オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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あるある

2014-07-28 22:06:00 | 千葉ロッテ

千葉ロッテマリーンズあるある

ティー・オーエンタテインメント

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コメント欄で教えていただいた、千葉ロッテのBOOKです。
書店で探してみたのですが見つからず、Amazonの説明を見ても今ひとつジャンルや内容が分からないのですが、とりあえずは表紙の里崎に惹かれてのポチッ!です。
まだレビューも書かれていませんし、明後日ぐらいには届くでしょうから週末に時間があれば読んでから書き込めば第1号になれるかもしれません。
どうやら巨人とDeNAを除いた10球団がシリーズ化をされているようで、あるある、とつぶやいてしまうような出来に仕上がっていれば最高です。

 

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ベテランが頑張る!

2014-07-28 02:16:17 | 千葉ロッテ

いきなり初回に3失点、そして投げるは足掛け5年でロッテに8連勝中の岸ですから絶望的なスタートでしたが、前日の鬱憤を晴らすかのような逆転勝ちです。
4年ぶりに岸に黒星をつけたのは痛快でしたし、唖然としたようなレフトスタンドが心地よかったです。
これで分の悪かったライバルシリーズに勝ち越しましたがオセロ状態からなかなか抜け出せませんので、まだ早い気はするのですがデスパイネの爆発に期待をしましょう。

今日はベテラン勢が頑張りました。
初回の内野安打1本だけで5回52球とあしらわれていた岸に、12年目の金澤のプロ入り初アーチが流れを変えたのが大きかったです。
真ん中高めの甘いボールではありましたがピクッと動いたバットを我慢して振り抜いた打球は打った瞬間にそれと分かる、嬉しい300打席目の一発です。
加藤、鈴木、今江、そしてサブローの4連打は飛んだコースがよかったというヒットではありましたが、こういうヒットの方がバッテリーにはダメージが大きいでしょうから岸にとっては悪夢の六回、やや舐めたかのように攻めたのが裏目に出たことをきっと悔やんでいるでしょう。
なぜか昨日は今江、今日は福浦の代わりにスタメンだった根元には疑問でしたが、それが結果的にここぞの福浦に繋がったのはいってこい、神様が見ていたのだと思います。
お疲れ休みなのか井口の代わりのサブローも2度の得点機に絡み、今日はベテラン様々でしょう。
そして勝ち越しツーベースを放ってサードを陥れる走塁を見せたハフマンはすっかりとクリーンアップの貫禄が出てきましたので、胸を張ってデスパイネを迎えられるはずです。

先発の成瀬は6回7安打3失点、立ち上がりを見れば早いうちにKOをされるかと思ったのですが、結果的にはQSですので何とも微妙なピッチングでした。
西武ドームで130キロ台半ばですので実質的には130キロそこそこのストレートでは余程にキレがなければ抑えられるわけもなく、変化球を見極められての4四球がその苦しさを物語っていましたし、コントロールが緩いときの唐川と同じく投げてみなければ分からないというピッチングが続きそうです。
それでも中盤からは高めのストレートで空振りを取るシーンもありましたし、ボロボロの涌井と同じく浦和で我慢をしきれないベンチの判断には来季以降が不安になるのですが、やるからには年俸泥棒と言われないようせめて先発投手らしい防御率になるよう、後輩たちは頑張っているのですから涌井ともども奮起を願います。
その後は益田、大谷、松永、西野と今のロッテではベストなリレーで、最後は西野が劇場を開演してしまいましたが一死一三塁から中村、メヒアを切って取っての勝利です。
期待をさせておいて落胆させるという高等戦術、なわけもないのですが、西武からすれば岸が打たれてクリーンアップが打ち取られての負けですから骨身に染みるでしょう。
勝ったからこその声を高らかに、バントをしなかったり失敗をしたりと似たようなチームですが、埼玉だけには負けられません。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

千葉ロッテ

0 0 0 0 0 3 0 0 2 5 8 0

西武

3 0 0 0 0 0 0 0 0 3 10 0

◆7月27日(日) 西武-千葉ロッテ14回戦(西武8勝6敗、17時1分、西武ドーム、25,968人)
▽勝 松永 34試合4勝3敗
▽S 西野 40試合1敗22S
▽敗 岸 16試合8勝4敗
▽本塁打 金澤1号(岸)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、益田、大谷、松永、西野―金澤
西武 岸、武隈―炭谷

 

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思い出のマーニー

2014-07-28 01:00:59 | 映画

読書録と被ることがあるので映画についてはタイトルから離れるようにしているのですが、しかし今回だけは特別です。
それだけの意味のあるタイトルですし、下手に小細工をしなくて正解でしょう。
とりあえずはジブリだから、といったところで観に行った「思い出のマーニー」ですが、さすがに高品質な作品を提供してくれます。
突き抜けるところがなくこぎれいにまとめた感はあるものの、充分に楽しませてもらいました。

思い出のマーニー

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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あることをきっかけに養父母に心を開けなくなった主人公の杏奈が、夏休みに喘息の療養のために親戚の住む釧路の田舎町に向かいます。
そこで出会った湿っ地屋敷に住む金髪、碧眼の少女マーニーと交流をするうちに、そのこだわりから解放をされて成長への扉を開くといったストーリーです。
かなり早い段階からマーニーの存在についてはほぼ明かされますし、そこに謎解きといった要素はありません。
自分ことが嫌い、もらわれっ子、恵まれていると思っていたマーニーが抱えていた闇、といった重いテーマが徐々に解きほぐされていくところが丁寧に描かれています。
かなり地味な映像ではあるのですが草木のなびきや手足の動き、煙草やお金といった大人の嫌らしさの表現などはジブリらしいですし、これまでの作品のように見るからに強い女の子とは違う印象の杏奈が、しかし時代がかった舞踏会や「私の部屋に来て」と薄々とは感じながらも目を逸らさない、その心の強さを見せたからこそのラストシーンだったと思います。
残念だったのは原作とは違って日本に舞台を持ってきたことで、やはり田舎町に金髪の女の子は違和感がありすぎでしょう。
結果的に感情を殺した棒読みが功を奏した感もありましたが相変わらずの声優問題も引っ掛かりましたし、そこだけは今後も引きずることになりそうです。


2014年7月27日 鑑賞  ★★★★☆(4点)