二軍はまだ暫く石垣島に残りますが、一軍は今日でキャンプ終了となりました。
最後の最後にばらばらと雨に降られましたが10年間で一番に天候に恵まれたキャンプだったかもしれず、また故障者がほとんど出なかったのもよかったです。
見た目は地獄、とは縁遠かった秋季キャンプでしたが、そこから選手たちが継続して体作りをしていたので最初から順調にメニューをこなせた、とは現地で聞いた伊東監督の言葉で、先発ローテーション、二遊間と競い合う場もあり選手たちも緊張感をもって練習に臨んでくれたのではないかと思います。
打線のキモである両外国人選手に華やかな話題がなかったのが残念ですが開幕まであと一ヶ月ちょっと、週末から対外試合が始まりますし、評価はこれからでしょう。
石垣島で見た個人的な感触と言いますか期待との乖離で上振れたのはキレのいいボールを投げていた土肥、下振れたのはスイングが鈍かった細谷、しかしこちらも開幕に向けて調子を上げてくる相手にどこまでやれるのかを見てからの話で、来月上旬にも恒例の推しメンを催しますので準備をお願いします。
スイーツは例えば仙台の萩の月、沖縄のサーターアンダギーなどメジャーなものも少なくはありませんが、その多くは土地にちなんだネーミングがされているだけの普通のお菓子だったりもするわけで、それでもその土地で食べてこそ意味がある、と今回も単品売りをほぼ無作為にチョイスして旅のエネルギーにしました。
姫路ではやはり姫路城がメイン、いろいろな種類がありましたが、しかし実のところ一番に心に染みたのは随願寺でいただいたお茶とお菓子、とにかく美味しかったです。
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赤穂は毎度のごとく塩、塩味饅頭です。
甘い饅頭に塩ってどうよ、と身構えてしまったのですがさほどにしょっぱさは感じられず、あるいは焼き芋に塩、スイカに塩、と同じく甘さを引き立てる黒子なのかもしれません。
薄皮にほどよい抹茶風味であんも甘すぎず、まずは快調なスタートです。
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播州揖保郡、揖保川、揖保乃糸、両親の実家が龍野ですので自分には違和感のない揖保も、一般的には知名度は高くないかもしれません。
自分の実家である厚木の相模川は鮎が有名ですが揖保川もそうなのか、揖保川の鮎はいわゆる最中です。
そう、まあ普通の最中で可もなく不可もなし、あんこがびっちりと詰まっていて疲れた体を癒やしてくれました。
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千姫すいーとはショコラケーキ、要はチョコレートケーキです。
これこそがとりあえず商品に名前を付けてみました、の典型的なパターンではないかと、言われも見てくれも千姫とは縁もゆかりもありません。
お味はまずまず、もっと甘いかと思っていたのですが意外にビター、紅茶が飲みたくなりました。
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今でもやっているのか学生のときにテレビ埼玉でナイターを見ているとCMで連呼していた「十万石まんじゅう」、あるいは大多喜の「最中十万石」なんてのもありましたが、姫路はスケールが違っての「五拾萬石」ですから味は五倍!五倍!と高見山が叫んでいるとは年寄りにしか分かりません。
最中の中身は求肥、自分には餅にしか思えないのですが元は餅米なので似たようなものなのでしょう、それであんをくるんだものとなっています。
冷めると固くなる餅とは違って求肥は柔らかいままですので、お菓子で餅だと思っているものは今さらながら求肥なのでしょう。
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ここから姫路城が続きます。
分かりづらいかもしれませんが天守閣が外皮に描かれているので、それっぽくなっています。
中身は白あんがみっちりと、やや粘り気があるような歯触りでしたが、見た目よりは甘さ控えめで上品なお味でした。
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白鷺の月は洋菓子、クリームパンみたいなものです。
背後にピントが合ってしまって写真では分かりづらいかもしれませんが、柔らかいカステラのような生地にカスタードクリームが入っています。
これは甘かった、甘すぎるぐらいの甘さで、それこそ100円ぐらいで売っているクリームパンの甘さに匹敵するぐらいの甘さでした。
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バッフェルとは波形のクッキーのことらしく、白鷺の甍、バッフェルを甍に被せたネーミングなのでしょう。
ぽろぽろと割れやすいのが特徴か、バニラクリームが挟んであるのですがとにかく食べづらい、さくさくとした歯ごたえはいいのですが写真泣かせなお菓子です。
真ん中の黒いのは何だったんだろう、チョコかと思ったのですがそんな味はせず、よく分かりません。
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最後は官兵衛兵糧餅です。
見た目は砂糖がまぶしてあるように見えたので甘いのかと思ったらそうでもなく、この白い粉末が何かはよく分かりません。
ごま風味でちょこっと見えているのはくるみ、これも求肥なのでしょうが弾力があり食べ応えは抜群で、まさに兵糧餅といった感じです。
【2016年8月 兵庫、大阪の旅】
白い白鷺城
白い白鷺城 旅程篇
白い白鷺城 旅情篇
白い白鷺城 京セラドーム大阪篇
白い白鷺城 史跡巡り篇 赤穂の巻
白い白鷺城 史跡巡り篇 龍野の巻
白い白鷺城 史跡巡り篇 明石、尼崎の巻
白い白鷺城 史跡巡り篇 姫路の巻 姫路城の章
白い白鷺城 史跡巡り篇 姫路の巻 黒田官兵衛の章
白い白鷺城 グルメ篇
白い白鷺城 おみやげ篇