goo blog サービス終了のお知らせ 

オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

2018年通信簿 33 南昌輝

2018-12-10 01:18:01 | 千葉ロッテ

 

33 南昌輝 投手 29歳 年俸3400万円

【2018年成績】 35試合 2勝2敗0S 防御率3.00 33回 37被安打 0被本塁打 17与四球 1与死球 29奪三振 被打率.301

一昨年のブレイクから昨年に大きく数字を落としてしまい「去年はダメだったので、今年ダメだったらダメと思う。それぐらいの気持ちでやっています」と気合いを入れての今季でしたが、しかし6月中旬には打撃練習の打球が顔に当たって左眼瞼裂傷により5針縫合、そして7月下旬には下半身に力が入らないと訴えての診断で特定疾患に指定をされている黄色靱帯骨化症と判明で手術、再発がないとの前提付きでの全治6~7ヶ月と身体面で苦しい一年となってしまいました。
昨春には右肩違和感もありましたし、まずは体を万全にするのが第一ですので焦らずにじっくりと、秋季キャンプでキャッチボールをしていましたので順調に回復をしているのかもしれませんがこれまで同病を患ったプロ野球選手は酒井、宮本、越智、大隣、徳山といますが大半が復活できませんでしたので、慎重な上にも慎重にお願いをしたいです。
その中でも手術後に24試合に登板をして9勝の大隣が選手、そしてコーチとしてロッテに在籍をしているのは南には心強いでしょう、二人三脚での復帰をひたすら待ちます。

戦線離脱となる前のピッチングはお客様のセントラルを相手ではありますが交流戦に9試合2勝で防御率0.00と素晴らしい輝きもありましたし、35試合で防御率3.00ですから文句の付けようもないのですが、一方で被打率が3割超えで不調だった昨年よりも悪かったのが気がかりではあります。
数字はそこそこながらも鉈で叩き割るようなストレートの凄みが戻らず、むしろストレートを見せ球にして変化球で苦心惨憺といったイメージのある今季でした。
二段モーションが解禁になったことでせっかくスムーズになってきたフォームがおかしくなりやしないかとの心配は杞憂でしたが、これだけ打たれてしまうとこのままでいいのかとの迷いも出てくるでしょうし、罹患、手術の影響で負担のかからないものへの修正は必要になってくるかもしれません。
ある意味でリセット状態になる来季はそれはそれで年齢的にもピッチングスタイルを考え始めなければならない時期にも重なりますので前向きに、プロではあまり使うことが多くなかったカーブの配球を増やすことでの緩急によるストレートの効果アップが一番のお薦めですが、どういった形であれ生まれ変わった南を見せてください。

2011年通信簿 2016年通信簿
2012年通信簿 2017年通信簿
2013年通信簿
2014年通信簿
2015年通信簿


【オリオン村査定】 3400万円 → 3900万円 (△15%)



一日一クリック応援をお願いします

コメント (7)