電脳筆写『 心超臨界 』

計画のない目標はただの願望にすぎない
( ラリー・エルダー )

一日に幸せをいくつ感じていますか――永江靜加

2024-05-11 | 06-愛・家族・幸福
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お釈迦さまは人間の欲望には二種類あると言っています。ひとつが自然的欲望で、もうひとつが奴隷的欲望です。自然的欲望は、それが充足すれば解消されるものです。たとえば、オシッコです。ところがどんなに満たされても充足されない欲望があります。それが奴隷的欲望です。満たせば満たすほど欲望が膨れあがるのです。 仏教でいう煩悩の奴隷というやつです。

インターナショナル エア アカデミー学院長の永江靜加さんが、ある管理職研修で「皆さんは一日に幸せをいくつ感じていますか」と聞いたことがあります。10名中9名は「何もない」と答えました。まさに奴隷的欲望のかたまりです。ところが一人だけ「30個ある」と答える管理職が現れました。


◆一日に幸せをいくつ感じていますか

「致知」2003年4月号【特集・人間力を養う】
インタビュー②人間力を養う
「つらく苦しくとも前進することが人間力を養う」
インターナショナル エア アカデミー学院長・永江靜加

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永江靜加(ながえ・しずか)
福岡県生まれ。高校卒業後、専門学校を経て、スチュワーデスとして全日空
入社。玉の輿結婚で寿退社した後、昭和59年専業主婦から一念発起して起
業。著書に『感動』がある。
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――幸福は人類の普遍的な願望なのでしょうね。

【永江】 幸せということでは、前にある企業の管理職研修の時に「皆さんは一日に幸せをいくつ感じていますか」と聞いたことがあるんです。10名中9名が「何もない」と答える中で、一人だけ「30個ある」と答えられた方がいました。いくつか教えてくださいと質問すると、「目が見える、耳が聞こえる、歩ける、車持っている、暖房のついた場所で研修を受けられる」とどんどん答えるのです。他の方は「なんだそんなことか」とおっしゃっていましたが、上司がこのことを幸せと思っているかどうかで部下も違ってくるんですよ。

――どのように違うのでしょうか。

【永江】 「30個ある」と答えた方の部下はみんな「ありがとう」「感謝している」という言葉が素直に出てくるのに対し、「何もない」と答えた方の部下はやっぱり不平不満、愚痴をこぼしながら仕事しているのです。部下は本当に上司をよく見ています。ですから組織は上に立つ人間次第なのです。

私は、「何もない」とお答えになる方には自分の弟のことをお話ししています。私の弟は障害をもっていて、小さい頃から施設に入っています。おそらく一生出ることはできないでしょう。それでも彼は一切否定的なことは言わず、「うれしい」「楽しい」「おいしい」「ありがとう」とプラスの言葉しか言いません。面会に行けばいつもニコニコニコニコ笑っているのです。

そして私の娘もまた、現代医学では治らない難病を持っています。一生薬と縁を切れない体で、いつ死ぬか分からない。でもいつ死ぬか分からないからこそ、誰よりも働き、誰よりも一所懸命生きたいと言っています。

弟も娘も人が当たり前に持っている幸せを持っていませんが、心はいつも希望ややる気で満たされている。それに比べ、世の中には多くの幸せを有していても、あれがない、これがないと不平不満を並べ立てる人もいる、どちらが幸せな人生か分かりますよね。

私は弟や娘を「ポジティブ・シンキング・バカ」だと思っているんです。

――ポジティブ・シンキング・バカ、ですか?

【永江】 ただのポジティブ・シンキングではなく、「バカじゃないの」と思わせるくらい前向きなのです。私は人生を生き抜いていくには、ポジティブ・シンキング・バカになることは大切だと思うんですよ。一度きりの人生です。どんな苦境も受け止めて、陽気に明るく生きるほうが絶対幸せですよ。

かつて私は死にたくなるほどどん底に落ちて苦しみましたが、それでも夢を信じて一歩一歩前進してきたからこそ、夢を実現できました。あの時のあの苦しみが、私の人間としての幅を広げ、力をつけてくれたと思っています。人間は生きている限り、悩み苦しみ、壁にぶつかります。しかし、どんなにつらくとも苦しくとも、明るく生き抜いていくことが、その人の人間力を養っていくと思うのです。
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