59 細谷圭 内野手 23歳 年俸700万円
【2011年成績】 22試合 58打数 2得点 7安打 打率.121 1二塁打 1三塁打 2本塁打 5打点 0盗塁 1四死球 28三振 得点圏打率.167
持っていない、細谷を一言で表現をすればこの言葉以上のものは無いように思えます。
荻野貴の故障で巡ってきたショートのレギュラーのチャンスも恒例となった故障で大魚を釣り損なってしまいましたし、また歓喜のプロ初本塁打も豪快な逆転負けでチームの勝利に結びつかないなど、本人もそうでしょうが見ているファンの方が歯がゆくて仕方がない究極のもたつきぶりです。
それでも野手不足のロッテでは期待の星であることに異論は少ないと思われる細谷ですので、とにかく頑張ってくれとしか言いようがありません。
来季も激戦のショートの争奪戦に身を投じることになるであろう細谷が、今度こそ五体満足なままにシーズンを乗り切ることができるよう祈っています。
適性としてはショートよりもサードだと思いますし、青野に代わって今江のカンフル剤となることが第一歩だと考えていた細谷ですが、まずはどこを守るか、守らせてもらえるかよりも、打撃でどれだけアピールをして出番を手にするかを気にしなければならないぐらいの今季の低打率です。
ただ打てないだけであればまだしも、状況を考えずに振り回すだけではベンチで地蔵にされても文句は言えません。
思い切りのよいバッティングこそが若手の持ち味とは言っても、さすがに60打席で28三振は酷すぎます。
狙い球を絞って裏をかかれた、ではなく、投手にいいようにあしらわれて受け身のスイングになってしまっている感が否めず、ホームランがいずれも左方向であるのに対して全体の打球の半数以上が右方向であることを考えれば、起動が遅いことで差し込まれてしまっていると見るのが妥当でしょう。
とにかく細谷はこのチャンスを逃せば選手生命が断たれる、ぐらいのつもりで野球だけに専念をして欲しいと、引き締まった野獣の雰囲気を醸し出す来季になることを願っています。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
【オリオン村査定】 700万円 → 770万円 (△10%)
細谷はどうもその系譜になりつつあるのではないでしょうか?
高校時代のHR数と現在の打撃振りから正人により近い存在ではないでしょうか?
ただ正人は守備が良いですから、細谷は正人レベルにも達していません。
ファン感謝祭のHR競争では里崎や大松に混じって、駆け出しの頃の細谷が参加していたので、「将来、どんなHRバッターになるんだろう」などと夢想していたことが懐かしいです。
守備よりも打撃の方が持ち味なのは確かですが、おっしゃってるように相手バッテリーにいいようにあしらわれてる感じがします。2軍と1軍では相手バッテリーの攻め方が違ってくるのは当然なのですが、どうも1軍バッテリーの配球になかなか対応できずにいるといったところでしょうか。おそらく技術よりも頭の方が課題かもしれませんね、細谷に限った事じゃないですけど(笑)
来年も1軍の内野は激戦区だけに勝ち抜けるよう頑張ってほしいものです。
西武第二球場で観戦、彼のホームランのみ。また菊地遊星のプロ初勝利。試合後外野でランニング。また外野でランニング。また笑いながら…。かつての細谷は闘志満々でしたけどね。
ただ長打力は魅力的だし、落ち着いて打席に入れればもう少し向上できるでしょう。守備は…元々正人も上手かった訳ではないので、少しずつ(笑)。
時に…ハンドルネームが「くろべえとしろべえ」って「阿と吽」みたい対になっちゃう方が来られていて気になるのですが、別ハンドルではありません。念のため。変えようかなぁ(笑)。
サードショート・ドングリーズの皆さん、来年こそ、誰か飛躍して抜け出してください。
生え抜きの高卒って唐川以外はパッとしないような。
浦和の空気が緩いのかも。
気持ちを改めない限り飛躍はないと思われます。