27 山本大貴 投手 23歳 年俸1150万円
【2018年成績】 1試合 0勝1敗0S 防御率6.00 3回 5被安打 0被本塁打 4与四球 0与死球 1奪三振 被打率.385
高卒ならまだしも社会人出身のドラフト3巡目が素材型では正直なところ編成としてはいかがなものか、と思ったりもするのですが、そういう意味では最終盤のお試しであっても一軍で投げさせてもらえる、それも先発としての起用でしたのでベンチとしてはそれなりに買ってはいるのでしょう。
出身地である北海道でのピッチングはしかし3イニング続けて先頭打者を出し、また4四球と制球を乱しての71球と散々なものでした。
本人は制球が課題とコメントをしていましたがそれよりも炎上癖がヤバそうで、ロッテにありがちな気持ちの弱さがピッチングを小さくしているのではないと祈るような思いです。
その炎上癖は、石垣島でさっそくに露見しました。
紅白戦で予定イニングを投げきれない1回1安打7四死球4失点の大炎上はプロの洗礼にしてはあまりに厳しく、終わったかな、と思ってしまった自分がいます。
当然の開幕二軍は4月早々に1回5安打3四球の7失点と延焼は続き、二軍では20試合で39回2/3を投げて30四死球、防御率6.35ですのでよくぞ一軍に呼んだといった感じです。
もちろん二軍は数字だけではなく光るものがあればそこを伸ばすのが大事なわけで、素人には分からなかった何かその光るものがあるのだと信じるしかありません。
猫だまし投法、と話題になったフォームは打者が見づらそうにしている気配が感じられず、それでいて制球難ではしんどさしか感じられないのですが、とにかく今に願うのは課題克服で道を誤らないこと、力押しをするタイプではありませんがストレートのキレが身上ですからロッテ化をしないようただただ願います。
二木がロッテに指名をされたことでその入社予定だった三菱自動車岡崎から声をかけてもらった、なんてエピソードもある山本には、二木とともに輝いてもらいたいです。
【オリオン村査定】 1150万円 → 1150万円 (±0%)