれからだが、最初のチャンスは勝ち取ったようだ。
藤谷の守護神構想をぶち上げたことのある伊東監督だけにレギュラーどころか四番構想は計算尽くのところが多分にあるのでしょうが、それでもワクワクする話題です。
大松や神戸と同じくそのイメージとは違って本質はホームランよりも巧みなバットコントロールが持ち味といった感じのある井上ではありますが、自慢の巨漢を活かした長打をどうしても期待をしてしまいますし、脚力では足を引っ張り守備でもアピールができるわけではないでしょうから打つしかありません。
そのキャラクターでまずは目立って注目を集める第一歩は◎のようですから、あとは結果を残すのみです。
率を残してくれるに越したことはありませんがホームラン王のタイトルを獲るとの大言壮語をしたのですから、とにかく長打を磨いて一芸で輝くスタンスでよいと思います。
まずは紅白戦で味方投手陣を打ち砕いて、チームが上京をするぐらいまでは四番、あるいはクリーンアップを守り続けるのが目先の目標でしょう。
あとは守備練習などで四苦八苦をしているようですし、それでも体重は増加傾向のようですから下半身の故障に注意をして、捻挫などでリタイアをしないよう願います。
今年は頑張ってオープン戦を見に行こうと思っていますので、QVCマリンで会えるのを楽しみにしています。