オリオン村(跡地)

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2018年通信簿 37 三木亮

2018-12-15 00:28:31 | 千葉ロッテ

 

37 三木亮 内野手 27歳 年俸2240万円

【2018年成績】 66試合 34打数 11得点 8安打 打率.235 1二塁打 0三塁打 0本塁打 4打点 3盗塁 2四死球 8三振 得点打率.333

井口監督肝いりの藤岡裕の獲得に球団推しの平沢とのショート争いが不利なことは分かってはいましたが、ここまで冷遇をされるとは思ってもいませんでした。
昨年にキャリアハイの数字を残して課題の打撃にも開眼の兆しが見えてきたことで本人はやる気満々だったでしょうが、しかし秋季キャンプで外野兼任を言い渡されたところから雲行きが怪しくなり、初の対外試合となったラミゴとの国際交流試合ではファースト、練習試合ではセンターとそもそもショートの競い合いに混ぜてすらもらえない哀しさです。
一軍を外れることこそありませんでしたが代走や守備固めが大半でスタメンでの起用は僅かに6試合、昨年の半分にも満たない打席数では消化不良で不満もあったでしょう。
ベンチに冷遇の意識は無かったにせよ井口監督推しの中村は全試合フルイニング出場、秘蔵っ子の藤岡裕、チームリーダーの鈴木も全試合出場となれば控えとしての出番が限られるレギュラー固定主義の被害者でもあり、さらには井上のブレイクで代走や守備固めすら激減をしてしまえば当然と言えば当然の結果な一年ではありました。

だからと言って、腐っていても道は開けません。
サードに安田が入るようなことがあれば守備固めが増えるかもしれませんが狸でしかありませんし、そうなれば何か三木を使いたいと思わせる武器が欲しくなります。
三木にとっての今の武器はたまに雑さは見せますが堅実な守備ですが件の事情からしてそこに活路を見出すのは苦しく、そこで推したいのはバント職人で、ベンチも含めてチームとしての意識が低いためにいつまで経ってもバントミスが減らないところで「三木に任せれば大丈夫」と思わせればしめたものです。
ただむしろバント下手な三木だけにそう思わせるには相当な努力が必要ですし、それをベンチに印象づけるようなアピールは露骨であっても猛練習しかないでしょう。
また数少ない打席でとにかくイヤらしさを出すような粘り、ロッテの中島と言われるぐらいなファールで相手バッテリーを疲労困憊させるのもありです。
残念ながら不幸にも故障者が出なければ三木の出場機会が劇的に増えるとは思えないだけに、漠然と出番を求めるのではなく、ぴりりと辛い山椒を目指すのがよいと思います。

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【オリオン村査定】 2240万円 → 2240万円 (±0%)



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