電脳筆写『 心超臨界 』

ひらめきを与えるのは解答ではなく質問である
( ウジェーヌ・イヨネスコ )

奴隷的欲望には際限がない――ひろさちや

2024-03-13 | 03-自己・信念・努力
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そもそも人間がもっている「欲」ということを考えてみてください。お釈迦さまは人間の欲望には二種類あると言っています。ひとつが自然的欲望で、もうひとつが奴隷的欲望です。その違いはどこにあるかというと、自然的欲望は、それが充足すれば解消されるものです。たとえば、オシッコです。放尿したいという欲求はそれが解消されれば自然になくなります。


◆奴隷的欲望には際限がない

『ひろさちやの幸福論 お釈迦さまの肩へ』
( ひろさちや、光文社 (2001/7/1)、p180 )

そもそも人間がもっている「欲」ということを考えてみてください。お釈迦さまは人間の欲望には二種類あると言っています。ひとつが自然的欲望で、もうひとつが奴隷的欲望です。

その違いはどこにあるかというと、自然的欲望は、それが充足すれば解消されるものです。たとえば、オシッコです。放尿したいという欲求はそれが解消されれば自然になくなります。

お腹がすいたとき、ご飯を食べれば食欲は満たされ自然になくなります。満腹なのに、もっともっととすすめられたら、今度は腹が立ってしまうでしょう。

では、奴隷的欲望とはどんなものなのでしょうか。たとえば、年収として1千万円欲しいと願っていた人が、それを実現させたとしても、「ああ、よかった」では終わりません。「できたら3千万円、せめて2千万円・・・・・・」という具合になってしまいます。

つまり、どんなに満たされても充足されないのが奴隷的欲望です。満たせば満たすほど欲望が膨れあがるのです。
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1 コメント

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なるほど (ハリック)
2004-11-27 12:14:56
この本はおもしろそうですねー。



奴隷的欲望の渦巻く中で生きていると、本当の目標を見失う、ということでしょうか。



以前、人間の欲求の第一番目は、生理的欲求(衣食住等で、自然的欲望に当たると思います)で、二番目が子孫保存欲求(性的欲求で、子孫を保存しようとする欲求)というのを読んだことがあり、その時はそれで納得していましたが、今回のこの本も、また現代人の性質をうまく捕らえているみたいで、納得してしまいました。
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