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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2012年通信簿 60 阿部和成

2012-12-31 23:37:41 | 千葉ロッテ

60 阿部和成 投手 23歳 年俸550万円

【2012年成績】 6試合 0勝2敗0S 防御率3.95 27回1/3 28被安打 3被本塁打 5与四球 0与死球 6奪三振 被打率.275

運がないな、としか言いようのない阿部です。
昨年もプロ初登板を5回4安打2失点と勝利投手の権利を手にしながらも後続が打たれて白星を逃し、今季も初登板を5回4安打無失点に抑えながらも古谷が炎上、次の登板も7回2/3を5安打1失点と抑えたものの益田が追いつかれてしまいプロ初勝利とはなりませんでした。
いずれの試合も打線の援護は僅かに2点ですから阿部としてはもっと打ってくれよと言いたくもなるでしょうが、これが今のロッテ打線ですから仕方がありません。
昨年は2戦目、今季は3戦目で崩れましたので着実に進化をしていると、そう期待をして来季を楽しみにしたいと思います。

ねじ伏せるような剛球があるわけではなく、キレキレな変化球を持っているわけでもない阿部ですが、投手らしい投手ですので好きなタイプです。
特筆をすべきはマウンド上での落ち着きぶりで、今季もプロ初勝利の権利がかかった5回に表情を変えることなく淡々と投げていたことが印象的でした。
ピンチになっても無表情であるのは経験の浅い選手ではなかなかにできることではありませんので、これは大きな財産です。
ストレートは時折に140キロ台前半を投げながらも大半が130キロ台後半でしたが外角低めに伸びがありましたし、スライダーやチェンジアップも精緻とは言えませんがボール先行になっても焦らないだけのコントロールは兼ね備えていますので、相手からすれば打てそうで打てない、気がつけば抑えられているといった感じではないかと思います。
体つきも一回り大きくなったように見えましたし、来季こそはベンチ、打線が総掛かりで阿部にプロ初勝利をプレゼントする体制をとって欲しいと、その白星がチームに大きな勢いをつけるだけの存在だと考えますので、是非とも89年組に埋没をしないよう肩を並べる来季となってくれることを願います。

2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 550万円 → 720万円 (△31%)

 

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2012年通信簿 59 細谷圭

2012-12-31 01:03:43 | 千葉ロッテ

59 細谷圭 内野手 24歳 年俸730万円

【2012年成績】 19試合 23打数 2得点 3安打 打率.130 1二塁打 0三塁打 1本塁打 3打点 0盗塁 3四死球 10三振 得点圏打率.091

昨年に続いてプロ3号アーチを放つなど右打者としては期待のホープである細谷ですが、なかなかに次のステップに進めません。
今季も28打席で10三振の扇風機ぶりで粗さを克服できず、一軍に定着とはなりませんでした。
浦和では規定打席に達して.286に8本塁打と卒業の段階にきているだけに、そろそろ今江への刺客としての立場を手に入れたいところです。

その浦和ではほぼ遊撃を守っていた細谷ですが一軍では根元がレギュラーを獲って来季も期待をされているだけに、昨年のチャンスを逃したことが大きな痛手です。
今季の一軍では慣れない一塁を守ることが多く、それでも意外に普通な動きをしてはいましたが、ライバルが多いポジションですのでハードルはかなり高いです。
FA権の行使をほのめかしている今江の後継者作りはチームにとって喫緊の課題ですし、右の内野手というアドバンテージもあるのですからここは三塁を狙うしかありません。
すぐにレギュラーがどうのとはいかないのは仕方がないとしても、一軍にいながらも試合前の練習で三塁を守るのが今江だけ、という状況からの脱却を願います。
粗さの改善はもちろんのこと状況を考えたバッティングも求められますし、コントロールに苦しんでいる投手に対して初球打ち、なんてことがないようにしてもらいたいです。
うかうかしていると高濱や翔太、角らの後塵を拝することにもなりかねませんので、体制が変わる来季にスパートをかけてもらいましょう。

2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 730万円 → 730万円 (±0%)

 

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