休日出勤の予定も含めれば三日もサボったので覚悟はしていましたが、病み上がりの初日に午前様はさすがに辛いです。
そんな今日は前日とは真逆な展開で、立ち上がりの失点で負けを覚悟したところからの逆転勝ち、しかもらしくないアーチ攻勢ですから真っ赤に染まった北九州のソフトバンクファンも唖然呆然ではないかと、ロッテとしても今ひとつ乗り切れないチーム状態を考えればむしろらしくない勝ちっぷりの方がよいのかもしれません。
ただ明日がかつてはともかく今季はソフトバンクに1勝3敗の防御率5.04と相性の悪い唐川で、藤岡が無事であればその藤岡をやはり1勝1敗の防御率7.20と相性が今ひとつの西武にぶつけるとも思えませんから、どこぞを故障でもしたのではないかと心配にもなります。
もっとも唐川は西武にも1敗の防御率13.50とボロボロなだけに、ライバルシリーズで藤岡がケロッとした顔で姿を見せてくれると信じています。
古谷は粘り勝ち、といったところでしょう。
3回までに8安打2四球の3失点でしたので中5日ということもあり早々の交代もあるかなと思っていましたが、味方打線の追い上げに応えての7勝目です。
これもらしくはないコントロールがアバウトなピッチングだったようですが、今は白星こそが一番の妙薬です。
前日に好投をした益田がぐらつけば松永、大谷がナイスカバーで、最後は西野が締めての20セーブですので昨日のリベンジができました。
浦和では昨日に成瀬、涌井の豪華リレー、今日は大嶺祐が6勝目で最多勝争いに絡んできましたので、ここを起点に先発陣が反転してくれることを願いましょう。
打線はやはりハフマンです。
6月以降の打率は3割を超えていますし、デスパイネの迎撃態勢は万全でしょう。
そうでなくてもガッツが表に出るロッテでは貴重な選手ですし、ホームランこそ少ないですが100打席以上ではチームトップの長打率を誇っています。
右の角中ばりに頭が突っ込みながらもすくい上げての高い弾道の打球はごつい体のパワーが源なのでしょうから、右に左にハフマンとデスパイネとなるとあまりゾッとしない外野守備ではありますが、二桁アーチに届いたクルーズとともに、まさに助っ人の活躍を期待したいです。
そしてあまり意味はないかもしれませんが飯田キラー全開の川本のまるで優勝をしたかのようなガッツポーズが、実のところ一番に印象に残った今日の試合でした。
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◆7月22日(火) ソフトバンク-千葉ロッテ17回戦(ソフトバンク9勝6敗2分、18時1分、北九州、21,005人) ▽バッテリー |