デスパイネの後釜として期待をされる両外国人選手、パラデスとダフィーの入団会見がありました。
生真面目なファーストインプレッションもプレーでNPBに順応できるかどうか、人柄だけで起用し続けるほどの余裕が今のチームにはありません。
ポジションの問題もあり意外に早く判断が下されるかもしれず、フリー打撃で柵越え連発、などに惑わされることなく、石垣島でチェックをしたいと思います。
ロッテ新加入パラデス&ダフィーがワクワク入団会見 (1/31 日刊スポーツ)
ロッテに新しく加わったジミー・パラデス内野手(28=フィリーズ)とマット・ダフィー内野手(27=アストロズ)が31日、石垣市内で入団会見を行った。
パラデスはメジャー通算20本塁打。
退団したデスパイネに代わる4番候補として期待されている。
「チャンスをくれた千葉ロッテに感謝している。勝利に貢献できるよう頑張りたい。攻撃面を一番見てほしいが、ガッツがあるところも見てほしい。守備でも貢献できる」とアピールした。
背番号は、42。
ダフィーは、15年に3AでMVPの実績を持つ。
「ロッテに入りワクワクしている。一塁、三塁のコーナーを守れる。打撃では、ランナーをかえして打点を挙げる。ランナーがいる時の打撃を見てほしい」と話した。
背番号は、5。
どうしても注目せざるをえないのはポジション争いです。
本人は守備もアピールのパラデスですがセンターを守れるのであればまだしも、そうでなければ球団の方針どおりにDHとなるのでしょう。
デスパイネの代わりであれば妥当なところですし、今江も真っ青の四球の少なさが不安材料ですが、二年前にメジャーで.275の10本塁打の打撃力は期待が高いです。
ポイントになりそうなのがダフィーでファーストとサードを守れるようですが当面はサードとのこと、そうなれば背番号8を背負うことになった中村の居場所がなくなります。
本来のポジションはセカンドですが鈴木がコンバートされることになりましたし、ショートはまずは平沢なのでしょう、しかしミスターロッテの後継者として期待をされて昨季もこれでもかと起用されたことを考えれば中村にはサードを守らせたいはず、早い段階からダフィーがファーストに回されるかもしれません。
ただそのファーストには井口、福浦の両ベテランに大砲候補の井上がいるわけで、細谷には外野の選択肢があるにしても主戦場はファースト、サードになります。
高いレベルで競い合ってくれれば嬉しい悲鳴ですがナバーロの見切りが遅れたことの二の舞になりやしないかと、そこはベンチの腕の見せどころです。
外国人選手が額面どおりに活躍をしてくれればよし、その外国人選手を追いやる日本人選手が出てくればなおよし、楽しい夢を見させてください。
ちなみにダフィーの背番号は4で、5はゴメスの緊急獲得のために空けておくのかとも思っていたのですが、先に話題となった外国人投手の獲得も無いままに打ち止めになりそうです。