40 島孝明 投手 20歳 年俸595万円
【2018年成績】 E 11試合 0勝0敗0S 防御率10.80 11回2/3 16被安打 1被本塁打 12与四球 0与死球 8奪三振
昨年の秋季キャンプでキャッチボールすらまともにできていなかった島をなぜウインターリーグに参加をさせたのか、状態を悪化させただけで石垣島でもイップスを確信する酷い状態に絶望的な気分になりましたが、それでも川越コーチとマンツーマンで地道に復帰に向けた努力をしている姿を見ているだけに復活を祈るような気持ちでした。
その努力が報われたのか夏場になってようやく練習試合、そして公式戦での登板機会を得ての11試合は炎上をした試合もありましたが昨年に比べれば雲泥の差、フェニックスリーグでもそこそこの登板数で来季に期待を繋ぐピッチングができたようですから島のプロ野球人生はここからが本番のスタートです。
その石垣島では川越コーチから「頭の中と体がズレている」「横ブレしている」との指摘がされていたようにリリースポイントが一定せず、かなり時間がかかりそうにも見えました。
ブルペンに入っても捕手を相手ではなく川越コーチとのキャッチボールに毛が生えた程度のもので、また練習が始まる前の朝のウォームアップでは第二球場で遠投から入っていましたがそれでもボールがあっちゃこっちゃに散らばっていましたから、試合で投げれるようになっただけでも大きな一歩でしょう。
本人も手応えを感じていたのか今年の秋季キャンプでは表情も明るかったとのこと、フェニックスリーグでの経験で来季への意欲も高まっていると思います。
心配をしていたロッテ化はとりあえず140キロ台半ばのストレートを投げていたとの話も聞きましたので一安心、同期同い年の種市が一足先に一軍を経験してプロ初白星こそ逃しましたがホープとして豪州に派遣をされたことも刺激になっているはず、まだ実戦で投げているところをナマで見たことがないので一日も早く見てみたいです。
地元出身の期待の大器、フェニックスリーグでの起用はプレッシャーを与えないようにするために試合の大勢が決まってから投げさせただけかもしれませんが最後を締めくくることが多かったので守護神としての育成を考えているのかもしれず、しかし先発として大きく育てたい、 課長島ではなくエース島に向けて来季は大事な一年となります。
【オリオン村査定】 595万円 → 595万円 (±0%)