オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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負けない男が負けた

2014-07-31 02:14:48 | 千葉ロッテ

今日は六回裏からの観戦でしたので、僅かに2安打しか見られませんでした。
この展開ならようやくのプロ初一軍の大嶺翔のデビューに立ち会えるかと最後まで粘ったのですが、それも今となっては虚しいです。
細谷との入れ替えは故障が理由のようですし、頭部死球で登録抹消だったブラゼルはヘルニアの手術で帰国、このまま退団になるのでしょう。
なかなか思うようにならないからこそ野球は楽しい、と言えるほどの悟りの境地にもなれず、CSを狙うのであれば負けてはならない日本ハムに連敗で明日はハンカチ王子、これで負けるようであれば来季に向けて舵を切ってもいいかなと、そうならないよう唐川はもちろんのこと打線の奮起を願います。

負けない男の古谷が、持ち味であるはずのコントロールがばらついての6回7安打4四球4失点での3敗目です。
自らのエラーもあり、乗れそうで乗れないままに痛い星を落としました。
ざっと見返した感じではさほど悪いピッチングでもなかったのですがメリハリが無く、どこかしんどそうに投げているのが気になります。
二番手の南は連投でのイニング跨ぎは可哀想ではありましたがピッチングは相変わらずで、それだけ浦和に人がいないということなのでしょう。
今江が足を引っ張った挙げ句にフィルダースチョイスでピンチを広げて、ここで松永かよ、が打たれてジ・エンドです。
このオフこそは野手中心で、とは思いつつも、この投手陣の現状を見れば補強ポイントが多すぎて目もあてられません。

あっさりとハフマンとデスパイネを入れ替えた今日の布陣はそのデスパイネに三度のチャンスが巡ってきましたが、内野ゴロの1打点と消化不良気味です。
やはり緩急をつけられると突っ込んじゃうなぁ、と慣れるまでに時間がかかりそうな感じもありますが、それでも金泰均に馴らされましたので気長に待つことにします。
そもそも一軍合流が早かったのではとの思いもありますし、タブロイド紙によれば生真面目な性格らしいので、ただそれが吉凶どちらに出るかは微妙かもしれません。
それでも救世主としてろくろ首だったわけですから、井上の二の舞にならないようじっくりと構えたいところです。
今日に打てなかったのはデスパイネだけではありませんし、石川が恨めしく思っているであろう上沢に7勝目を献上したことの反省会をやってくれていると信じて、でも明日はブラックブラックナイトなので過剰な期待をせずに、普通にやれば勝てるよね、ぐらいのつもりで明日を迎えることにします。

 

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

日本ハム

1 0 2 0 1 0 0 2 0 6 8 0

千葉ロッテ

1 0 1 0 0 0 0 0 0 2 6 2

◆7月30日(水) 千葉ロッテ-日本ハム13回戦(ロッテ7勝6敗、18時15分、QVCマリン、25,027人)
▽勝 上沢 16試合7勝5敗
▽敗 古谷 19試合7勝3敗
▽本塁打 中田18号(古谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 古谷、南、松永、ロサ―川本、金澤
日本ハム 上沢、武田勝、河野、宮西、谷元―市川

 

コメント (28)

向日葵の咲かない夏

2014-07-31 00:39:55 | 読書録

向日葵の咲かない夏

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これは相当にきついです。
主人公は小学生ですし平易な文体ですので一見すると児童文学のような感じですが、しかし実際はその真逆です。
読んでいる途中で佐世保の事件が起きてしまったこともあり、読み進めるのにかなり手こずりました。
途中で止めようかとも思ったほどで、トリックとしては秀逸ながらもその狂気の世界が全く受け入れられなかったのが正直な感想です。

とにかく誰も彼もが救われません。
最後にようやく、といったところで振り上げられて真っ逆さまに落とされたラストシーン、これでもかというぐらいのダメ押しでした。
プロローグの描写が今ひとつ繋がらなかったのですが、そんなことはもうどうでもいいです。
願わくばこの作者の次に手に取る作品が同じ系統でありませんように、もしそうなれば自分の辞書から抹殺です。


2014年7月30日 読破 ★☆☆☆☆(1点)

コメント (7)