オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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ジンクスで今季初勝利

2017-02-13 00:09:46 | 千葉ロッテ

 

五回を終わったぐらいから風が強くなってやや肌寒くはなりましたが、石垣島に来てからは一番のぽかぽか陽気でした。
そんな今日は国際交流試合の第二戦、遠征での観戦では連勝はできずとも連敗もしないとのジンクスどおりの大勝で、交流という意味ではいい感じだったのではないかと思います。
ただラミゴの大量失点をした投手は二軍ですので塩を送られた感じがしないでもなく、喜んでばかりもいられません。
ちなみに今日も新外国人選手、ルーキー投手陣のお披露目はなく、十六日祭で島内の方々の出足が遅くサイン会の整理券の配布がなかなかはけない寂しい一日でもありました。

先発の関谷は3回2安打無失点とまずまず、生命線のチェンジアップの落差は一見さんが手も足も出なかったとしてもそれは当然でしょう。
そのチェンジアップを生かすも殺すもストレート次第、今日のそれはこの時期からすれば可もなく不可もなし、開幕に向けてどれだけスピードアップをしていけるかが鍵となります。
また前日に二発の王柏融との対戦を楽しみにしていたのですが四球、死球と逃げたわけではないにせよ格好の悪い結果に終わり、台湾リーグで初の200本安打を放ちリーグ記録の.414、さらには29発の強打者だけに先発ローテーションを狙うにはピシャリと抑えてアピールをして欲しかったのが正直なところです。
二番手以降は1イニングずつの細切れ継投、田中靖はもう少しボールに勢いが欲しかったですが昨年の流れのままに安定感はありました。
コントロールに難のある東條と高野はみっともないぐらいの暴投をした高野の方が荒れっぷりが酷かったようにも見えましたが、キレとパワーとでタイプは違うものの相手への圧力は高野の方が上だったのではないかと、一軍を争う同期で同い年のライバルは一歩目としては高野にアドバンテージがあったとは個人的な見解です。
先頭打者を三振に切って取りながらも長打、四球でピンチを広げて失点をした成田はやはり前日に似たような展開で大炎上をした原とは違って踏みとどまったのにはホッと一息、それでも先日のケース打撃のときと同じくストレートの押し出しが弱く、変化球のコントロールも今ひとつでこんな投手だったっけ、とちょっとガッカリしてしまいました。
崖っぷちの阿部と金森は無難と言えば無難、面白みがないと言えば面白みがなく、とは言いながらも関谷を除けば今日に一番に安定をしていたのは金森だったかもしれません。

打線は相手投手のコントロールが劣悪、守備でもエラー連発と話にならない状況でしたから、あまり参考にはならないような気がします。
それでも前日にピリッとしなかった井上が右に長打を放ったのが好材料、走れるデブ、の走塁は圧巻で、また甘いところにくれば豪快に引っ張るのも相手にとってはイヤな感じではないかと、前日と同じくやや伸び上がったようなスイングが気にはなりますが、試合後に記者の取材も受けて気分がよいバッティングだったでしょう。
走る、という意味では凡打ながらも肘井、相手守備の動きを見ての高濱の、当たり前ではありますが当たり前にはなかなかできない走塁には拍手を送りたいです。
マイナス面では今日も中村が二つのエラーで前日に続いて守備の不安を露呈したこと、走者を進めるバッティングができなかった三木、レギュラーを狙うのであれば左腕対策が喫緊の平沢、と内野のレギュラーを争う三人がともに寂しいプレーを見せたことで、一試合や二試合で騒ぐほどのこともないのは分かってはいますが、それでもやはり気にはなります。
中村はバットは好調ですが右への打球が欲しく、三木は守備での取り戻しと最終打席で汚名返上ができたかどうか、平沢は3安打猛打賞の高濱に危機感を持つぐらいでなければ困りますし、その平沢は今日は途中出場でセカンド、スタメンで中村をショートで試すなどベンチの思惑はファンの期待ほどに平沢に追い風とはなっていないのかもしれません。


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◆2月12日(日) ラミゴ−千葉ロッテ2回戦(1勝1敗、13時、石垣、そこそこ)
▽勝 関谷 1試合1勝
▽敗 劉昱言 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、田中靖、高野、東條、成田、阿部、金森—江村、宗接
ラミゴ 劉昱言、張明翔、葉文淇、林國裕、林柏佑—張閔勛、劉時豪

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