キャンプ初日は小雨には降られたようですが練習メニューは順調にこなせたようで、まずまずのスタートだったのではないかと思います。
ただ残念なことに伝わってきたニュースの大半は初日からブルペンに入った成瀬、ピンストライプが意外に似合う涌井、そして腰痛で早々にリハビリ組に合流となった福浦など中堅、ベテランの話題で、若手のそれは早朝の散歩でいじられた石川ぐらいというのは寂しすぎます。
早い時期はどんどんと若鴎がアピールをしなければすぐに置いていかれてしまいますから、明日はフレッシュなネタが満載となることを期待しましょう。
ロッテ新主将に3年目の鈴木「僕らしく」 (2/1 日刊スポーツ)
今季のロッテの主将は1日、3年目の鈴木大地内野手(24)に決まった。
昨季は遊撃手のベストナインに選出された若武者は「優勝とか引っ張るとかも大切ですけど、僕自身が頑張らないといけない。いろんな方の力をお借りして頑張っていきたい」と話した。
伊東監督は24歳に重責を担わせる意図を「挑戦の意味も含めて課すというのが強い。あまり考えずに持っているものを出してくれと伝えた」と説明した。
鈴木も「僕らしく元気を出してやりたい」と意欲的だった。
そんな中で鈴木も3年目ですので若手ではあるものの昨年のレギュラーですから別格と言えば別格で、そしてキャプテン就任が決まりました。
先日に報じられたときにおそらくはその流れになるだろうとは予想をしていましたが、いざ決まってみれば目出度いながらも微妙な感じがあります。
実質的な二年目のジンクス、背番号7への変更、などそれでなくともプレッシャーのかかる今季の鈴木だけに余計な重荷は背負わせたくないのが本音で、もちろん西岡がそうであったように、また一般社会でも能力よりも少しだけ重めの負荷を与えて成長を促すというやり方は普通にありますので伊東監督の判断に強く反対をするわけではありませんが、岡田が続投に意欲を見せていただけにその心情を思えば無理に交代をさせる必要があったのか、キャプテンやら選手会長やらは嫌なジンクスもありますので不安が先に立ちます。
きっと乗り越えてくれる、と信じてはいますが、ある意味でチームの浮沈に直結をしかねないポジションに鈴木を置くことでのギャンブラー伊東の本領を思い知らされたといったところではないかと、その勝負師としての勘が的中することを願ってやみません。